第26話 異変

俺等はそのまま一年が経った。

俺は、友達が悠馬と佑樹だけになり生徒会は、俺等が原因で、恐怖の対象になった。


「……よし、仕事終わった。」


「お、終わったか。

よし帰ろ。」


生徒会は、ホワイトになった。

10時半頃に帰宅していた時間が今は8時半頃には、仕事が終わるようになっていた。(慣れただけ)

お陰でダンジョンに行く時間が増えたのと、自分の身に着けている物全てにlv上昇効率upのスキルを着けたら、lvがめちゃくちゃ上がるという裏技を見つけ、それのお陰でlv上げがめちゃくちゃ捗る。


「よし、今日も皆で寮抜け出して飯行こうぜ。」


「うん、良いね。

実は学校の料理が口に合わなくてね。」


「じゃあ何にする?」


「う~ん、ラーメンとか?」


「それ昨日も食ったじゃん。」


「じゃあ何する?」


「……チャーハン?」


「それならもう、2つとも食いに行けば良いじゃんか。」


「まあ、そうだな。」


「っしゃ、飯行くか!」


そんなこんなで、色々あったが悠馬達との仲はかなり良くなったと思う。

しかしあれ以来、空のようになっている人物や、魔物発生の手がかりは得られなかった。


まぁ、最近はlv上げに熱中することが出来るお陰で、悠馬と互角に戦える様になって来ていた。


そしていつもの通り3人で寮に向かって居ると…


パキメキメキパキ


急に空間にひびが入った。

そしてそこから途轍もない速度でビームらしき物。

……恐らく雷魔法だと思われる物が飛んできた。

俺達は、水の盾を創り、ビームを防いだ。

しかし、


「!?」


ビームが100以上に分裂して周りを囲って攻撃してきた。俺は咄嗟に土壁を創ったが……


「!?ああ、くそったれ!」


そのビームは俺の土壁を何も無かった様に破壊して来て、俺に直撃した。

俺はそれを耐えたがhpが一気に削られて、半分ちょっとになっていた。


俺はもう一度攻撃されたら不味いと思い、mpを6割程入れてから、魔法を放った。


結果、魔法は亀裂に直撃していつの間にか消えていた。

……ビームを残して。


「……ああ、本当にくそったれが……」


俺は、残りの魔力を全て使って、ビームを消滅させた。


「お前等、大丈夫か?」


「ああ、余裕で。」


「俺もギリギリ。」


やはり、悠馬は、身体能力的に余裕そうに受けきっていた。


取り敢えず寮に戻ってから情報を整理しようと思い足を前に出した。


その直後、


「あれ?

視界がぼやけて…」


俺は転けてしまった。

特に痛めてる場所は無いはずだが…


そんなことを気にせず俺は寮に戻って話し合いをすることにした。


【呪い:弱視】(隠蔽中)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ダンジョンが出来た地球で三つのスキルで無双する。 @okonomi1219

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