第2話 中2の初回

 担当者

 「コール小隊」

 白夜

 「はいはい」

 担当者

 「少年兵か、コール2は?」

 白夜

 「俺だぜ?」

 担当者

 「そうか、白兵の猛者と聞いたが、まあいい」

 白夜

 「なんだ?」

 担当者

 「新型のテストパイロットが決まった」

 白夜

 「へー」

 担当者

 「博士」

 白衣を着た若い女性、顔は美人、スタイルは良好、特にバストサイズが大きい。

 博士

 「君がグリペンで白衣を仕掛けたパイロット君?」

 白夜

 「ああ、だって突撃役だし、接近して白兵だ」

 博士

 「そう、予想と違うのね」

 白夜

 「悪かったな」

 博士

 「普通は成人した男性の猛者が担う役割でしょう?」

 白夜

 「まあな、代わりにグリペンだからステルス性能があるぜ?」

 博士

 「そう、新型のテストだけど、機体は?」

 担当者

 「遅れてます」

 博士

 「じゃあ、説明から」

 白夜

 「了解だ」

 博士

 「二足歩行兵器は航空戦闘機がモデル、この対に主力戦車がモデルもあるのよ」

 白夜

 「初耳だ」

 博士

 「そうね、どちらかと言えばマイナーな兵器ね」

 コール1

 「役にたつの?」

 博士

 「そうね主力戦車モデルは一機当たりのコストが低く、850万ドルよ」

 白夜

 「すげえ」

 コール3

 「大丈夫なんかい?」

 博士

 「大丈夫よ、主力戦車モデルは安価、また主砲性能が特徴で、防御性能が自慢よ」

 白夜

 「へー」

 博士

 「私の新型はM1エイブラムスがモデルよ」

 白夜

 「なんか強そう」

 コール1

 「アメリカ製かい」

 博士

 「ええ、新型がこないわね」

 担当者

 「遅れてますな」

 新型を待つ30分後、機体収納貨物車両牽引車が入り、格納庫に貨物が置かれた。

 博士

 「白夜君、あれが新型のM1エイブラムス」

 白夜

 「なんか、航空戦闘機モデルより、好み!」

 担当者

 「だろうな」

 新型に乗り換えた後、照準性能、運動性、機動性、軽量モデルを愛用していた為に重量級モデルは苦手な扱い。

 豊富な性能テスト、この性能の中心は主砲性能、他に装甲性能。

 120㎜バズーカ、100ライフル砲、90㎜アサルトライフル、80㎜マシンガンが選択武装。

 シールド、攻撃用シールドを愛用。

 白兵用ナイフ、アックス、ロングナイフ、ソード、ナックル、ロッドを愛用した。

 新型の性能から、試しに買ったコール1、コール3。

 地上戦に満足した性能と値段、この水陸両用もテスト、この性能と値段から、推進モデルとなる。

 白夜

 「あの博士、このM1エイブラムスを最軽量と白兵用に改造して」

 博士

 「換装したら白兵モデルよ」

 白兵モデル、重装甲と追加装甲を着た両手剣を握ったモデル。

 アフリカの大地に白兵モデルが冴えた戦い。

 博士

 「完全に使いこなしてるわね」

 担当者

 「驚いた」

 コール3

 「腕はいいだがな。貧乏性なんだよ」

 コール1

 「すっごいケチなんさ」

 博士

 「成る程、なら安価な砲弾と安価な散弾砲を組み合わせた安価モデルがいいわね」

 コール3

 「買うだろうな」

 安価な砲弾の安価な散弾砲を装備、この他に初回用に安価なミサイルランチャーを装備。

 コール2こと白夜機はM1エイブラムスに乗り換え、白兵モデルを愛用、散弾砲を愛用、安価なミサイルランチャーを愛用、この強襲、水陸両用作戦、破壊工作、潜入工作が多用された。

 

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