32.◆自宅

あなた「ただいま~」


ヤンデレ妹「ふ~・・・ようやく、帰宅したね・・・えへへ・・・お兄ちゃんっ」ガバッ!


あなた「お、おいっ・・・帰ってそうそうなんだよ。急に抱き着いて・・・」


ヤンデレ妹「えへ~・・・♪お兄ちゃん、お兄ちゃん」スリスリスリ


あなた「こら、よしなさい。学校から帰ってきたんだから、まずは制服を着替えなさい」


ヤンデレ妹「はーい・・・」





♦リビング


あなた「この動画・・・あっはっは・・・面白い面白い(ソファーで寝そべりながらタブレットで動画を視聴)」


ヤンデレ妹「面白いねえ、お兄ちゃん(あなたに密着しながら動画を視聴)」


あなた「・・・・・・なあ、「妹」」


ヤンデレ妹「ん~?なぁに?」


あなた「どいてくれない・・・?熱いよ」


ヤンデレ妹「やだよ~・・・だって私達家族だもん・・・スキンシップしなきゃ・・・」


あなた「(いつもスキンシップしてくるけど、今日はやたら、ひっついてくるな・・・何か妙に薄着だし・・・)」


あなた「邪魔邪魔・・・」グイグイ


ヤンデレ妹「お兄ちゃん~・・・意地悪しないで~。引きはがさないで~」


あなた・ヤンデレ妹「わぁ!」バタン




あなた「いてて・・・ソファーから落ちて・・・・・・・あっ・・・?妹・・・」


ヤンデレ妹「・・・・・・」


あなた「(ソファーから落ちた勢いで、「妹」を押し倒している態勢に・・・しかも・・・俺の手・・・妙に柔らかい感触が・・・」


ヤンデレ妹「・・・お兄ちゃん・・・」


あなた「(・・・俺の手に感じる柔らかい感触は、「妹」の胸だった・・・俺の手が妹の胸をわし掴みしていた・・・)」


あなた「うわっ!!ごめん!!マジでスマン!!「妹」」バッ!!


ヤンデレ妹「え・・・?いや・・・どうしたの?お兄ちゃん・・・」


あなた「いや・・・俺・・・お前の胸・・・触っちまってたし・・・」


ヤンデレ妹「・・・ふふっ、いいよぉ・・・お兄ちゃん。私達、家族なんだから、そんな事気にしないでよぉ」


あなた「・・・いや、しかし・・・」


ヤンデレ妹「家族だもん・・・ねっ?」ニコッ


あなた「・・・・・・家族?いやっ、家族でも、気にしないといけない範囲だよ、そこは!」


ヤンデレ妹「・・・・・・水臭い事言わないでよ・・・私、そういうの、悲しいよ?お兄ちゃん」


あなた「・・・・・・そ・・・そうかぁ・・・?」


あなた「(・・・胸触ったら、流石に家族と言えど、それはいけない事だろう・・・・・・でも、こいつ、ブラコンだから・・・まったく気にしない・・・)」


ヤンデレ妹「・・・これぐらいただの、家族間のスキンシップなんだから・・・ねっ?お兄ちゃん、触って(あなたの手を自分の胸に導き触らせる」


あなた「お馬鹿さん」(チョップをする)


ヤンデレ妹「ぐえっ」


あなた「ませた事言うんじゃありません」


ヤンデレ妹「むむ・・・私はただ、お兄ちゃんが水臭い事言ったから、指摘しただけなのに・・・」


あなた「・・・・・・それより、そろそろ、宿題をしないといけない時間だな・・・「妹」、今日の宿題は、どれくらい貰った?」


ヤンデレ妹「ええっ・・・もう、勉強するの?・・・やめようよ・・・もっとダラダラしようよ・・・」


あなた「だめだめ、時間にだらしなくダラついていたら、いつまでもダラダラするんだから、ほらっ、立ち上がりなさい」


ヤンデレ妹「やだ~・・・」

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