第9話:電話を掛けてくれない


変態紳士の井上さんワールドはまだ続いている

てか、気が付いたら自分もかなり

そのワールドトークに乗ってしまっている・・・



井上さん、自分、純ちゃん3人の変態ワールド

あやかちゃん 他 観客



この図式になってしまっていた



”おいおい、自分も乗ってるやんけっ≡;゜Д゜)”

気が付いてまた、心の中で叫んでしまった・・・



このままでは、変態キャラで終わってしまう・・・



井上さんはのりのり。

純ちゃんものりのり



みきちゃん、沖ちゃん爆笑。

洋君、えりちゃんラブラブ



あやかちゃんは・・・?





笑っていた





良かった

退かれてない

ホッと安心




それにしても時間もそろそろ締め時に

近づいているなぁ

こうなったら

すまん!井上さんをダシに・・・



「井上さんと純ちゃん気が合いますねぇ。電話交換とかしたらどうっすか?」




・・・




うぉ!なんだこのフリっ!ちょっと焦りすぎたし、ちょっと遠まわしすぎたか?




じゃあ、僕らも電話番号を・・・みたいなノリで、

あやかちゃんの電話番号を聞こうと思ってしまった

スマヌ。井上さん・・・('A`)



でも、この強引なフリはまんざらでもなさそうな感じで

「え~?でも教えてもかけてくれる?」

純ちゃんのこの言葉で、



”男の人は電話番号を教えても、電話を掛けてくれない”

と言う話題になった



「気になるから教えるのにね」

っと、あやかちゃんは言う



”気になるから教える?”

気にならないと教えない?当たり前か・・・



「教えて掛けてくれなかったらヤダナ・・・」

あやかちゃんは更に言う



何か自信なさげな感じがするが、

こちらとしては、フツーこんなけ可愛い女の子が

番号を教えてくれれば、10中10人はかけるだろと思った




で、なんだかんだで電話番号を聞くって流れが

うやむやに流れていってしまった・・・






そしてお会計の時間が来て、会計を済ませ店の外に出た






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