第15話 ジグザグ
昨日は、悠希が幼馴染みの勇乃 悠希だったことがわかってとても嬉しかった。
でも、みんなで喜んでいたとき、悠希が苦笑いしているような気がした。
私たちと会わない間に、なにかあったのだろうか?だとしたら、相談にのってあげたいなぁ。
「おはよう、優花!」
「あっ、明莉、おはよう!」
「昨日は、本当に良かったね。」
「ほんとほんと、私たち3人揃うって、凄くない?こっから、もとの関係に戻れるといいね!」
私のその言葉を聞いた瞬間、明莉は、暗い顔になった。
「優花、覚えてないの?
悠希が転校した本当の理由。」
「えっ?」
「あっいや、なんでもない,,,,,
もとの3人に戻れると嬉しいよね!」
ん?悠希が転校した本当の理由?
そんなのあったっけ?
もしかして、私のせいで、転校したとか?
いや、それはないよね。
だっ、だって、私たち3人は、昔から、すごい仲が良かったんだもんね。
そのこと考えると、苦しくなった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます