高木瀾(4)
「ごめん、瀾ちゃん、ドローンや車の遠隔操作出来る人、全員叩き起して」
拠点に戻るなり、
博多から連れて来た応援を知らない奴に紹介しようとしたが……タイミングを逃した。
「どうした?」
「安徳セキュリティ本社を見張ってるドローンが複数台居る」
私は頭の中で計算。
それらのドローンを全て、こちらで回収するのと、警察に回収させるのの、どちらが得策か……。
「何台だ?」
「4台から6台」
「関口、笹原、すまんがトラックに地上走行型と攻撃機能付きの空中型のドローンと『金網』をありったけ詰んでくれ。それが終ったら、現場に向かってくれ」
「
「
「ドローンの遠隔操作は、今から出すトラックを中継器にして行なう。レナ、緋桜、お前達もドローン操作を頼む」
「
「
私は関口達が現場に着く間に、手が空いてそうな仲間に連絡、そして……。
「よし……ドローンを全部、車の外に出してくれ。空中用も地上用もだ」
私はヘッドマウント・ディスプレイを装着した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます