武家生まれの高校生ハンター 〜忍者の血筋ここに爆誕!〜
熊の蹄
第1話 和風忍
とある家での朝
「忍、お前にはハンターになってもらうぞ!」
「嫌だー!」
俺の名前は
「大丈夫だ」
「何が大丈夫なんだよ!」
「ここに判子を押すだけだから」
「結局それかよー!」
「まぁ、安心しろ既に書類は送ってハンターライセンスも貰ってるから」
「はぁー!じゃあさっきのくだりなんだったんだよ!」
「それは毎日恒例になってるから」
「というか普通はハンター試験を受けたからだろ!」
そう普通はハンターになるために受ける必要がある試験、通称ハンター試験を受けなくてはならない
「それは五大武家の特権だ、すごいだろー」
「全然すごくねぇーよ、しかも特権ってズルじゃねぇか!」
「ズルなんかじゃありませーん、特権でーす」
いちいちイライラさせる親父だ
「わかったよ、じゃあハンターになってやるよ!」
「おっ!とうとう諦めたか」
「諦めてねぇー」
「まぁそれはそれとして、ハンターというのは単純にダンジョンに潜ってお金を稼ぐことだ」
「そんなのわかってんだよ、他に何かあるのか聞いてんだよ」
「他にはない!」
「絶対あるだろ!まぁいいよもう」
「あっ!あとハンターライセンスに自分のステータスが出てるから見ておけよ」
「わかってるよ」
「じゃあさっさと学校に行くんだぞ」
「はいはい」
朝にこんな話をさせられて、学校に行く気になるかよ、サボってやる
そう思いながら家から逃げるように走った
「そういや、ステータスを見ろって言ってたなおのクソ親父」
だがステータスの見方がわからない
「ステータスの見方ぐらい教えとけよな!あのクソ親父!」
ハンターライセンスにある変なボタンを押すと出てきた
「はぁーやっと出てきた、どれどれ俺のステータスはどんな感じかなー?」
『和風忍』 ハンターランクF
『職業』
・下級忍者
『ステータス』
攻撃 D
防御 D
魔力 F
魔防 E
頭脳 D
精神 C
幸運 B
『スキル』
・和風流忍術
・和風流忍具術
・隠密
・毒耐性
「基準がわからん!」
これはいいのか?それとも悪いのか?どっちなんだ?
「あれ?かなり時間経ってるじゃん」
ステータスを凝視している間に一時間くらい経っていた
「まぁ、とりあえずハンターライセンスももらったからダンジョンに行ってみるか」
そう言って近くにあるダンジョンに向かう
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