第10話 相談

「相談って、何?」

首をかしげながら、聞いてみた。

「騒がないでね。

実は、陽菜ちゃんに昨日、告白されて、でも、相談できる女子があんまりいなかったから、二人に相談しようと思って,,,,,」

えー!あの陽菜に告られたの⁉️

一樹と付き合ってたって、噂になってた!

あの学年三大美女の!

「で?返事は、どうするの⁉️」

「えっえっと、ノ、ノーで。」

「えっ?マジで?!」

おもわず、大きな声が出てしまった。

「ちょっ、声大きい。」

「あっ、ごめん。なんで?」

「僕には、心に決めた人がいるから、だから、❌にすることにしたんだけど、断ったら、どうなっちゃうのか、わかんなくて。」

あぁ、それで私たちに相談を,,,,,

いや、私は、漫画のあるある以外、フォローは、できないんだよ!

「それなら、明莉に相談したら?私より詳しいだろうし。」

よしっ、このまま明莉に,,,,,

「いや、二人に聞いてほしいんだ。

人によって意見が違うから。」

えっ?まぁ、そうだよね。

そういえば、こんな感じの話が、ココロからにもあったような。

そのとき、優二(ゆうじ)君は、どうやって断ってたっけ?

「あっ、無理そうだったら、乗ってくるなくてもいいんだよ。

自分でどうにか、するから。」

「あーもーそうなるんだったら、その話は、乗るしかないよ。

ねっ、優花。」

あっ、もうこれ、強制的にやらされるな。

「えっ、あっ、いいよ👌」



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