エピローグ


ツクヨミ財団データベース

・アマテラス

 元々、東京と呼ばれた都市。

 隕石群の飛来によって千人規模の壊滅的被害を受けた。

・心因性現実希釈症候群

 隕石群を見た事により発症した異能の総称。

 世間一般では「トラウマ」の通称が流れている。

・変化過程

 第一次変性ファーストフェーズ

  ――異能の発現。

 第二次変性セカンドフェーズ

  ――現実強度の薄弱化。

 第三次変性サードフェーズ

  ――幻想領域の取得。

・カグツチ隕石群

 東京に降り注いだごく一般的な隕鉄。

 あらゆる検査を通しても異常は見当たらなかった。

・カグツチ試験

 3Dホログラムを用い疑似的にカグツチ隕石群を再現したモノ。成功率(心因性現実希釈症候群発症率)は五割。

・イザナミ複製体

 被検体の異能による人体の複製実験。成功率は高く、その数は千人規模に及び、東京もといアマテラスは表面上の復興を遂げた。兵士や財団職員の生命管理担当にあたる。

・イザナギ計画

 イザナミ複製体を「新人類」として宇宙へ放逐し新天地にて新たな人類文明を築こうとした計画。しかしこれはカモフラージュであり。その実体は異能量産計画の理由付けでしかなかった。

・ニニギノミコト

 宇宙エレベーターの正式名称。

・クサナギノツルギ

 宇宙ステーションに備え付けられた対星砲。

 異能技術独占のため、諸外国への牽制を目的に建造された。

 これの建造にもまた心因性現実希釈症候群が関わっている。

・アラハバキ

 反ツクヨミ財団を掲げる武装集団。

 しかし、その実態はツクヨミにとって邪魔な財団内部のモノを排除するため作られたマッチポンプである。

・スサノオ

 未だツクヨミ財団は心因性現実希釈症候群量産化計画を止めてはいない。

 そこで新たに反ツクヨミ財団を掲げる武装勢力が現れた。

 それがスサノオ。

 首謀者の名前はセツナとされている。

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幻想強度のレイジングソウル 亜未田久志 @abky-6102

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