記録/紺野篠について

 日本は滅びの一途を辿っている。師匠は常日頃からそう言っていた。同時に学びを失った人間は猿同然だと、とても教育者とは思えない発言もしている。


 実際、日本の総人口は約五千万と最盛期の半分を割り、その三分の一が六五歳以上の高齢者という現状。こんな少子高齢化を極めた国でも労働人口が保てているのは、急速に発展していったAI技術、そしてヒューマノイドロボットのお陰だ。だと言うのに、師匠はそのヒューマノイドを大袈裟に嫌っている節がある。数年前に警視庁へ捜査協力を行ってからずっとこの調子だったので、ヒューマノイドというより警察が嫌いなのかも知れないけれど。


 そんな師匠、もとい向島むこうじまてる教授から警視庁でのアルバイトを紹介された時は、酷く驚いたものだ。


「──すみません、師匠せんせい。もう一度言ってもらえると」


「何度も言わすな、戯け。新しく出来る捜査本部に、お前を推薦したと言っている」


「色々と突っ込みどころはありますが……そもそもわたし、学生ですよ?」


「今の時代、大学に居るお前の方が異常だ。社会の荒波に揉まれて来い」


 そうは言われても、即座に理解できる話ではない。そもそも聞いたことがないのだ。あの警視庁で、アルバイトを雇うなど。


「資料制作なんて、わたしよりヒューマノイドの方がよっぽど出来ると思うんですけど」


「当たり前だ、そもそも出来が違う」


 それを分かっていて、わざわざ推薦したのだ。絶対に裏がある。ここは謹んで辞退しようと頭を下げようとした瞬間、目の前に白い何かが突き出される。それはホログラムではない、本物の紙だった。


 渋々受け取ると、どうやら契約書というやつらしい。書面を持ち出したということは、師匠も師匠で本気ということか。ざっと内容に目を通すと、有り得ない文面が飛び込んできた。


「えっ、じゅ、え⁉︎」


 書面と師匠の顔を交互に見遣る。反応の意味を理解したのか、師匠は得意げに続けた。


「半年の勤務で十単位くれてやろう。大学からの許可は取ってある」


「十って……そんなに貰えるんですか!?」


 食い気味に聞き返すと、師匠はニヤリと口の端を上げた。明らかなしたり顔に、「うぐぐ」と悪役のような唸り声を上げてしまう。


 今のご時世、大学進学は趣味の延長と言っても過言ではない。もしくは金持ちの道楽。いや、それは昔から変わらない。変わったのは学生の数。


 少子高齢化の影響で閉校する学校が後を絶たず、今や大学はわたしが通う旧・東京大学しか存在しない。全国でただ一つの大学ということで学部数もかなり豊富だったが、人気なのは人工知能専攻などAI関係ばかりで、文系系統の専攻は見向きもされない。事実、わたしが在籍している心理学部なんかは来年から閉講することを決めたそうだ。講師も教授も我が恩師だけという状況で、よくもここまで続けたものだと逆に感心してしまう。もしかしたら、こういう擦れた先生が居ることも一因かも知れないけれど……これ以上は言わないでおこう。


 そういう趣味の延長・娯楽だからこそ、向島教授は厳しい。他の学部ではお客様扱いされても、ここでは違う。初めて顔を合わせた時「私の持ち得る全てを教える」と言われた。実際、師匠の言葉に何一つ嘘はなかった。


 師匠の講義は楽しい。内容に一つだって不満はない。そう、学期末の試験を除けば。


「これは救済処置だ。お前に拒否権なんかない」


「とか言って、本当はめんどくさいだけ……嘘です、何でもありません」


 物凄い剣幕で凄まれたので、急いで口を噤む。師匠はため息を吐いた後、「まぁいい」と呟いた。いや、全然良くありませんよ?


「とにかく来週の頭、警視庁に行け。アポは取ってある」


「それはわたし一人で?」


「無論だ」


 無論ではない。どう考えても論じる必要があるだろう。


 しかし口喧嘩で師匠に勝った試しはないし、文句は多々あるがこちらにもメリットは存在する。だからという訳でもないけれど、わたしが渋々頷けば師匠は満足そうに笑った。


 ──そう、これが先週の真ん中辺りに交わされた会話。三月上旬のことである。


「それは申し訳ないことをしてしまいましたね」


 隣に立つ長身の女性は眉を潜め、軽く頭を下げた。高層階用のエレベーターは全面ガラス張りで、外からの光が程よく入ってくる。その明かりがセルシアンブルーの髪を照らし、動くたびに辺りが煌めいた。スッポンも月を見上げる時、こんな気持ちなのかも知れない。


