第5話
シンリィヌ天使協会
当然この国にも天使協会という存在はある。代表がきちんといるためちゃんとしてる
その中の代表室。シンリィヌ天使協会の代表がいた。ここの代表室は他の国とは違う部分がある
まず、観葉植物など植物や花が多く飾っている室内だ。これも全部この代表の趣味で統一されている
朝。代表が目を覚ます。悪魔協会とは違って代表室イコール寝室であった
その代表はどこか気品がある出で立ちでロングの金髪。優しい色の緑の瞳をした代表だった
大天使でもある代表は寝ぼけもなくすっと目を覚まし、立ち上がる
?「…今日も一日。頑張りましょう」
そう言うと代表は寝間着から普段の服に着替える。仕事服、でもある
?「私がここに降り立って早数年ですね。下界の天使達はとても熱心で嬉しい限りです」
朝食をとるためにその代表は寝室から出て下へと降りていく
極寒の地とも言われるシンリィヌ国。しかし、今の時期は夏。普通に暑い日が続く国である
その中で今日もアリア家は朝を迎える。アリアはまだベッドにいた。寝起きは苦労するタイプなのだろうか
そもそもアリアは目覚まし時計を使わないタイプなのでこうやって起きてはベッドでうだうだすることが多い
アリア「うーん…朝…うーん…」
そんなこと言ってるとドアが開き、とある人物がアリアのベッドに向かう
人がアリアの上を覆い被さってアリアを起こそうとする。あまりにも重いもんだからアリアは目覚める
アリア「お、重たい…!」
綾「アリアー!朝だよー!」
その人物とは綾だった。綾は基本的に朝には強い。まだ若いせいもあるのかこうやってアリアを起こそうとしていた
アリア「あ、綾…」
綾「ほら!朝だよ!今日も仕事、あるんでしょ?」
アリアは上半身だけ起こす。綾と見つめる形になっていた。アリアは自然とキスをした
アリア「綾…んちゅ…」
綾「アリア…れろ…ん…」
舌を使ったキスを終えると綾は大きい声で言う
綾「ほら!起きないと!マミヤとえいりとウナが待ってるよ!」
アリア「わ、わかったわ。すぐに支度するから!」
そう言うと綾は任務を終えたのか外に出た。アリアは仕事に行く準備をする
支度を終えるとアリアはリビングに。もう朝ごはんはできてたようだ。マミヤは言った
マミヤ「少し遅いわねアリア?」
アリア「ごめん。ちょっと寝坊しちゃった」
アリアが言うとウナとえいりは言う
ウナ「寝坊、してみたいけどね…」
えいり「朝は仕方ないですよ。こうやってすぐに起きれるのは綾だけですから」
そう言うとえいりは綾のほうを見る。もう既に準備万端な綾がいた
アリア「そうね…でもディープキスしたら目覚めたわよ」
ウナ「そうなんだ。なら今度はアリアちゃんのおまんこ舐めたらすぐに起き上がる?」
この妖魔。朝から早速淫語である
マミヤ「ウナ!朝からやめなさい!」
アリア「ふふ、それは難しいかもしれないわね…」
アリアは苦笑しながら発言をする
マミヤ「はいはい!みんな食べましょう!」
アリア「ええ。いただきます」
5人は朝ごはんを食べることにする
朝ごはんを終えたあと、アリアは仕事に向かい、綾は学校に向かった
とはいえ綾の場合だと夏休みで部活なので勉強用具は持っていかず部活の用具だけ持っていった
残された3人はまたリビングで話していた
ウナ「今日はアクセサリー作りに励むよ~」
マミヤ「手先が器用でいいわね?」
そう言うとウナはマミヤに目を向ける
ウナ「うん!いつかショップを開きたいと思ってるんだ!」
えいり「いい目標じゃないですか。頑張ってくださいね」
マミヤ「妖魔ってすごいわね」
ウナは褒めてくれたのかとてもニヤニヤして言う
ウナ「そうでもないよ~!」
そんなウナだがえいりはすぐに変なことを言い出す
えいり「オナニー用のディルドとか作れません?」
マミヤ「ちょ!えいり何言ってんの!」
マミヤが少し顔を赤くする。淫語で大人のおもちゃの発言。しかしウナは顔色変えずに言う
ウナ「それはまだ技術不足!技術が上がったら作ってみたいね!」
あははーと言いながらウナは笑顔だった
