第2話
アリア家の朝…
そこまでドタバタはしていない。朝から出勤なのはアリアぐらいだ。綾もまだ学校に行ってる年齢なので行く
残りのマミヤ、ウナ、えいりは自宅待機だ。特にウナに至ってはずっと家にいる程度のインドア派である
朝ごはんを食べて支度をして玄関まで行く。3人の総出で彼女と綾の見送りをする
マミヤ「じゃあいってらっしゃいアリア。それと綾」
アリア「ええ、行ってくるわ。火には気をつけて過ごしなさい」
ウナ「うん!」
そう言うとアリアはマミヤにキスをする。深いキスではなく軽いキスだ
マミヤ「んっ…」
アリア「行ってくるね」
そう言うと次はウナにキスをする
ウナ「アリアちゃんのキス…最高…」
アリア「悪魔のキスは伊達ではないのよ」
最後にえいり。すでに準備していたのか目を閉じてキスをした
アリア「貴女の丁寧な仕草が私は好きなのよ」
えいり「アリアさんのキス…素敵…」
準備が整った。玄関を開けて外へ出る
今日は朝から晴れでちょっとだけ曇っているところがある。雨は降らないだろう
だが、この国は雨が降ると極端に寒くなる変な国である。元々寒い地方なので仕方ないところだ
悪魔でヘルマスターであるアリアは寒さは平気だ。そう言えばスタッフに寒さだめと言った人がいたような
だがこの国なんだし寒さのは耐えてほしい。そんなこと言いそうになった
アリアは車に行きエンジンをかける。すると綾が近寄ってきた。自転車に乗りながら
アリア「ん?どうしたの綾?」
そう言うと綾は恥ずかしそうに言う
綾「あの…アリアちゃん私にも…」
あ。そう言えば綾にいってらっしゃいのキスするの忘れてた。アリアは車から出て綾に近寄る
自転車に乗りながら綾はアリアとキスをした。キスした後喜んでいた
綾「嬉しい~~!行ってくるね~~~!」
そう言うと綾はいきなりスピードをかけて自転車で走り去っていった
アリア「うーん。元気ね」
アリアはまた車の乗りエンジンをかけて出発した
屋敷に残った3人。ウナは見送った後すぐに部屋に戻った
ウナ「よーし!今日は何をしようかなー!」
そう大きい声を言いながらその場を去る。残ったマミヤとえいりは玄関で話していた
えいり「マミヤさん。確か貴女はどこか働く。と言ってましたね?」
マミヤ「ええそうよ。と言っても短時間バイトで働こうって思っているのよ」
そう言うとえいりはまた質問をする
えいり「もしかして天使協会ですか?」
この国の天使協会はたくさんある。アメジア国のような協会がイーブンではないものの天使協会はある
マミヤ「いえ。天使協会ってあそこバイト募集してないのよ。そうねえ…接客業でもやるわ」
えいり「そうですか…。私も何かアリアさんに手伝うことができればいいんですが…」
えいりはマミヤとの目線をそらし、言う
実際、4人ともそうなのだがおんぶにだっこのアリアにいつも救われてばかりだ。だからこそ恩返しをしたい
そう思ってる4人なのだから、何かできないだろうか。マミヤは言った
マミヤ「貴女のできること…ね。だったら免許なんてとったらどう?」
マミヤが言うとえいりは再びマミヤの目を合わせる
えいり「あっ…運転免許!」
マミヤ「えいりならできると思うわ。私は運転ちょっと自信ないからパスだけど…」
そう言うとえいりの顔が明るくなる
えいり「わかりました!やってみます!」
えいりは言うとさっさと部屋へと戻っていった
マミヤ「…でも免許センターって確か受講料があったような…まあ、いいか…」
マミヤは朝ごはんで使った食器を片付けることにした
悪魔協会内部…
今日もアリアは秘書として働く。アリアはヒムズに大いなる信用をされておりほぼ失敗しないほど仕事をこなす人だ
