38.あなた「それじゃあ、クラ子、学校でな」
ヤンデレ「バイバーイ」
クラ子「うん・・・じゃあね・・・「」君!またね!「妹」ちゃんもね!」
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てくてくてくてく
クラ子「あーあ・・・「」君に告白できなかったなあ・・・折角勇気出したのに・・・。「妹」ちゃんが邪魔するから・・・何で邪魔するかね~・乙女が一世一代の勇気を振り絞って、告白しようとしていたのに・・・」
クラ子「「妹」ちゃん、やっぱ、あの子、おかしいわ。何で、あたしの告白を邪魔するかな~。絶対、狙って邪魔していたよね・・・というか、あたしが告白しようとした時に、都合良く現れていたし・・・もしかして、尾行してた・・・!?」
クラ子「・・・・・・う~ん・・・何か、あったま来て来た・・・。流石にさぁ・・・邪魔するのは酷くない?・・・あたし、結構勇気だしてたし・・・」
クラ子「・・・・・・何かむかつくから、「」君と「妹」ちゃんの後をつけてみようっと」
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ヤンデレ妹「えへへ~♪お兄~ちゃん♪お兄~ちゃん♪」ギュウ
あなた「・・・おい・・・一応住宅街なんだから・・・抱き着くなっての」
ヤンデレ妹「嫌でーす・・・♪、恥ずかしがらなくても大丈夫だよ♪私達、兄妹なんだもん♪」スリスリ
あなた「・・・はぁ・・・。お兄ちゃんは、お前の将来が心配だ。・・・ちゃんと兄離れして、大人になれるかどうか・・・」
ヤンデレ妹「心配いらないよ・・・お兄ちゃんと私は、ずっとずっと家族なんだもん。大人になってもずっとね」
あなた「そりゃ、家族さ・・・。家族だけどさ・・・」
ヤンデレ妹「ねえ・・・お兄ちゃん・・・公園寄ってかない?」
あなた「公園・・・?またどうして・・・?」
ヤンデレ妹「何となく。・・・ねっ?良いでしょ?」
あなた「ああ、まあ・・・いいよ・・・」
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テクテクテクテクテク・・・
あなた「ふうー・・・ふう・ー・・・」
ヤンデレ妹「・・・お兄ちゃん・・・どうしたの?」
あなた「・・・いや・・・何か・・・息が苦しくてさ・・・」
ヤンデレ妹「大丈夫?お兄ちゃん・・・?」
あなた「大丈夫、全然平気だから」
あなた「(おかしいな・・・何か、歩いている内に、気分が悪くなって来た・・・)」
ヤンデレ妹「・・・もう少しで公園だから、そこまで歩いて、少し休もう・・・ねっ?」
あなた「ああ・・・」
あなた「(そう言えば、前、倒れた時も、公園に行った時だったよな・・・)」
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♦公園
妹友「・・・・・・・・・」(ブランコに座っている)
妹友「(・・・休日、何もする事が無いけど・・・「」の事ばかり考えていたから、つい、公園に来てしまったでち・・・。本当は、「」さんの家に行ってしまいたい気持ちだけど、ストーカーみたいだし・・・それに「妹」が怖いし・・・)」
妹友「(昨日は・・・「妹」・・・本当に怖かったでち・・・あんな事言われるなんて・・・)」
♦昨日の通学路
ヤンデレ妹『・・・もう絶好だね、妹友ちゃん』
妹友『・・・絶好・・・何・・・を・・・?・・・きゃっ!』ガシッ
ヤンデレ妹『・・・私からお兄ちゃんを奪おうとしようとする人なんて、絶好しか無いよ・・・』
妹友『・・・何・・・?「妹」・・・?胸倉をいきなり掴んで・・・ちょっと苦しいよ・・・苦しいでち・・・』バタバタ
ヤンデレ妹『・・・騒がないで・・・』ギラッ
妹友「・・・何それ・・・いきなり首筋に何かを当てて・・・・・・カッター・・・?』
ヤンデレ妹『・・・・・・もう、お前とは絶好だから・・・・・・二度と私とお兄ちゃんに近寄らないで・・・』
妹友『・・・何を・・・言って・・・「妹」やめるで・・・痛っ!』チクッ
ヤンデレ妹『・・・カッター・・・ちょっと薄皮切っちゃったね・・・これ・・・ちょっと、力を籠めたら・・・妹友ちゃん・・・死んじゃうと思うよ・・・?』
妹友『・・・・・・本気なんでちか・・・?』
ヤンデレ妹『本気だよ・・・お兄ちゃんに近寄るゴミは遠ざけないとね・・・』
妹友『・・・・・・・・・・わか・・・った・・・でち・・・」
ヤンデレ妹『ふんっ』パッ
妹友『・・・はぁ・・・はぁ・・・』
ヤンデレ妹『・・・じゃ・・・私、先に学校行ってるから・・・もう私とお兄ちゃんに近寄らないでね・・・他人さん・・・?』タタタッ
妹友『・・・・・・・・・・・・・・』
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