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2022年5月27日 22:47 編集済
「道を閉ざさない」良い言葉ですね。実のところ、プロになることに興味がない、というよりも、むしろ、今の自由に書ける状態に満足している私としては、上村春子さんのインタビューは共感はできないのですが、でも、この言葉は良いなぁ、と思いました。……こういう感想って、「共感しました」と書くのが素直なのだと思いますし、ご不快に思われたらすみません。でも、この言葉は素直に素敵だと思いました。以前のコメントにも書いたのですが、私はかつて公募に送ったことがありますし、長いこと、書くことをやめていました。だから、上村さんの言葉とは正反対の状態なのです。けれど、私は諦めたわけではないし、そもそも、ショックを受けるほどに公募に送っていたわけでもないのです。何しろ、当時、高校生~大学1年生でしたから。まだまだ、審査に通過するかを一喜一憂するレベルではなくて、とにかく書き上げたことで満足しているレベルでした。現在、私はプロになりたかったから公募に出したのではなくて、誰かに読んでもらいたかったから公募に出したのだと、はっきりと自分で分かります。当時は、ネットがなかったので、読んでもらいたければ、プロになるしかなかったというだけだったのです。だから、あのとき書くことをやめてよかったと思っています。それがあっての、今だと思うので。出版社の求める作品を書くというのは、窮屈だなと思います。それよりも、自由な今の状態が好きなのです。(公募に出したときは、一応、過去の受賞作の研究をしました。当時は情報が少なかったので、今とはだいぶ勝手が違うと思いますが)そんなわけで、上村さんには反対のことを言われてしまったわけですが、上村さんの人生は、上村さんにぴったりの素敵な人生で、私も私で自分に合っている。それぞれ、いい感じだな、と。だから、彼女の言葉は素敵だと思うのです。長々と失礼いたしました。
作者からの返信
非常に丁寧なコメントをありがとうございます。道を閉ざさない、のくだりは最近読んだ本に影響を受けています。『SIGNAL 10億分の1の自分の才能を見つけ出す方法』というビジネス書なのですが、その中に『自分の才能を信じ、行動を続けることが夢を叶えるために必要なのだ』という一節があり、非常に感銘を受けました。一時揺らいでいた作家になりたい気持ちが、その一言で随分と持ち直したのです。ただ、そうは言っても行動(=執筆)を続けられる人ばかりではないことも事実。下りる道を選んだとしてもそれはその人の選択であり、間違いではないと思います(この辺りは『2』の内容でもあります。)立場が違えば共感できないのは当然であり、不快だなんてとんでもないです。現在の私の立場としては、作家になりたい気持ちはありつつも、自由に書ける今の立場もそれはそれで幸せだな、と思っています。細々とでも読んでくれる人がいればそれだけで十分嬉しいですし、自分の書いた作品で誰かが喜んでくれる幸せは、プロでもアマでも同じように感じられると思うからです。また、ご指摘もありがとうございます。具体的な25年前の状況を想定して書いたわけではないので、不自然に感じられる部分があったようです。もう少し自然に思える設定を考えてみるつもりです。
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「道を閉ざさない」
良い言葉ですね。
実のところ、プロになることに興味がない、というよりも、むしろ、今の自由に書ける状態に満足している私としては、上村春子さんのインタビューは共感はできないのですが、でも、この言葉は良いなぁ、と思いました。
……こういう感想って、「共感しました」と書くのが素直なのだと思いますし、ご不快に思われたらすみません。でも、この言葉は素直に素敵だと思いました。
以前のコメントにも書いたのですが、私はかつて公募に送ったことがありますし、長いこと、書くことをやめていました。だから、上村さんの言葉とは正反対の状態なのです。
けれど、私は諦めたわけではないし、そもそも、ショックを受けるほどに公募に送っていたわけでもないのです。何しろ、当時、高校生~大学1年生でしたから。まだまだ、審査に通過するかを一喜一憂するレベルではなくて、とにかく書き上げたことで満足しているレベルでした。
現在、私はプロになりたかったから公募に出したのではなくて、誰かに読んでもらいたかったから公募に出したのだと、はっきりと自分で分かります。当時は、ネットがなかったので、読んでもらいたければ、プロになるしかなかったというだけだったのです。だから、あのとき書くことをやめてよかったと思っています。それがあっての、今だと思うので。
出版社の求める作品を書くというのは、窮屈だなと思います。それよりも、自由な今の状態が好きなのです。(公募に出したときは、一応、過去の受賞作の研究をしました。当時は情報が少なかったので、今とはだいぶ勝手が違うと思いますが)
そんなわけで、上村さんには反対のことを言われてしまったわけですが、上村さんの人生は、上村さんにぴったりの素敵な人生で、私も私で自分に合っている。それぞれ、いい感じだな、と。
だから、彼女の言葉は素敵だと思うのです。
長々と失礼いたしました。
作者からの返信
非常に丁寧なコメントをありがとうございます。
道を閉ざさない、のくだりは最近読んだ本に影響を受けています。『SIGNAL 10億分の1の自分の才能を見つけ出す方法』というビジネス書なのですが、その中に『自分の才能を信じ、行動を続けることが夢を叶えるために必要なのだ』という一節があり、非常に感銘を受けました。一時揺らいでいた作家になりたい気持ちが、その一言で随分と持ち直したのです。
ただ、そうは言っても行動(=執筆)を続けられる人ばかりではないことも事実。下りる道を選んだとしてもそれはその人の選択であり、間違いではないと思います(この辺りは『2』の内容でもあります。)立場が違えば共感できないのは当然であり、不快だなんてとんでもないです。
現在の私の立場としては、作家になりたい気持ちはありつつも、自由に書ける今の立場もそれはそれで幸せだな、と思っています。細々とでも読んでくれる人がいればそれだけで十分嬉しいですし、自分の書いた作品で誰かが喜んでくれる幸せは、プロでもアマでも同じように感じられると思うからです。
また、ご指摘もありがとうございます。具体的な25年前の状況を想定して書いたわけではないので、不自然に感じられる部分があったようです。
もう少し自然に思える設定を考えてみるつもりです。