第8話 暑さに強い?寒さに強い?

 6月末だというのに、もうこの暑さ。十勝でも日々30℃を超える日も出てまいりました。しかも湿度も凄い。


 湿度に弱い嫁は、エアコンの除湿をかけて、ぼーっとしていますが、夫は外で働いております。働き者です。


 さて、エアコンを買って、思ったことが一つ。エアコン、つけないなあ。


 実家ならば、この気温でエアコンをつけてないなんて考えられないです。みんな27、8℃で普通につけますよね?暑がりさんは25℃超えたらすぐスイッチオン。


 それが、何故か、うちは30℃くらいまで我慢するのです。そして除湿する。いやいやいや、そんなもんで涼しくなったらクーラー要らんでしょ?

 私が一気に26℃くらいまで冷やして、27.5℃くらいでキープすると、

「え? 下げ過ぎじゃない? 28℃設定だよね?」

 と言いながら、上げる夫。ホントに暑いとこで律儀に28℃に設定してるとこ、殆どないと思うのですが……。


 最初からクーラーなしの生活をしている人の感覚はこんなもんなのでしょうか……。


 異常に暑さに強いです。



 逆に、冬場にトイレに入ったら、死ぬほど暑い。小型のファンヒーターが回っております。

「いや、小さい電気ストーブでよくない?」

「背中が寒いじゃん」

 ……。

 何故、トイレに入っている、ちょっとの間だけなのに、一日中ファンヒーターが必要? どんだけ、温かさにつつまれていたいの? 私がそっと抱きしめといてあげましょうか? トイレで……?? それは無理(笑)。


 とにかく、冬は常に24℃に全身を包まれていたいようです。そして、ランニングシャツと短パンでビールを飲んでいたいようです。

 冬はこたつにミカンじゃろうが! 多分、背中が寒いので、こたつは無理なんでしょう。


 道民は寒がりです。


 

 服を重ねて着るとか、セーターを着るとかして、家の中が少々寒くても、全室暖房しなくてもいいんじゃなかろうか、と思うのですが。結構早い時季からストーブをつけて、完全に使用しなくていいのが6月中旬頃。……夏やん。


 対して、南国は、クーラーを入れるのが凄く早いと思います。そして、長い人は9月末から10月初めまで使っている。いや、秋だし。なんなら、その時季、こっちではストーブ入れてますよ?


 だから、エアコンの温度がその中間くらいになって、暑さに弱い私は、昼間の暑い時間は、涼しい部屋におります。血の巡りが悪いので、暑さに余計弱いんですね。すぐ熱が身体にたまって、熱中症みたいになるんです。

 夫は汗をかきかき、外で元気にお仕事中。



「来年は、エアコン、業者に掃除頼まなきゃな」

 夫の一言に驚愕する嫁。

「いや、使ってないよね?」

 本当に暑い時期に、半日も入れてない、半月も使っていないエアコンの掃除…業者に頼まずともよくないか? と、嫁は思うのですが、どうでしょう?

「だって、2年に1度はお手入れを、って言ってたよ?」

 それは、毎日使う人な。


 

 暑がりさんと寒がりさんのエアコン事情でした。

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