マミヤ「あんた…それを間違っても販売しないでね…」
ウナ「みんな用に!かなあ!」
笑いながら言う。ウナならできそうだが…
一方悪魔協会に場面をうつす
悪魔協会代表室に警察の人が来ていた。警察の偉い人と部下2名。ヒムズの前にいた
どうやら悪魔協会に支援の要請をしようと訪ねてたみたいだ。ヒムズはその要請書を見て確認する
もちろん真面目な顔でヒムズは見ている。その横にアリアがいて立ちながらヒムズを見ていた
警察の人が言う
警察官「…ということで秋は犯罪が多い季節です。悪魔協会様のお力添えを借りたいかと思っています」
丁寧に話す。もちろん、ヒムズの答えは決して悪い方向ではなかった
ヒムズ「…話はわかった。君たちの要望に答えよう。我が悪魔協会の屈強な悪魔、不死、亡霊をそちらに派遣する。
我が部下を自由に使ってくれ。秋を過ぎたら再びこちらに戻せばいいだけの話だ」
警察官「ありがとうございます!では、よろしくおねがいします!」
警察官3人がヒムズにお辞儀をする。そしてその部屋から出た
残ったヒムズとアリアは顔を見合わせて会話をする
ヒムズ「秋は確かに犯罪が多いからな。夏を過ぎて調子に乗る輩が多い」
アリア「はい。警察の人たちも猫の手も借りたいぐらい悪魔協会の力が欲しいのかと」
ヒムズ「私が選んであちらに送ろう。その後、書類をまとめてくれないか」
アリア「はい!了解いたしました!」
そう言うとアリアは秘書の机に戻り仕事をする
ヒムズ「…だが、天使協会にもこういうのはありそうだがな…」
アリア「何かいいましたか?」
ヒムズ「いやいやなんでもないぞ」
そう言われるとアリアは引き続き作業をした
ヒムズ「そう言えば、この国の天使協会の代表はたしか…えーと…」
独り言だが反応しないのはあれだと思ったのでアリアは反応した
アリア「ジャンヌ・ダルク…でしたっけ?」
アリアは言うとヒムズは反応する
ヒムズ「そうそう。だが彼女は天界から舞い降りた人間に近い大天使だとは言われてるな」
ヒムズもアリアも手を動かしながら言う
アリア「そもそも大天使は〇〇エルって付くのが普通でしたよね」
ヒムズ「ふむ。だがジャンヌは違う。ヒューマンとして天界に上がり、大天使となり、そしてこの地へ来た…そんな逸話がある」
アリア「ただの悪魔と天使とは違う不思議な話があるものですね」
ヒムズ「そうだな。しかしとても良き代表とは言われてるらしいがな」
アリア「ユキノウエのミカエルさん、アメジアのサリエルさんとは違うのでしょうね」
ヒムズ「違うだろうな…」
ここまで言うとヒムズはっとする
ヒムズ「おっと!派遣する部下をまとめないと!」
話が進んでしまったようだ。ヒムズは黙って仕事を続けてアリアも仕事を再開した
数時間後。ようやく書類をまとめてヒムズに提出する。特に問題はない。アリアは一息できた
すると代表室からノックオンがする。誰だろうか?ドアが開いた。そこには灰色のロングヘアをした悪魔がいた
?「失礼します代表。アリア様」
白い服を着て目は赤く蛇のような目の形をした悪魔っぽいイメージを持つ。アリアの部下であった
ヒムズ「おお。イチロではないか」
アリア「イチロ。どうしたの?」
彼女はメデューサ。自由自在に動く髪が武器であり睨みで並の人間なら石化もできる、かなり攻撃的な悪魔である
しかし元々の彼女は静かな悪魔。好戦的態度はあくまでも見回りで事件が起きたときぐらい。普段はいい人だ
彼女もアリアと同じく名前を持つ悪魔。高位悪魔の一人であった
イチロ「はい。これから警察と連携して警察署へ向かいます。その前に挨拶をしたかっただけです」
そう言うとイチロは真面目な顔になる
ヒムズ「イチロは警察署へ派遣する一人だ。いい働きを期待してるぞ」
アリア「貴女はとても強い悪魔よ。頑張ってね」
イチロはその言葉を聞くとお辞儀をする
イチロ「ははー!私、イチロは代表様のご期待に添えます!では!失礼します!」
そう言うとイチロは静かにドアを閉める
ヒムズ「…ふと思ったが彼女の髪を自由自在に操るというのはなんだか羨ましい気がする」
