第7話:いい子


「か、会社のみんなと仕事の後に飲みに行くって・・・」

苦しめに言った。


あやかちゃんは、首を傾げながら

「会社のみんなと仕事の後に飲みに行く?」




「ほら、あっちで洋君も

ほら、運転手だからコーラだけど沖ちゃんも飲んでるでしょ」



「あ、井上さん飲んでます?」



「ほら、みんな仕事終わった後に飲んでるでしょ?」



「うん、飲んでるね。お疲れ様」

この苦しい返答でも、彼女は笑顔で答えてくれた


「正直者でしょ、結婚してることも言ったし」

苦しついでに言ってしまった


で、やめればイイのに

酔いも手伝って、何故だか結婚生活について熱く語ってしまった


そんな自分にも笑顔で聞いてくれて

さらに、意見も言ってくれている


”いい子だな~”と頭の中で思った


飲んでいたのでトイレに行きたくなり

「あ、ごめん、トイレ・・・」

と言いトイレに行った


そのトイレ帰りに彼女が前からきた

ずっと座っている所しか見ていなかったので

気が付かなかったが、身長も高く(165~168cm位?)

足もすごく長かった

きれいな足にストッキングも眩しい

(自分はストッキングフェチ?)


で軽くすれ違いざまに

「ちょっと酔ったよ」

と自分が言うと


「私も少し酔ったよ」

と彼女も笑顔で言った












「第8話:縛られるのはお好きですか?」       

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る