第5話 ハンター育成特異高等学校
ピンポーンピンポーンピンポピンポピンポーン
「うるせぇな、こんな朝っぱらから」
「忍さんはいらっしゃるでしょーか」
「はーい、今行きます」
朝っぱらから俺になんのようなんだよ
そう思いながら玄関の扉を開ける
「どちら様でっ!」
ドデカイ車と見覚えのある綺麗な人がいた
「お久しぶりですね忍さん」
「久しぶりだな
「ハンターになったと聞いたのでお迎えに来ました」
「迎えに来た?」
「あら、お義父様からお聞きになってないんですか」
「親父がまた何かしたのか!」
「えっと、実は忍さんには今から空中都市アマテラスにあるハンター育成特異高等学校に転校するようにあなたのお義父様から母を伝って私にお迎えするようにお願いされましたので」
「何やってんだよ!あのクソ親父!」
「それと忍さん」
「あと何かあんのか」
「実は私と忍さんの婚約が決まりました」
「えっ!えーーーーー!」
そこで脳内が一瞬停止した
「あのー私じゃ不満ですか?」
まっ眩しい!綺麗すぎて見れない!
「そっそんな事はないけど、水彩は嫌だろ!」
「別に問題はありませんけど?」
「えっそっそれならいいけど解消したい時は言えよな」
「はい、分かりました」
やっとあなたを捕まえたのに解消なんてしませんけど(ボソボソ)
「何か言ったか?」
「いや何もありません、それよりさっさと向かいましょう」
「そうだな」
そう言ってドデカイ車に乗り込む
「何でこんなにでかいんだ?」
「それはですねもうすぐ分かりますよ」
ニコニコしながら言った
やっぱり可愛い
「運転手さんもう出してもいいですよ」
「分かりましたお嬢様」
すると車が宙に浮いた
「ビッビックリした!空を飛ぶのかこの車!」
「私も初めて乗った時本っ当に!ビックリしたんですよ!」
やっぱりニコニコしている水彩は可愛い俺の婚約者には勿体ないぐらいだ
「すみません!はしゃぎすぎました!」
「はっ!はしゃいでる水彩も可愛いよ!」
二人同時に顔がボンッ!と赤くなった
「お嬢様が本っ当に大きくなりました!執事長として誇りに思いますー!」
「セッセバスチャン何を言っているんですか!」
「お嬢様、セバスチャン大変感服しました!安心してください後で智水様にもご報告いたしますー!」
「そう言う意味で言ったんじゃありません」
「本っ当に面白い家系だな水戸家は!」
「何笑ってるんですか!忍さん!」
「だって面白いもん」
「もう知りません!」
プイッてそっぽを向いた水彩も可愛い!
「このセバスチャン!超特急で空中都市に向かいますー!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます