Episode12

朝のリュウキュウ。もちろん華奈とメイが起きる。だが、今日はメイのほうがすぐに起きた

メイ「華奈ー。朝だよー」

華奈「…」

なんだかまだぐっすりモードだ。ふと。メイは華奈の下半身を見る

もしこのまま起きないのならこっそりいじっちゃおうかなー。そんな邪な考えが出た

起きないように寝間着の華奈のズボンを下げる。後少しで局部が見える。舐めてしまおう。そんな考えをする

もう一歩のところ…下の毛が見えた範囲で

華奈「何やってるのメイ」

はっ!いつの間にか華奈が起きていた。不審な目で見ている。メイはなんとか誤魔化すようなことを言う…と思ったら

メイ「華奈のおまんこ舐めようとしました」

正直者の淫語発言である

華奈「バカ!!」

華奈の怒りの声が室内に響く。華奈はメイの頭をこつんとした。はい、合計3回めです

メイ「ご、ごめん!邪な私をお許しくださいませ華奈様」

華奈「全く!さっさと郵便受け見てきなさい!」

メイ「はい!」

命令どおりメイは郵便受けへと行く。どっちがかかあ天下か全くわからない

郵便受けに来たメイ。えーと新聞と…ん?何か紙切れがあった。誰だろう?そう思い読んだらこの前来た加古の手紙だった

メイ「あ…加古さん」

その紙を読むともし、苗がほしいのならリュウキュウ農業組合センターに行ってみてねという文字があった

そう言えば…加古さんは農業組合センターの一員だった。それで色々な畑などを管理してる人なのである

この農業組合というのは全世界にある。農業に関することなら何でもござれという組合だ

例えばシダレカなら春野菜を取り扱う組合だったりヒダンゲなら米などを取り扱う組合だったり国によって違う

まあ支援会社みたいに協会を支援するというやつと近いといえば近い。そういう組合、つまりは会社だ

メイ「そうだ。この組合の場所、忘れてた。ホームセンターで買うよりこっちのほうが安かったりするから…」

苗や花の種、果樹の木が売っている。雰囲気も明るく今住んでいる場所から遠くない。行くべきだろう

メイ「リュウキュウの組合は夏野菜…中心なのかしらね?」

真衣「おはよう。あれ。どうしたのメイ?」

おっと。隣にいつの間にか真衣がいた

メイ「あ!真衣おはよう。実はね、この近辺に農業組合センターってとこあるのよ」

真衣「そんなのあるんだ?もしかして苗とか野菜が売ってる場所のこと?」

メイ「そうよ。真衣とベリシャに案内したいわね。今日時間大丈夫?」

真衣「うん!私もベリシャも大丈夫だよ!」

メイ「じゃあ行きましょう。車で行ける範囲だからね」

真衣「わかった!」

そう言うと真衣は自宅へと戻っていった


華奈とメイの朝ごはん。今日はごはん味噌汁漬物鮭だった。シンプルイズベスト。普通に美味しい

メイは紙切れにあった文字を華奈に伝えた。さっきのメイの邪な過ちの怒りは既に消えていた

華奈「知らないわね農業組合センターだなんて」

メイ「意外と全世界にある組合なんだけどね。知る人ぞ知る。っていう組合だし。わからない人はずっとわからないわ」

華奈「まるで天使協会とか悪魔協会みたいな位置づけねえ」

そう言うと華奈は漬物をパクっと食べた

華奈「でもまずは庭の野菜と洗濯物干してから行きましょうね」

メイ「ええ。わかったわ」

華奈とメイは食事を続けた


朝ごはんを終えると華奈は洗濯物を干し、メイは庭の野菜を見ていた

2人しか住んでないため洗濯物は簡単だ。そこまで量は無いしほぼ毎日欠かさずやってる

すぐに洗濯物は干せた。次は野菜だがメイが野菜を収穫していた。今日はトマトがたくさん採れた

メイがかご一杯に野菜を採れたことを華奈に見せていた

華奈「あら。今日もたくさんね」

メイ「凄いわよ!これで畑の野菜も収穫できればたくさんの野菜に囲まれた生活ができるわ!」

華奈「そうね!野菜をふんだんに使った料理を作らないとだめね」

そう言ってると隣の家からベリシャが来てくれた

ベリシャ「お二人さん。私たちの庭にもようやく野菜が採れたわ」

ベリシャは野菜いっぱいのかごを盛ってきてくれた

華奈「まあ。たくさん収穫できたのね?」

ベリシャ「ええ。特にズッキーニとゴーヤ。ちょっと見ないうちにすくすくと育って収穫できたわ」

メイは華奈のまじないの効果すごいわね~と思った。ふと、家を見ると真衣が洗濯物を干している光景が見えた

華奈「ズッキーニは普通に焼いてたべるのもいいしゴーヤなんかチャンプルーにして食べると美味しいのよね」

ベリシャ「今から楽しみで仕方ないわ。でも真衣って苦いの苦手だからゴーヤはどう思うかしらね?

