第7話 大空我空

150cmぐらいの子供がいた


「君が伊佐の息子かな?」


「伊佐?あっ!親父のことか!確かに親父の息子だけど?」


「やっぱり初対面の人だと子供に見らるんだよね」


何が何なのか全く分からない


「水彩ちゃん僕が誰なのか教えてあげて」


「この方は五大武家の大空家当主 大空我空おおぞらがくうさんです」


「えっ?大空家って五大武家だったっけ」


「5年前に五大武家選抜大会で4位に入って五大武家に入りしました」


「そうなんだ」


「すごいでしょ、こう見えても僕は強いんだからそれに僕は君のお父さんと同い年だよ」


「俺の親父が確か今43歳だから、えー!あなたも43歳!」


「そうだよ、よく若いっていわれるけどね」


「全然見えねー、でも何でそんな人がこの学校にいるんだ?」


「我空さんはこの学校の校長をしてるんだよ」


「校長!そんなに偉いのか」


「まぁそれはいいとして、入学したんだから早く実力検査を始めるよついてきて」


部屋を出てすぐ近くの広場に向かった


「ここは授業で主に模擬戦をする場所として使われているからある程度の威力のある攻撃でも多分大丈夫だよ、あと武器は自分の使いなれた物を使えばいいよ」


「て言われたって俺の愛刀は刀匠の人に預けてまんまだしなー」


「あのーお義父様からこれを渡せと言われたんですけど」


「それは!おれの愛刀の風来丸と雷帝丸じゃないか!ありがとう水彩!」


抱きつくと水彩の顔が真っ赤になった


「そっその!顔がちっ近いです!」


「ちょっと!イチャイチャしてないで早く来てよ!」


「分かりました、というか俺の相手は誰?」


「この子だよ」


そう言って後ろからでけぇー鳥っぽい奴が来た


「どうだ驚いただろ、この子はグリフォンのグリちゃんだよ」


ほとんどそのままかよ


「まぁ精一杯頑張らせていただきますよ」


「じゃあルールとして降参したら負けね」


「はいよろしくお願いします」


「水彩ちゃん合図だけよろしく」


「分かりました」


静かに武器を構える


「模擬戦始め!」

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