「すみません、こんなことアンヘルさんに言っても困りますよね。愚痴る相手も居なくて、つい」


「お気になさらないでください。皆様の精神衛生を保つのも、わたくし共の役目ですので」


 そう言って、アンヘルさんは軽く微笑んだ。その笑顔に胸の高まりを感じてしまい、邪念を消すべく思わず目を逸らす。噂には聞いていたが、これほどまでとは恐れ入る。


「今から捜査本部へとお通ししますが、本格的な仕事は明日からとなります。今日は顔合わせを兼ねた打ち合わせですので、どうぞ気を楽にしてください」


「そう言えば、捜査本部の人達ってどういう感じなんですか? 主にこう、性格面で」


「なにぶん殺伐とした環境ですので、皆様ピリピリはしておりますが……とても優秀な方達ですよ」


 質問の答えにはなっていないが、彼女の言葉はきっと真実だろう。警視庁で働く“人間”の選りすぐり。またの名を生き残り。


「その人達はアンヘルさんが推薦したんですか?」


「はい。僭越ながら、わたくし共の方で選ばせていただきました」


「なるほど。その中に向島教授が入っていたんですね」


 以前捜査協力した際のデータでも残っていたのだろうか。本当はプロファイリング面での協力を期待していたが、代理が学生ということで資料作成の方に回された、とか。

 読みとしてはこの辺りが妥当かも知れない。そもそも代理になった時点で、捜査協力を断れば良いものを。


「そろそろ到着いたします」


 言うと同時に、エレベーター内の表示が動きを止める。開けた道の先を「行きましょうか」と彼女は手を差し伸べてきた。確かここは警視庁だったはずだが、もしかしたら一級ホテルなのではと錯覚してしまう。踏み心地抜群の絨毯もその考えを加速させる要因なのかも知れない。


 進んだ先には扉が一つ。ホログラムには『特殊事件捜査本部』と表示してある。師匠からの説明は一切合切受けていないが、それでもこの捜査本部が何の事件を担当しているのか、容易に想像が付いた。


「どうぞ」


 アンヘルさんが手をかざすと、扉は音を立てて独りでに開く。彼女に続いて入ると、そこには四人の男女が向かい合って座っていた。年齢は皆若い。ここに師匠が来ていたら、彼が年長者になっていただろう。


 わたしが入ってきたことで、八つ分の目がこちらに向けられる。


「お待たせして申し訳ございません。こちらが今朝お話しした、紺野こんのしの様でございます」


「よ、よろしくお願いします!」


 緊張のあまり声が裏返ってしまったが、誰も何も言わなかった。それが逆に恐ろしい。


「紺野様には資料作成の方を担当させていただきます。契約事項などの書類は既に交わされていますので、ご安心ください」


「……安心、ね」


 訝しげに呟いたのは目つきの悪い男性だった。その恰好はスーツというより、喪服に近い。


「オレは大歓迎するよ〜。現役女子大生なんて、激レアも良いところだし」


「やはり理解し兼ねます。一般人の、しかも学生が捜査に加わるなんて」


 茶髪の男性、和風美人の順で会話は進む。目つきの悪い男性も含め、三人の視線は一つに集まっていた。


 この中では一番年長に見える──それでも四十代くらいだろう──纏まりのない髪を一つに束ね、無精髭を蓄えている。なるほど、この人がここの責任者なのか。

「紺野篠です」改めて、わたしは頭を下げた。


「そう言ってお前らの作る資料、読みにくくて仕方ねぇんだよ。アンドロイドが参加できないってだけで、このザマとは」


「いや〜、アンヘルちゃんが異常なだけだと思いますよ? あれ読めば、事件そのまんま再現できますもん」


「それに、この子がアンヘルの代わりになるかと言えば、それもまた違うと思います」


「わーってるよ……ったく、元二課様は真面目で叶わないねぇ」


 事情は何一つ分からないけれど、今の言葉が嫌味だったのは理解できる。和風美人はその言葉にきつく睨みを利かせたが、無精髭の男性は顔色一つ変えず机に置かれた飲み物を口に運んだ。それがまた火に油を注いだようだったが、和風美人は何も言わず荒々しく席に座った。何ともストレスフルな職場である。


 どうやらアンヘルさんの言う通り、殺伐とした環境ではあるらしい。唯一話が出来そうなのは茶髪の男性だけだが、見た目が煌びやか過ぎてある意味近寄り難い。どこに座っても地獄だなと、ふとアンヘルさんを見上げれば彼女はとても嬉しそうに微笑んでいた。この空気のどこに笑える要素があると言うのか。


「あの、取り敢えず座っても?」


 責任者らしき男性に尋ねると、軽く顎で促されるだけだった。適当に座れということだろう。茶髪の男性が手招きしていたけれど気づかない振りをして、わたしは目つきの悪い男性の、というか空席の多い方へと腰を降ろした。男性は横目でこちらを見た後、さも何事もなかったかのように前を向いた。