だから真衣はビールと言ったアルコール類は一切飲まないのよ。大人なのに偉いわよね」

あ、そうなんだ…。前にコーヒーの豆をプレゼントしたが真衣はもしかしてコーヒー牛乳にして飲むのだろうか

メイ「ねえねえトマトたくさん採れたからいる?真衣が苦手ならそのゴーヤ、私たちにほしいわ」

そう言うとベリシャは嬉しい顔をする

ベリシャ「嬉しいわね。じゃあゴーヤとある程度のズッキーニあげるわ」

ベリシャとメイはそれぞれの野菜を交換する。こうやって品物を交換するのは楽しいし関係がより良くなりそうだ

メイ「わーい!ゴーヤにズッキーニ!」

華奈「今日はその野菜で食べましょう」

ベリシャ「こちらもありがとうね。大切に食べさせてもらうわ」

華奈とメイ。ベリシャが喜んでお互いの野菜を受け取った


昼。メイは車を運転して組合センターへと向かうことにした

運転はメイ。助手席に華奈。後部座席に真衣とベリシャが座る

4人とも初めて行く組合センターを楽しみにしていた。エンジンをかけ、出発する

ベリシャ「ごめんねメイ。私たちが運転免許持っていればよかったけど」

そう言うとメイは明るく言う

メイ「大丈夫よ!1人乗ったり3人乗ったりしてもあまり変わらないんだから!」

真衣「運転免許センターあれば私も免許取りたいけどね」

ベリシャ「それも後々。でいいわね」

そんなこと言いつつ目的地へと向かうことにした

運転して10分…組合センターに着いた。まあまあな広さの駐車場に車を停めて出る

華奈「ここが…農業組合センター…」

白い建物だった。旗もあり、何かセールでもやってるのだろうか。4人はその建物に近づいた

外には花の苗がたくさんあった。花を買うのもいいが、まずは野菜の苗。建物内へと入ることにする

ベリシャ「へえ…色々とあるじゃない」

建物内は様々な植物に関する物が置かれていた。新鮮であろう野菜。苗。種。色々あった

4人はうろちょろする。こんな楽しみな建物はない。4人は早速中を見回ってみる

真衣「わ!種がたくさんある!しかも安いよ」

メイ「ここは野菜も直売してるのかしら。どこの産地なのかな?」

華奈「ベリシャ、確か貴女の希望って唐辛子とらっきょうよね?」

ベリシャ「ええ。あればいいけど」

野菜の苗を販売してるスペースはすぐに見つけた。やはり夏野菜中心だった。4人は見て回る

メイ「んー…。唐辛子は普通に見つけたけどらっきょうないわね」

真衣「似たやつでにんにくはあるんだね」

ベリシャ「真衣。にんにくとらっきょうは似てないわよ」

華奈「でも既に収穫済みのらっきょうならあるわね?」

そう言うとベリシャはちょっと諦めて言う

ベリシャ「仕方ないわね。らっきょうは買うわ」

ベリシャはらっきょうがたくさん詰まった袋を買おうとした

メイ「ごめんねベリシャ。あると思ったけど…」

ベリシャ「別にいいわ。無きゃ死ぬ問題じゃないから」

真衣「とりあえず、唐辛子の苗を買っちゃお」

そう言うと真衣は唐辛子の苗を持つ。既に実になっておりあと少しで赤くなりそうなものだった

メイ「真衣とベリシャって辛党?」

ベリシャ「そうね。辛いのは好きよ」

真衣「私も辛いの好き!まあ本当は甘党だけど」

メイ「ならいいわ。まとめて買うわね」

メイは袋詰めのらっきょうと唐辛子の苗を買う。安かった。これならいつでも買いに来ても大丈夫だろう

そう言うとメイたちの姿を発見した人物が近寄る

加古「やあ。メイたち」

加古だった。4人は加古の姿を見る

メイ「あ!加古さんここにいたんですね?」

加古「そうよ。ここの建物をよく見たかしら?1階は直売所。2階は事務所よ。私は事務所から下に降りたの」

なるほど。加古はここで働いてるのか。4人は納得する

ベリシャ「ここはいいところね。野菜がたくさん売ってあるわ」

加古「良い場所と言ってくれてありがとう。ここはほぼ毎日セールをしてるわ。野菜の苗もたまにセールするから見逃ししないでね」

真衣「加古さんはここの職員なんですね」

加古「基本的にそうよ。後色々な畑の管理人。ま、暇があったら仙人だから樹木からエネルギーをもらってる。そんな感じよ」