代表室の横側にアリアの机があり、窓際にヒムズの机がある。実はほとんどの協会はそんな感じである
アリアは書類をまとめて作りヒムズにわたす。そんな仕事が多い。これはアリアにしかできない仕事だ
そんな中、ヒムズがアリアに話しかける
ヒムズ「アリアよ」
そう言うとアリアはヒムズの声に反応して仕事の手を止めて顔をヒムズに向ける
アリア「はい。なんでしょう代表様」
アリアが言うとヒムズがお腹をさする動きをする
ヒムズ「そろそろ昼ごはんにしよう」
昼ごはん…そう言えばもうこんな時間だ。いつの間にかずっと真面目に仕事をしてたみたいだ
アリア「わかりました。食堂に行って何か食べましょう」
アリアは席を立ちヒムズと共に食堂へと向かう
食堂と言っても大きいわけではないがそれなりには大きさがある。いつの間にか食堂は部下達でいっぱいだ
代表が来てしまったのだから部下達は席を譲るようにしてあまり困らせないようなことをしていた
席の隣にアリアが座る。ヒムズはよっこらしょという声を言いながら座る
アリアは思ったがそういうこと言うから爺に思われるんじゃ…と心でつぶやいていた
席の確保をしたら次は当然食事である。今日はなんだろうか。日替わりランチで美味しそうなものがあったらからそれにする
並ぶ際、部下が順番を譲ってくれたのでヒムズとアリアは最前列でランチを貰った
食事を貰い、食べることにする
ヒムズ「ふむ。ここの食事は美味しいな」
アリア「そうですね。これでも悪魔達に合わせた食事らしいですよ」
肉が多く、ソースも多い。悪魔が好きなトマトなどもありボリュームある一品だった
ヒムズ「悪魔…と不死と亡霊はこういうのが好きだからな。私も一応悪魔だから美味しく感じるぞ」
アリア「そうですね。私も同感です」
そう言うと少しの間だけ黙々と食べていた
ヒムズ「なあ。アリアよ」
アリア「はいなんでしょうか」
そう言うとヒムズはアリアの顔を見て言う
ヒムズ「お前は…女性パートナーをたくさん持ってるがどんな雰囲気なんだ?」
ヒムズが言うとアリアは答える
アリア「そうですね…あまり喧嘩もせず、妬みも全くない。そんな生活をしてますよ」
そう言うとヒムズは納得する
ヒムズ「そうか。私なぞもう子孫達がいっぱいいすぎて把握してないからな」
そう。ヒムズはもちろん奥さんがいるし子供と孫達がいるがもうたくさんの孫以降のひ孫達がたくさんいる
正月になったらどうしてるんだろうか。お年玉たくさんあげないとだめだろうか
アリア「なるほど。いっぱいいすぎも難しいですからね」
ヒムズ「もうなんだ?ひい…ひい…ひい…あーもうわからん!孫がたくさんいすぎて全くわからん!」
それだけこのヒムズという男性は子孫がいっぱいいるということだ。全く把握できてないのもうなずける
アリア「でも何かあったときは孫以降の子供達がたくさん集まるのでしょう?」
それを言われるとヒムズは納得する顔をする
ヒムズ「そうだな。冠婚葬祭、でもなくたまに1年に1回ぐらいは子孫集めてパーティーするからな。
もうたくさんの数だ。数えてなぞおらん。だがおじいちゃんと言われて囲まれるのはなんだか幸せな気分にはなるがな」
そう言うと彼は笑顔になっていた。やはり子供囲まれるのは幸せな気分になるらしい
アリア「いいじゃないですか。そんなことできるのヒムズ様しかいませんよ」
アリアは久しぶりに名前呼びをした
ヒムズ「はっはっはっ。そうだな。まあ幸せ噛みしめるしかないな!」
大きい声で笑う。そんなことだからきっといつまでも元気なのだろう。子孫がヒムズに元気を分け与えてるのかもしれない
会話しながら食べてたからいつの間にかランチが皿のみになった。完食である
ヒムズ「さあ、行こうか?」
そう言うとアリアは答える
アリア「はい。行きましょう」