 わたしが席に着いたのを確認すると、アンヘルさんは「失礼します」と部屋から出ていく。「え、出て行っちゃうの?」なんて心の声が漏れそうになったが、


「じゃ、全員揃ったところで始めるか」


 どうやらこれから、捜査会議が始まるらしい。顔合わせとは何だったのか、『明日から』という言葉は幻聴だったのか。しかし、こちらも単位、もとい進級が賭かっている身。形だけでも仕事はしなければ。


 鞄から小型の円柱を取り出す。両端を捻るようにして左右に開くと、ホログラムが二画面出現する。一方はキーボード、一方を画面表示になるよう固定して机の上に置いた。アンヘルさんから支給された、最新モデルのノートパソコンである。


「待ってください、聖辺ひじりべさん。本当に彼女を参加させるんですか?」


「だってそういう契約だし」


「やはり納得できません。どうして学生なんかを」


。上にとってはそれが全てだろう」


 責任者の名は聖辺というらしい。彼の言葉に和風美人は押し黙った。むしろ、彼女はよく言った方だと思う。聖辺さんも茶髪の男性も、そして目つきの悪い彼だって、わたしの存在に思うところはあるだろう。無論、わたしだってそうだ。


 しかし警視庁……いや、警視庁だけではない。警察庁や検察庁、内閣省に至る文字通りの全てを、アンヘルが支えている。


 ──AI搭載型演算予測システム『アンヘル』。それが今し方までこの部屋に居た、女性型ヒューマノイドの正式名称である。


 彼女の名前というより、根幹部分の名称と言った方が正しいのか。現代日本を支えているのは人間ではない、アンヘルだ。義務教育の場においても彼らの名前は出てくる。“内閣府及び各省庁を繋ぐバイパス”、“日本の中枢”と呼び方は様々だけれど、そもそも一般人がお目にかかれるような代物ではない。もちろんヒューマノイド自体は、それこそ人間と同等数存在する。しかしどこか機械的であったり、旧型ではそもそも会話ができないといったものがほとんどだ。有り体に言ってしまえば人間との見分けが付く。


 だがアンヘルは、アンヘルが統括するヒューマノイドだけは違う。わたしも実際に出会うまで都市伝説の類か何かと思っていた。人間との違いが。会話も表情も、その動作一つ一つが人間と遜色ないのだ。唯一の違いと言えば、その容姿。先ほどまで居たアンヘルもとても美しかった。“人間離れ”や“次元が違う”などの言葉は存在するけれど、どれもアンヘルを表すものだと言っても過言ではない。月の隣に居て、スッポンは疲れないのだろうか。疲れないものなら慣れとは恐ろしい性質である。


 そんな完璧超人ならぬ完璧超ヒューマノイドが了承した事項ならば、誰も口が出せないのが現実だ。わたしに拒否権はあっても、この人たちがわたしを拒むことはできない。師匠はそう言っていた(実際、師匠は断っている)。「だから堂々としていればいい、みっともない」と今朝方ため息を吐かれたことは記憶に新しい。


 そもそもこの捜査本部自体、アンヘルが立案したものだろう。『人間だけで構成する』という奇妙な提案が通ったのも「アンヘルが言ったから」の一言で済んでしまう。そう考えれば被害者なのか、この人たちも。そして加害者はアンヘルではなく、提案を鵜呑みにしてしまう上層部の方、と。


「あの」


 凍った空気の中、謹んで発言させてもらう。わたしは恭しく手を挙げた。


「わたしが迷惑な存在であることは承知しております。資料作成と言っても機密事項を扱う訳ですし、学生という身分も信用には至らない理由だと思います」


 ちらりと和風美人を見遣ってから発言を続ける。


「ですがこれは、我が恩師の信用問題にも関わってきます。わたしは向島教授を心から尊敬していますし、彼の後任とも言えるこの立場を無下にするつもりは毛頭ありません。ですから––––」


「……いい」


「え?」


「もういいと言ったんだ。それに、誤解させていたことも分かった」


「すまない」と頭を下げたのは、目付きの悪い男性だった。思わぬ事態に言葉を失っていると、男性は顔を上げる。


「俺たちは君を責めている訳じゃない。アンヘルの判断を信用してないんだ」


「それは……」


「君が優秀だということはよく聞かされている。向島教授の後押しが無くても、君は重宝されるべき人材だ。だからこそ、関わるべきではないと思っている。俺も有栖川ありすがわも」


