第8話 和風流忍具術

まずは少し離れて様子を見るか


そして離れようとした瞬間に一瞬でグリフォンが忍に詰め寄る


「その図体でその速さは反則でしょ!」


グリフォンから離れようとしてもすぐに詰め寄られる


「このままじゃジリ貧だな、じゃあ和風流忍具術を使ってみるか、スキルとして使うのは初めてだけど使ってみるか」


そして忍はその場で止まり刀を握る


グリフォンが近くに来た時に刀の刃が光った


『和風流忍具術 刀の型 赤城颪あかぎおろし


ほんの一瞬でグリフォンの体の至る所から血飛沫が出る、そして我空の方に振り向く


「これで終わりでいいですか?」


「すごい!」


水彩がビックリしてるみたいだ

そんな水彩も可愛い!


「すごいけどまだ終わってないよ」


「えっ!」


後ろを向くと既にグリフォンからは血が出ておらず立ち上がっていた


「グガァーーーーー!!」


やばい少し耳鳴りしてるかも


忍が耳を押さえているその隙にグリフォンが足で忍を掴む


「うわっ!ちょっとストップ!飛ぶのはやばいってー!」


忍を掴んだままあっという間に地面から一キロぐらい離れた


「ちょっとまてよ!まさかこの高さから落とすつもりか!」


するとグリフォンがうなずく


「そんな時だけ反応すんな!ってうわーーーーーーーーー!」


そんな事を言ってる間にグリフォンに離された


「たしかこんな時に使える忍術があった筈だ!」


それが何か思い出そうとするが中々思い出せない、思い出そうとしている間にもだんだんと地面に近づく


「あっ!思い出したぞ!」


『和風流忍術 飛鳥風あすかかぜ


すると忍の体がだんだんと浮かび自由に飛べるようになった


「ふうー、これでひとまず安心だ、だがあのグリフォンまた近づいてきてる」


グリフォンがこっちを確認してビックリしていたがトドメを刺そうと言わんばかりにもの凄いスピードで近づいて来ている


「空中戦は不利だがやるしかないな、行くぞグリフォン!」


忍からもグリフォンに近づいく


「くらえ!」


すると忍は刀に手を掛ける


『和風流忍具術 刀の型 山颪やまおろし


グリフォンに二つの刀を使い回転するように突撃する


「グガッ!」


当然のごとくグリフォンの体を切り刻みグリフォンは気絶した


『和風流忍術 飛鳥風』


そして忍術を使ってグリフォンを浮かせた


「ふぅ、こっちも疲れた」


グリフォンを倒して、安心しながら元の場所に戻った






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武家生まれの高校生ハンター 〜忍者の血筋ここに爆誕!〜 熊の蹄 @yuuyou8192

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