アリア「失礼ですが代表。そんなことして何をなさるつもりです?」
ヒムズ「うん?別に何するわけではないが」
じゃあなんだ…これ以上ツッコミを入れても意味はないと思いアリアは黙る
夕方。残業は無しでアリアは帰れた。今日は書類まとめで少し疲れた程度だった
アリアとヒムズは一緒で悪魔協会の玄関を出た
ヒムズ「しかしこの国は夕方になると一気に涼しくなるな」
アリア「はい。そういう国なんですよ」
ヒムズ「私は行ったことないがヒダンゲは常時涼しい国らしい」
アリア「秋の国。とも言われる国ですね」
ヒムズ「秋…秋にはなったがじょじょに寒くなるだろう。雪が降るのは待ち遠しいな」
そう言うとヒムズのお迎えの車が門にいた。これでヒムズは帰るのだろう
ヒムズ「じゃあなアリア。また明日」
アリア「はい。お疲れ様でした代表」
ヒムズは後部座席のドアを開けて閉めた後車は走っていった
アリアは自分の車で帰ろうとする。今日はどんなお酒がいいかしら。と思いつつ…
車を走り、アリアは自宅へと戻る。自分で買ってきた酒を持って玄関へと向かった
玄関のドアを開ける。すると玄関には既に待っていたのか4人の妻が迎えてくれた
アリア「みんな!」
そう言うと4人はアリアのほうへ近寄る
綾「おかえりアリア!」
綾は手を握った
マミヤ「貴女が帰るのを待ってたのよ」
マミヤは腕をさすった
ウナ「やっぱり大黒柱が帰ってくるのは嬉しいんだ!」
ウナも腕を触る
えいり「おかえりなさい私の人」
えいりは笑顔だった
アリアは嬉しそうに4人の顔を見る。全員笑顔で出迎えてくれて仕事の疲れが一気に吹き飛んだほどだ
アリア「ただいまみんな。嬉しいわ」
4人の顔を見て、嬉しそうに見たアリアだった
アリアは部屋に行き普段着に着替えるとリビングへ行ってウナ達と遊ぶ
遊ぶのは全然疲れないのでアリアは喜んで遊ぶことにした。今日はカードゲームだ
ウナ「わ!アリアちゃんなんでそのカード持ってるの!」
アリア「こういうのは後出ししたほうがよくない?」
綾「すごいなあ。やっぱり高位悪魔は違うね」
えいり「あらあら。さすがですね」
そんな会話をしつつカードゲームをプレイしてる4人。マミヤは食事の支度をしていた
ふと、思ったことがあったのでアリアはちょっとだけカードゲームを離れマミヤのほうへ行く
アリア「ちょっといい?」
綾「うん。いいよ」
そう言うとアリアはマミヤに近づく
アリア「マミヤ」
マミヤ「ん?どうしたのアリア?まだよ?」
何かを切ってたのだろうか。アリアは言う
アリア「貴女だけで料理するのって大変じゃない?」
そう言われるとマミヤはすました顔で言った
マミヤ「大変でもないわ。あのね、料理ってね、意外と1人でやったほうがいいのよ。2人以上だと動きづらいしね。
それにああだこうだ言って料理の質が落ちちゃうとだめだし、全然気にしてないわ。それに私の趣味だから」
なるほど。アリアはその言葉を胸にきざんだ
アリア「そう。わかったわ。無理してないならそれでいいわ」
マミヤ「ええ。だから気にしないで遊んでてくれていいわよ?」
そう言うとマミヤは再びキッチンに身体を向ける。アリアはリビングへと戻っていった
しばらくしてカードゲームをしてるとどうやらできたらしく4人ともテーブルに座り、ごはんを食べようとする
アリア「マミヤ、ありがとう」
マミヤ「感謝はいらないわよ?いつものことだから」
アリア「それじゃあ…いただきます」
5人はごはんを食べていた
食事を終えた後。毎度おなじみのいつものハーレム状態。今日もアリアを中心に4人が座る
アリアは酒を飲みながらその光景を味わっていた。隣に綾。その隣にマミヤがいた
綾はいつもどおりにアリアの腕を触り、マミヤは優しい目でアリアを見ていた
アリアはこのハーレムをいつまでも続けたいと思いこうやって4人にイチャイチャをする
4人の顔を見る。だが、えいりのほうは何か異変があるような気がした
えいりは右手で胸を揉み、左手で股間を触っていた。アリアはその異変に気づく。具合が悪いのか?