「ちょっと! オレも入れてくださいよ、ひさぎさん!」


「人間だけで行う捜査は現代において未知数だ。資料係だからと言って安全が保障されている訳じゃない」


「足手まとい、ということですか?」


「いや、むしろ頭数として考えている。紺野篠はこの捜査本部の一員だ」


 意外なことに、今の言葉を否定する者は居なかった。歓迎されている訳ではないが、邪険に扱われている訳でもない、ということなのか。 


「そうだよ〜、篠ちゃん。もっと気楽においでよ」


「話がややこしくなるので、水鶏くいなさんは黙っていてください。私が言いたいのは、彼女に何かあっても守れないということです」


「大丈夫だって。いざとなればオレが守るし」


「そういうことではなく……もういいです」


 和風美人──有栖川さんはこちらに向き直った。アンヘルさんとは別系統で、この人もかなり端正な顔立ちをしている。


「紺野さん、悪いことは言いません。貴方はこの仕事から下りるべきです」


 意思の強そうな瞳がしっかりとわたしを捉えた。不思議と悲しげに感じるのは、きっと気のせいではない。この人は本気でわたしを気遣ってくれている。


「そうは言ってもなぁ、決定が覆る訳ねぇんだわ」


「それを通すのが聖辺さんの役割でしょう」


「何度も言わせるな、アンヘルの決定は上にとっての“絶対”だ。それを間違いだって言うんなら、今すぐ二課に戻って幹部にでも取り入るんだな。なぁに、お前さんの容姿ならすぐにでも」


「主任」


 険悪なムードに割って入ったのは楸さんと言ったか、隣の男性だった。もう良いでしょうとでも言いたげに聖辺さんを一瞥する。


「主任の言う通り、この決定が覆る訳がない。なら有栖川、お前が最大限譲歩できる条件はなんだ」


「…………紺野さん自身に、身を守れる程の強さがあることです」


 有栖川さんは少しだけ俯き、そう呟いた。膝の上で握られた拳が震えている。


「そうか。なら、護身に役立つものをアンヘルに申請しておこう。それなら良いでしょう? 主任」


「ん、まぁな。めんどくせぇけど」


「あとは、そうだな。目の届く範囲にでも置けば一先ず安全か」


 まるで物のような扱いだが、実際お荷物も良いところなので何も言えない。楸さんはわたしを見ると、


「指導係なら問題ないよな?」


「え? あ、はい」


 疑問形で訊かれたので思わず返事をしてしまえば「同意は得た」と言わんばかりに彼は笑った。不敵な笑みというものの良い例を見た気がする。背筋の悪寒が抑えきれない。


「そういう訳で主任。紺野は以降、俺が面倒見ます」


「え!?」

「ええ!?」


 素っ頓狂な声が二つ上がる。一つは言わずもがなわたしで、もう一つは水鶏さんだった。「いや、何故あなたまで?」という突っ込みより先に聖辺さんが口を開く。


「そりゃ良いけどよ、コイツの指導はアンヘルの役割だろ?」


「紺野自身の申請があればアンヘルも承諾するでしょう。アンドロイドの側に置いていくよりは安全かと」


「はいはい! それならオレも立候補します! リアル女子大生!」


「俺はそれでも構わないが、水鶏は鑑識だろ? そもそも通らないと思うが」


「楸さんは分かってないなぁ、そこはやってみないとってやつですよ! ねぇ、篠ちゃん?」


 これは変わること前提の話なのか。確かに契約上、指導係はアンヘルさんになっている。しかし何度も言う通り、この捜査にヒューマノイドは関われない。だから指導と言っても基礎の基礎が良いところだろう。


「それって詰まる所、わたしも現場に駆り出されると言うことですか?」


「まぁ、そうなるな」


 楸さんの返答に、しばしの間考える。この捜査本部がどんな事件を扱うのか、それは既に聴かされている。ならば楸さんが気にすることも、そう提案する理由も分かる。


 それに、現時点でお荷物である自分に拒否権がある気がしなかった。


「……わかりました。それで皆さんが納得できるのであれば従います」


「ありがとう、助かる」


 そこでようやく楸さんは笑みを浮かべた。と言っても満面の笑みではなく、口の端だけを軽く上げたものだったが。


 水鶏さんも一途の希望に夢でも抱いているらしい、大人とは思えないはしゃぎようだ。いや、そもそもの話、わたしと同年代の可能性だってある。そう思えば、彼が指導係なのも悪くないかも知れない。


「話はまとまったか」と、間の抜けた声で聖辺さんが言う。


「時間がねぇ。さっさと会議を始めるぞ」


「はい」


 三人分の声が重なった。先ほどよりも数段、空気が重い。わたしも固唾を呑みつつ、キーボードに手を掛ける。


「ヒューマノイド連続破壊事件。先日ついに、3体目が発見された」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る