37.♦帰り道

クラ子「ふーん♪ふん♪ふーん♪」テクテク


あなた「何だ?・・・やけにテンション高いな・・・」テクテク


クラ子「君が低すぎるんだよ♪「」君。若いんだから、もっと元気出さないとダメだぞ♪」バシバシ


あなた「いててっ!叩くな叩くな!!」


クラ子「えへへ・・・♪」ガシッ


あなた「んだよ?また、急に腕を組みだしたりして・・・」


クラ子「なんでもないでーす♪」ギュ~


あなた「・・・おいこら、抱き着くな、ふざけるにしても、もっとマシな所でふざけろよ。ここ路上なんだが」


クラ子「細かい事気にすんなよ♪もっと青春しようぜ♪「」君♪」


あなた「お前なあ・・・・・・・・・こんな事してたら、周りの人達に誤解されるぜ?」


クラ子「誤解・・・・・・・・・・・・?どんな・・・・・・・・・・・・・・・・・?」


あなた「え・・・ええと・・・。それはその・・・さ・・・・」


クラ子「・・・・・・・・・誤解・・・・・・・・・・じゃないかもよ・・・?」


あなた「え?」


クラ子「・・・・・・・・・あたしは・・・・・・・・・「」君の事がさ・・・」


あなた「え?・・・何だ・・・?」


クラ子「・・・・・・好・・・「うわあ、変質者が居るよ!」


あなた・クラ子「「!!」」


ヤンデレ妹「人が往来する道で、何してるの?お兄ちゃん達、変質者みたいだよ?」


あなた「・・・・・・い「妹」ぉ!!!何でここに居るんだ!!!!」


ヤンデレ妹「暇だったから散歩してたの・・・そしたら、公道で変質者みたいな人を見つけたから近づいたら、お兄ちゃん達だったから・・・・びっくりしたよ」


クラ子「え・・・あ・・・(赤面)」


あなた「・・・いつからそこに・・・いつから、俺達の事見てたの・・・?」


ヤンデレ妹「クラ子さんが、お兄ちゃんに腕組んできた所から」


あなた「・・・うわぁ・・・」


クラ子「あわ・・・あわわわ・・・っ」


ヤンデレ妹「ダメだよ。こんな所で、はしたない真似して・・・妹として、恥ずかしいよ!お兄ちゃん。ぷんぷんっ!」


あなた「・・・そりゃあ、悪かったな」


ヤンデレ妹「うん、とっても悪いよ!」


クラ子「・・・「妹」ちゃーん・・・大人同士の付き合いに水を差したらダメなんだぞ☆」


ヤンデレ妹「大人って・・・高校生じゃん・・・」


クラ子「あと2年もすれば大人よっ!・・・・ほらっ!子供は帰った帰った」


ヤンデレ妹「嫌でーす・・・。お兄ちゃんが、悪い人に連れていかれそうだから、妹として、お兄ちゃんを守りまーす」ギュッ


あなた「うわっ!「妹」っ!抱き着くな!腕を組むな!」


ヤンデレ妹「大丈夫大丈夫。私達は家族だから、何もおかしい事無いよ!そこの人と違ってさ」


クラ子「・・・そこの人って・・・「妹」ちゃーん・・・年上の人に対しての態度ってものがなってないんじゃないかなあ・・・?」ピキピキ


あなた「おい・・・二人共、やめろ・・・。こんな所で喧嘩すんなよ・・・」

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