アリアはえいりに話しかける
アリア「どうしたのえいり?調子悪い?」
そう言うと3人はえいりのほうへ顔を向ける
えいり「ん…たまに来るムラムラです…」
マミヤ「ムラムラ?さっきまで普通だったじゃない?」
マミヤが言うとえいりが答える
えいり「違うんです。これもアンデッドの性なのでしょうか。急にエッチなことを思い出して全体の身体が熱いんです」
アリアはそこまで言うと酒を一気に飲んでえいりに顔を向ける
アリア「えいり。おいで。そのムラムラを解消してあげるわ」
えいり「はい…お願いします…」
ウナ「おー、今日はえいりちゃんかあ」
そう言うとえいりは身体を触るのを止めてアリアのほうへ近寄る
えいり「ん…脱いでいいですか…?」
アリア「ええ。いいわよ」
えいりは丁寧に全ての服を脱いだ。脱ぎ終わるとえいりの身体が全て見えた
胸の突起は尖っていて股間から愛液のようなものが出ている。その身体を見て3人は驚いた
マミヤ「あらあら。相変わらず大きいおっぱいね」
綾「えいりすごいスタイルいいなあ」
ウナ「おまんこから愛液出てんじゃん」
思い思いの感想を言った後、えいりは言う
えいり「いじって…ください…」
アリア「わかったわ」
アリアが言うと座席から立ってえいりに近寄る
えいり「キス…していただけませんか?」
アリア「ええ」
そう言うとアリアはえいりにキスをする
えいり「んちゅ…」
アリア「ん…」
キスの音が聞こえる。その場にいる3人は感想を言う
綾「官能的な音!」
マミヤ「可愛い音してるじゃない」
ウナ「いいね~」
キスを終えるとアリアはえいりに言う
アリア「次は何されたい?」
そう言われるとえいりはテーブルに座り股を開いた。すでに股間は濡れている
えいり「私を…いじってぇ!」
えいりが言うとアリアはうなずく
アリア「ええ良いわよ。私の指でたくさん感じてね…」
アリアはえいりのすじに指をゆっくりと挿れる。その瞬間えいりは声を上げる
えいり「あ、ああああ!」
アリア「そんなに感じるの?すごい官能なアンデッドね」
アリアは指を出し入れしてえいりを感じさせる
えいり「あん!あん!もっとおお!もっとおお!」
彼女のあえぎ声が室内に響く。それでもアリアは止めずに挿入している
マミヤ「すごい声ね。感じやすいのね!」
綾「わあ。よく見ると愛液すっごい出てる!」
ウナ「おっぱいの乳首ビンビンじゃん」
3人が思い思いの感想を言うがアリアは指を止めない
アリア「どう?感じてる?えいり?」
えいり「はい!とっても…ああああんだめええええ!!」
アリア「イく?イっちゃうの?」
指のスピードを早める。そろそろえいりの限界が来たようだ
えいり「もうだめ…イくううううううううううう!!!」
その言葉を発した瞬間、えいりの股間から潮が出た。その潮を美味しそうにアリアは飲む
アリア「ん…ごくん…」
えいり「はぁ…はぁ…きもち…よかったですぅ…」
開いてた足がだらんとなる。3人は感想を言う
ウナ「すごい感じ方!見習わないとね」
綾「えいりのような感じやすい体にならないとね」
マミヤ「満足したのかしら。学ぶところは…あるわね」
そう言うとアリアも言う
アリア「えいり。こうやっていつでもいいからむらむらしちゃったら私を呼んでね?」
その顔は笑顔であった
えいり「はい…ありがとうございます…私の奥さん…」
今夜の情事はえいりであった
就寝前
アリアは今日も色々あったなあとは思いつつ寝ることにする
今日は誰も来ないのか?チラチラとドアを確認していた。おそらく誰か来そうだ。そんな予感がする
廊下で足音がした。やはり誰か来る…そう思った。ドアのノックオンがした。誰だろうか
ガチャ…そこにはさっきイったえいりであった。アリアは言葉を言う
アリア「えいり?どうしたの?」
えいり「すいません急に…」
そう言うと彼女はアリアのベッドの側に行く
アリア「側でいいの?一緒に寝たいの?」
えいり「はい…」
えいりは布団に潜る
アリア「えいり。今日の貴女はとても官能的だった。それをできて嬉しいわよ」
えいり「はい。貴女のためならなんだってします。前にバイブ挿れたときもとても嬉しかったです」
そう言うとアリアは笑いながら言う
アリア「あれは私の力じゃなくてバイブの力だけどね」
アリアとえいりは笑い合う。エッチなことも前向きだからこそ言える会話である
アリア「ふふふ…さ、寝ましょう?」
えいり「はい。おやすみなさい愛しい人」
そう言うと2人は一緒に寝た
秋のシンリィヌ
そろそろ寒くなる季節がやってくる
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