第4話 身体操作の価値

ハァ、今日の学校は災厄だった。


「冬馬、お前何で今日こんな疲れてるんだ?」


……コイツのせいで。


「空、もう皆の前で身体操作のことは言わないでくれ。」


「ん?ああ、分かった。」


さて、僕はこのあと洞窟に行かなければ……

そして僕は、空と別れた後に洞窟でレベル上げをした。

そして倒していたら、地下への階段を見つけた。


そして地下に行ったら今度は4足歩行の巨大なオオカミがいた。

僕と同じ位速い。

だが速いだけだった。

その後

更に下の階層にそれを繰り返した。


地下50階層


ここは不思議だ。

魔物は居らず、一本道。

その奥には、大きな扉があった。

僕は、その扉を開け中に入った。

扉が勝手に閉まった。


目の前には3頭で1個体の犬がいた。

その魔物は、僕に一瞬で近づき噛み付いてくる。

僕はそれを寸前で交わした。

そして頭に全力でパンチ。

全ての指の骨が割れる。

しかしそんな事気にせず殴り続ける。

しかし魔物には全く聞いていなかった。


「ガウオオオオ!!」


僕は魔物の腕に吹き飛ばされた。

不味い。

意識が朦朧としてきた。

早く終わらせなければ不味い。

何か手は無いのか。




……待てよ?

身体操作は30cm以内の人を操り人形にする?

……考えてる暇は無い殺るしかない。


魔物が近づいてきた。

僕は自分に身体操作を掛けた。

僕は自分の体を無理に操り、腕を割れるぐらいの速度で振らせた。

魔物の体を風圧で潰した。

俺は肩より先の体の骨が粉々になった。

何とか魔物を倒せた。

僕は、一気にここまで来た疲れのせいか、意識が薄れ眠ってしまった。


数時間後


「う、うう」


ここは?

そうだ僕は魔物と戦って……

まあ、今日は、もう帰るか。


帰った後、親に帰りが遅いと怒られたのは言うまでもない。

しかし塾に遅れたことは記しておく。


次の日


いつも通り学校に行くと、俺は何故か空に引くような顔をされている。


「なあ空、何でお前そんな顔してるの?」


「いやお前が2日連続で早くに来ると少し怖くなってな。」


「何か腹が立つ発言だな。」


「まあそんなことは置いといて、能力見える画面の名前が正式に決まったらしいぜ!」


「へぇ〜。どんな?」


「その名も、自己身体能力帳らしい。予想の遥か斜めだよな〜。ステータスプレートだと思ったんだけどな〜。」


「お前はゲームのやり過ぎだ」


そういえば昨日から能力値を確認してないな。確認してみるか。


……………………………………………………………

n:暁冬馬 o:15 g:男

lv:40 exp:40 DOB:2030年12月19日


hp:165/165

mp:163/163

stp:180/180

atk:124

dfs:135

spd:55+50

lk:50

sp:80


【Nスキル】

回復魔法lv:4 威圧

【Rスキル】

身体操作lv:2 痛覚無効【常時】

【Uスキル】

超再生lv:6 スキルツリー


【★称号★】

魔物を最初に倒した者 最初にlvを上げた者

スロケルベ迷宮で最初に魔物を倒した者

……………………………………………………………


【回復魔法lv:4】

使用可能

ヒール キュア ハイヒール エリアヒール

エリアハイヒール


【身体操作lv:2】

50cm以内にグレードアップ


【超再生lv:6】

動きながらでも再生でき1秒に5回復


【スキルツリー】

spでスキルをゲット出来る。

Nスキルは10 Rスキルは100 Uスキルは1000


わ〜お

俺はそれ以外何も言えなかった。

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