第4話 ユー
ユーファミリーに拉致され労働を強いられることになった私は労働者たちと一緒にそれぞれの独房のような部屋に入れられていく
「………!」
独房のような部屋に入れられた私はポケットに入れてあった石を閉まろうとしている扉に向けて投げ込む
扉は石を挟み、閉まりきらないと認識したのか開いていく
暴走族「なんだ?故障か?」
暴走族が扉に近づいて来た…
今しかないな
「!」
暴走族「ぐぁ!」
私は顔を出して来た暴走族を中に引きずり込み首を折る
暴走族「どうした!?」
「…!」
暴走族「うっ!」
首を折った暴走族の銃で声を聞き出てきた暴走族を撃っていく
私は次々と部屋のロックを解除していき労働者を解放していく
男「ありがとうよ…てめぇら!逆襲だ!」
労働者「「おおおおお!」」
そう言うと男は労働者を率いて暴走族を蹴散らしながら外へと走っていった。
私も彼らを追って外を出ると
銃弾の中、脱走を試みる者達や暴走族と撃ち合いをする者達等が確認できる。
男がユーファミリーのアジトに乗り込んでいるのが見えた
「!……」
加勢をしようと追ってアジトに入るが、遅かった
「…」
アジト内は死屍累々でむせかえるような臭いが支配していた…
男「…ぅ…」
「…大丈夫か?」
男「見ろ…あの青髪のガキを…あれがユーファミリー首領のユー…だ…殺してやったぜ…ざま…ぁ…ねぇ…」
男は倒れている青髪の少年?を指差し息を引き取った…
机に置かれている袋から輝く石が確認できる
その袋を持って立ち去ろうとしたら
ユーファミリー「貴様がユーを!」
駆けつけて来たユーファミリーに見つかってしまった
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