第11話 体力テスト

次の日

僕は体力テストの為、学校に来ていた。

しかし僕は目立つ行為は駄目だと思った。


それに今の身体能力じゃ簡単に1位取っちゃうし、達成感を感じられないからな〜。

よし、いい感じのスキルを探すか。

お、これとかいい気がするな。


【lvの固定化】

自分の半径30cm以内の生物のlvを固定させたい数に設定し固定させる。

なお、スキルをの効果を取り消したら、ちゃんと今までのexpは手に入れることはできる。


よし、取った。

さて、空のlvは幾つかな?


【鑑定結果】

n:青山空 o:16 g:男

lv:72 exp:98 DOB:2030年5月2日

(以下略)



なるほど、実際は凄く強いんだろうな。

まあ、68くらいで良いや。


よし、負けないように頑張るか。


そして最初のテストは長座体前屈だった。

………あの、lvが関係ないやつ最初に持ってくるのはどうかと思います。


65cm



次のテストは上体起こしだ。

こちらは簡単だった。

何せ身体能力じゃ僕の方が上だ。

俺はそのまま全力でやった。

マットの下の地面に頭を打つから痛かったけど……


120回



次は、握力

まあ、機械が持たなかったからなんとも言えなかったんだけど……



反復横跳び

まあ、床が木だから壊さないように飛んだけど……


260回 (床を壊す)


ボール投げ

これは僕は、悪くない。


ボールが投げて壊れた為測定不可


50m走


4秒2 世界記録更新



………やりすぎた。


考えて見れば、僕も空も目立ちたくないタイプ。

基本、本気は出さない筈なのに………


下校中


「…冬馬、お前どうした?

何か期限悪いぞ。」


「………lvが高いことがバレた。」


「ああ、アレ凄かったよな!

お前lv幾つなんだ?」


「お前と一緒だ」


「………バレてたか〜。

よく気づいたな。

何か気づかれる要素あったか?」


「身体強化の持続時間だ。

其処で違和感を覚えた。」


俺は、言い訳を言う。


「…あ~あ、隠さなければ良かった。」


「そうだな。じゃあ、またいつか勝負しようぜ。」


「ああ、OK。」


そして俺は空と別れ、暇潰しにダンジョンに向かった。

しかし、ダンジョンは消えて無くなっていた。

なので俺は、家に帰り、久々に普通の生活に戻るのだった。

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