2人は食器を片付けて代表室へと戻っていった
そして仕事を終えた
帰る支度をしてヒムズに挨拶するアリア
アリア「では代表。お疲れ様でした」
ヒムズ「ああ。じゃあな」
代表室のドアを開けて帰る。廊下を歩くと色々な部下にお辞儀される
ヒムズは悪魔協会に住んでいるわけでもなくきちんと自分の家がある。ほぼ全員スタッフは自分の住処がある
たまに警察との連携で見回りするときに部下が悪魔協会内にあるベッドを利用するだけだ
今日はそれはない。みんな帰ることを考えて帰宅の準備をしている
アリアもその一人だ。駐車場の車に乗りエンジンをかけ、出発する
もちろん途中コンビニに寄り酒を買う。今日の気分はワインだろうか。簡単なワインを買って帰る
そして家に到着。荷物とレジ袋を持って玄関へ向かう
ガチャ…ドアを開けてみると、すると4人が出迎えくれた
アリア「まあ!綾、マミヤ、ウナ、えいり、ただいま!」
そう言うと4人はアリアの近くに寄る
綾「私の人!おかえり!」
綾はアリアの手を握りしめた
マミヤ「おかえり。今日もお疲れ様」
マミヤはアリアの肩をさすった
ウナ「アリアちゃん!嬉しいよ!」
ウナはアリアの腕を掴む
えいり「いつもありがとうございます。アリア」
えいりはアリアの手を掴む
4人でアリアの体を捕まえていた。アリアは大いに喜ぶ
アリア「みんな…ありがとう。貴女達を選んで正解よ」
幸せを噛みしめながらアリアは少しの間その状態になっていた
アリア「ふー。今日も今日で疲れたわ…お腹いっぱいだしお風呂に入ろうっと」
食事を終えたアリアは風呂場へと向かった
上着を脱ぎ、ブラジャーを脱ぎ、ズボンを脱ぎ、そしてパンツを脱ぐ
脱衣場にはまるで旅館のように色々とあった。鏡、かご、体重計、マッサージチェア…これも全部アリアの趣味
旅館みたいにしたかったからそうしたのである。アリアは鏡を見て自分の体格を見ていた
膨らみのある胸。しゅっとした腰。そしてほどよく揃った陰毛…
どれを見てもまあまあな体格してるなと思い、風呂場へと向かう
5人も暮らす家なのだから風呂場も大きい。5人いっぺんに入れるほど大きい
アリアは軽く体にお湯をかけた。そしてゆっくりと浴槽に入る。ふー…浴槽に入るとなんだかため息が出てしまう
疲れているのだろうか。だが、そこまで極端な疲れではない。しばらく浴槽に入っていた
すると脱衣場からか。人の影が見えた。ん?入ってくるのか?そんなこと考えてたら予想外の人数が入ってきた
綾「アリア!来たよ!」
マミヤ「入りたいからって言って私もよ」
ウナ「アリアちゃんのおっぱい見たいな!」
えいり「ふふふ、入りますよ」
4人が一斉にわーっと来た。もちろん全員全裸。想像以上な人数が入った
アリア「貴女達!…わかったわ。浴槽に入りなさい」
4人全員が浴槽に入る。ザブーン…さすがに5人なので浴槽の水は溢れかえる
綾はアリアの腕に。えいりも腕に。マミヤとウナはアリアの正面にいた
綾「ねーアリア。私の肌すべすべでしょ?」
アリア「ええ。とても気持ちいいわ」
えいり「アリアさん…もしよかったら私おっぱいもんでください…」
アリア「あらいいの?」
そう言うとアリアはふくよかなえいりの胸を揉む。不死の体とはとても気持ちいい肌触りである
えいり「んっ…んっ…」
綾「えいりだけずるいよー。私のあそこ…触ってよ?」
アリア「ええ。喜んで」
アリアは綾のあそこをさわさわとし始める
綾「あん…やん…んん…」
アリア「あらあらぬるぬるね?」
そう言うとウナがすっと立った
ウナ「ねえねえアリアちゃん。私のおまんこ、濡れてきちゃった」
マミヤ「みんな積極的ねえ」
ウナは言うと局部を開き、アピールをしてきた
アリア「ふふふ、待ちなさい。綾とえいり触ってるから」
