第12話 優花の初恋
悠希の告白問題から、1週間が経った。
悠希は、告白を断ったあと、陽菜と、友達になることにしたらしい。
悠希が陽菜の告白を断って、私の心の奥には、"安心"という気持ちがあったような気がした。
何でかは、わからなかったけど、今までと同じように生活ができている。
多分、私の幼馴染みの悠希と似ていたからだ
と思う。
「ゆぅかぁ、おふぁよー,,,,,」
「おはよう、明莉。
眠そうだね、どうしたの?」
明莉が、背伸びしてよって来た。
「どうしたの?、じゃないよ、優花、勉強したの?」
「,,,,,なんのこと?」
私がボケー(゜ρ゜)としているのを見て、明莉はあきれたのか、続けた。
「今日、数学と国語の文法のテストだよ。」
「,,,,,,,,,,,,,,,あっ,,,,,,,,,,,,,,,」
「やっと思い出した?まぁ、その調子じゃ、テス勉してないみたいだね。
よしっ、勉強の協力をしてあげようではないか。」
「ありがとうございます、ありがとうございます、明莉さまのおかげでございます。」
「くるしゅうない、くるしゅうない。」
何?この茶番、まぁいいや、明莉はマジで神!神様!ありがとう!
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