第4話 日常のイライラ?

 さて、これから書こうとしていることは私のごく個人的なことなので、どうぞ読み捨てにするくらいのおおらかな気持ちでよろしくお願い致します。


 暑いですね。新型コロナの感染は急速な拡大に転じていますし、物価は上がるし賃金はさほど上がらないし、記録的短時間大雨情報にも注意しなければならないし、マスクは鬱陶しいし体重は増えるし湿度は高いしお偉いさんほど汗かかないし…私を取り巻く環境はストレスだらけ。

 じゃあ楽しいことはなんでしょうと考えてみれば…大谷さんが勝利した、大谷さんがホームラン打った、大谷さんが盗塁した、大谷さんが…って大谷さんばっかりじゃないか! 

 ただ、大谷さんの活躍を見るのは楽しいのですがこれも両刃の剣で、次は勝てるだろうか、打てるだろうか、怪我しないだろうか、他球団に移籍するようなことがあっても二刀流は続けられるのだろうか、なんて心配事も多いわけで。余計なお世話なのですが勝手に若干のストレスになってますね。


 どうなんでしょう、私はイライラしやすい人間なのでしょうか。

 泰然自若、冷静沈着、クールガイ(?)を理想に生きていきたいと願っている私が、もしそうであるとしたならばこれは忸怩たる思いを禁じ得ません(合ってますか、この日本語)。

 私が日常で大なり小なり感じているイライラとはなにか? 抽出してみましょう。


・カーテンから差し込む朝日が眩しすぎる。(そんな朝もあります。)

・まだ温かくなっていないシャワーの冷たい水が、浴室の床や壁に跳ねて飛沫になりビミョーに足にかかる。

・歯磨き粉が「ぷすっ」と吐息を漏らしてカラになる。

・電子レンジの加熱が足りず冷たい部分が残る。

・NHKの朝のニュースで人工音声がニュースを読む。(明らかに人工音声とは気づかないほどに技術は向上しているが、抑揚が薄く違和感を感じる。なんとなくささくれている朝に人工の声は聞きたくない。)

・100%いらない広告チラシがドアポストに押し込まれる。

・娘が起こさないと起きてこない。

・職場のネット環境が悪くシステムがなかなか立ち上がらない。しかも時々ネットと切断される。

・職場で昼食に誘われ並びたくないのに店に並ぶ。(並ぶのが嫌いです。)

・シカが隣の中学校の校庭を群れをなして走っている。(冬限定。)

・避ける気配のないカラス。(ヤツらは間合いを見切ってます。)

・冷房が嫌いな専務との専務室での打合せ。

・オフィスの風通しが悪く、冷房をつけるかどうかで迷う。(専務への忖度。)

・オフィスの風通しが悪く、突然期限付きの仕事が襲い掛かってくる。(専務の怠慢。)

・衝撃など与えていないはずのビール缶からビールが溢れ出る。

・見ないふりをしていても伸びる雑草。

・洗わないと使えない食器。

・単身赴任の部屋でも湧いてくるホコリ。

・点の入らないサッカー。(もう手を使いなさいよ)

・ラグビー。(後ろにパスしながら走るなんて非効率。でもラグビーは大好き!)

・立ち合いで駆け引きが過ぎる大相撲。(行司さんがイライラしてます。)

・ストレス解消のためにやっている絶対に勝てる野球ゲームに負ける。

・テレビの裏面にあるイヤホンジャックにプラグを差し込もうとするが、絶対に挿し込めない。

・スマホの文字が小さくて読みにくいのに文字を大きくしたくない。

・鏡面になったガラス窓に映る自分を目の端に捉えてぎょっとする自分。

・居間の照明を消して寝室に向かう途中、暗闇で足の小指をぶつけて悶絶する自分。

・寝室についてから居間の照明を消せばいいのにそれを頑なに拒絶する自分。

・冷たい足が一向に温まらない。

・寝ながらYouTubeを見ていると突然スマホが顔面に落下してくる。

・寝ている時間が勿体ないので早朝から起き出すが昼間に落ちる。(休日の話です)


 …こうして書き出してみると、実にクダラナイことばかり。

 でもおかげでいくぶんスッキリしたというか笑っちゃったというか。まぁこんなことでイラついてるってことは、逆に言えば概ね平和に暮らしているということでしょう。

 まるでタメにならない話にお付き合いくださり有難うございました。と同時にお時間を浪費させてしまったことに対しお詫びを申し上げます。どうも済みません。

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