アリアは左手でえいりの胸を揉み、右手で綾の局部をなぞっていた
えいり「だめえ…おっぱい触られるだけで感じちゃいます…!」
綾「あん!…指使いが最高だよお…」
アリア「貴女達のおっぱいとおまんこは…全部私の物…」
アリアは更に胸と局部をいじる
えいり「あっ!だめえ…!感じ…あああん!」
綾「アリアちゃあん…!いやあああん!」
イったのか。ビクビク体を震わせていた
アリア「ふふふ…さ、おまたせウナ。マミヤ」
マミヤ「わ、私は…」
ウナ「おまんこ舐めて?」
そう言うとウナは自分の局部をアリアに顔に近づける
アリア「舐めてほしいの?わがままな妖魔ね。…ぺろっ」
ウナ「あん…もっと…」
アリアは言われるがままにウナの局部をとことん舌で舐め始める
アリア「ぺろっ…ぺろっ…」
ウナ「ああん!これが愛する人の舌使い…!んああ!」
ウナの局部から愛液がたくさんあふれかえる。それを何事もなくなめるアリア
アリア「もっと感じる?指、入れちゃうわよ?」
ウナ「お、お願いぃ…」
アリアは指をゆっくり入れる
ウナ「ああん!」
アリア「立ちながらイきなさい…」
指を出し入れするスピードを早めてアリアは局部をいじる
ウナ「いやあん!ああん!気持ちいいよお!」
スピードがどんどん加速する。そしてイく寸前になった
ウナ「だめええ!イくううう!!」
ウナがイく。立ちながら全身を震わせて局部から何か液体が出た
ウナ「はぁ…はぁ…よかった…これが幸せだね…」
アリア「貴女のイきかたは見てて清々しいわ。さ、マミヤおいで」
そう言うとマミヤは慌てたのか言う
マミヤ「あ、私はいいわ!んじゃ!」
マミヤは浴槽から出てそそくさ風呂場を後にした
残された4人はマミヤのちょっと消極的な姿を見て思う
アリア「うーん。相変わらず…こういうのは疎いのかしらねえ…」
綾「おまんこいじれば気持ちよくなれるのに」
えいり「彼女、もっと積極的にならないといけないと思います」
ウナ「そうだよー。せっかく一緒なのに」
そんなことを言いつつ風呂場での情事を終えた
夜…
アリアはベッドで横になっていた。マミヤはもっと積極的になってくれたらいいのに…
だって貴女達の体は全部私の物なのに。そして感じてほしかったのに。そう思ったアリア
もしかして来るのだろうか?いや…来ない。部屋で何してるんだろうか?
少々心配になってきた。他3人は心配はいらないだろうが、マミヤだけは心配だ
コンコン…扉のドアが鳴った。もしかしてマミヤだろうか?
ガチャ…アリアが予想していた人物が来てくれた。マミヤだった
マミヤはすでに寝間着に着替えていて不安そうな顔をしていた。だが、アリアは決して悪そうなことを言わない
アリア「マミヤ。今日はどうしたの?」
そう言うとマミヤはゆっくりとアリアのベッドに近寄り、座る
マミヤ「…ちょっとね。3人の積極的なところ見ちゃって怖気づいちゃったの」
怖気づく…そんな考えをしなくていいのに。そう思ったアリアだ
アリア「マミヤ。貴女は私の妻。そして、みんなも妻よ。怖気づかないで。だって、立派な家族の一員だもの」
マミヤ「うん…ごめんね、アリア」
そう言うと暗くてよくわからないが、薄っすらと涙を浮かべてるマミヤだった
アリアはベッドから動き、マミヤの体を抱きしめた。マミヤは驚く
アリア「よしよし。いい子ね。今度からもっと積極的になるように私も促すから。貴女もとことん、私に愛されなさい」
マミヤ「うん…!ありがとうアリア…!とても嬉しいわ…!」
2人は抱き合っていた
シンリィヌの夜
夜は涼しく、とても良い気温だった
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