第2話 和風流忍術

「ふぅ、ここがダンジョンか」


思っていたより小さめだな


「これってもう入っていいのか?」


そう言ってダンジョンに入ろうとすると入り口にいた警備員が止めに入った


「おいっ!何かってに入ろうとしているんだ!」


「何って、ハンターだから」


「じゃあ、ハンターライセンスをあそこに通してから入りなさい」


そこには駅にある改札のような物があった


あのクソ親父やっぱりあるじゃねぇか、普通に考えて先に言っておくことだろ


「すいません、忘れてました」


忘れたことにしとこっと


「ならいいが、今度からは忘れないようにしろよ」


「はい!」


そんな事もありながらダンジョンに入った


「なんかザ・ダンジョンって感じだな」


すると前からスライムが来た


「うわっ!なんかリアルのスライムはやっぱり気持ち悪い!」


スライムがいきなりペタッとくっついてきた


「うわっ!気持ち悪い感触!逆に可哀想だから倒すかって、あっ!」


倒そうと思ったが武器を忘れた


「どうしよう、あっ!スキルになんか忍術があった筈だ!」


ステータスを出したがそこからが分からない


「この和風流忍術のとこを押せばいいのか?」


分からないまま一回押してみたらスキルの

説明が書いてあった



『和風流忍術』

春一番はるいちばん

  ・

  ・

  ・


「一番上にあるからこれにするか」


そう言って春一番を押すと技の説明が出た


『春一番』

・春の初めにその年に初めて吹く南寄りの強い風を纏える

・漁師が海難事故を警戒するためにつけたといわれています。


「というか今夏なんだけど、あと一番した書く意味あった?」


スライムは未だに気持ち悪い事をしているだけで全然攻撃になっていない


「まぁいいや使ってみよ、て言うか使い方も分からん!」


その後何分か経ちスライムも疲れたのか休んでいる


「まさか!声に出して言わないとダメなのか!」


あって欲しくない想像をしているがやってみないことには仕方がない


「とりあえず試してみるか」


そしてスライムの方向見た


『和風流忍術 春一番』


すると体に強風が纏われた


「これっスライムの方向見なくてもよかったな、この状態で殴ればいいのか?」


試しに殴ってみたらスライムが木っ端微塵になり体の至る所にスライムの残骸が着く


「気持ちわり〜戦った感じがしねぇ〜、もう帰ろ」


そして家へと帰った



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る