白馬の王女さま

髪はサラサラ長かった

顔はキラキラまぶしかった

いつも笑いながら

おかしな冗談ばかり

みんなの人気者


今日もふざけた事を言うあなたに

ひょんな事から何の気無しに

「人は見た目通りとは限らない」

ボクの言葉に言葉が絶えた


何日も途絶えて途絶えて

もうきらわれてしまったかと

失意のボクへ一通のメールが

「わたしを見つけてくれてありがとう」


としうえのおねえさま

優しいおねえさま

あなたはきっと運命の人

あなたはきっと運命の人

放さない

絶対

手放さない

ずっと



よみがえる街に背向けて

「物は直せても心は直せない」

どこへ行くのと

たづねてみたら

お墓参りだって


だれの?というボクの質問に

「いつでもいっしょに居られるからって

 あの時送り出してなければ

 わたし結婚してたかもね」


それじゃあボクは2号さん?

「もちろんそうだよ」って

冗談めかして言ったあなたの笑顔

それはどう見ても泣き顔だった


傷付いたおねえさま

もう泣かせない

あなたはボクが守るから

ボクがあなたを守るから

今は弱いけど

いつか

強くなるから

絶対



あなたはボクの事

天使と言ったけど

あなたは突然ボクの前に訪れた

ボクだけの


素敵なおねえさま

白馬の王女さま

あなたはきっと運命の人

あなたはきっと運命の人

放さない

絶対

手放さない

ずっと


ずっと



      †



🎦 https://www.nicovideo.jp/watch/sm38563470

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