まさにダブル・クロス

最初は凄腕の探偵とおっちょこちょいな助手のお話になるのかな、と思いながら読んでいました。
キャラクターに魅力があり、特に好きだったのは、雀のボールペンのくだりが可愛くてほっこりしました。
ですが一転、途中から感じてくる違和感を、最後は綺麗に回収され、読み終えた後に爽快感が残ります。
よく計算された構成で、良い意味で裏切られました。面白かったです。