やっぱり仙人。樹木からエネルギーをもらうのはメイとは変わらない種族だ

メイ「わかりました。じゃ、私たちまた畑に戻るので…」

そう言うと加古は止める

加古「ちょっと待って貴女たち。よかったら直売所の登録をしない?貴女たちが採れた野菜を売ることができるわ」

華奈「え。売れるんですか?」

加古「そうよ。売ってお金にすれば嬉しいじゃない?既に貴女たちは畑を持っている。その時点で登録可能よ」

真衣「そんなことできるんだ。どうしよう?」

4人は考えたが結論は1つだった

ベリシャ「なかなか良いじゃない。登録しましょう」

真衣「そうだね。たくさん収穫しても腐らすとよくないしね」

華奈「なかなか良い案ね。メイ、登録しちゃおう?」

メイ「わかったわ!加古さん。登録させていただきます」

加古「プラスの方向で嬉しいわ。じゃあ早速登録の契約書をかいてね」

ちょっとした机でメイは契約書をかいた。とても簡単な契約書だった。収穫できる野菜は決して間をおかず、ここへ持ってくること

また、畑に関しても間をおかないで整備すること。簡単な契約書を誓い、メイは登録を終える

メイ「こんな感じでいいんですかね?」

加古「ええ。バッチリ。これから貴女たちはこの直売所で売ることができるわ」

そう言われるとなんだか楽しみになってきた。庭の野菜もあるが、大きく育てば畑の野菜も採れる。そして売ることができる

メイ「じゃあみんな!特に真衣とベリシャ!売れたお金は山分けしましょう!」

ベリシャ「まあ、嬉しいわね」

真衣「いつもありがとうメイ!」

4人で嬉しそうに会話をしてた

加古は思ったが、この4人ならきっと素敵な野菜を収穫できる。そう思った。未来が楽しみな4人とも思った


4人は組合センターを離れて自分たちの畑へ車で直行した

まだスペースのある畑。そこに唐辛子の苗を追加で植えた。そこまで時間はかからなかった

あと、華奈が追加で買ってきたのか肥料を買っておいた。4人は畑に肥料を撒く

真衣「ねー華奈ー。こんな感じに肥料撒けばいいの?」

そう言うと真衣は適当に肥料をばらまいた

華奈「ちょっと真衣!うちらが通る道に肥料撒かなくていいから!野菜の近くで撒いて!」

真衣「あ、ごめーん」

真衣は今度は注意しつつ肥料を撒く。この肥料は野菜の成長を促進させる効果のある肥料。臭くはない

肥料を撒いて、水やりをする。これで今日の畑の管理は終わり

メイ「うんうん。華奈のまじないの効果もあるしこれは凄い良い野菜が採れるの違いないわ!」

まじないのおかげかもう大きく成長してる野菜があった

ベリシャ「でも唐辛子…これはきちんとまじないの影響を受けているのかしら?」

華奈「それは大丈夫よ。土全体にまじないをもらってるから成長するわ」

ベリシャ「なるほど。野菜本体ではなく、土なのね」

真衣「ミミズさんが美味しそうに土食べてくれたらいいな!」

真衣が言うとメイは空を見上げる。今日も良い天気だ。さんさんと降り注ぐ光で明日になればもっと成長するだろう

メイ「今後が楽しみで仕方ないわ…。畑を持ってよかった」

そう言うともう一回畑全体を見る。大きく育ってね。そう思った4人だった


夜。今日はメイが料理をする。既にズッキーニを焼いた料理は確定してた

メイが料理してる最中に華奈はテレビを見る。今日は…ヒダンゲの特集だった

ヒダンゲは陰口で一番田舎など言われているが、心地よい天候で住みやすいというのが番組で放送されていた

華奈「涼しい国…ねえ…」

そう言うと華奈はぐいっと発泡酒を飲む。うーん。美味しい

ヒダンゲは畑と水田、牧場が多く米や秋野菜や米がたくさん収穫できる国であった

確かに建物を見ると田舎っぽいが住めば都。なんだろうか。だが田舎すぎて住むのは難しいとは思うが…

リュウキュウでも大きいとも小さいとも言えない国なのでそこは少しわからない様子だった

華奈「涼しいという感覚がイマイチわからないわね。リュウキュウっていつも暖かいからね…」

いつか別の場所へ行ってみたいが、今となってはちょっと難しいかも。華奈は思った

メイ「できたよ!メイ」

メイに言われると華奈は発泡酒を持ってテーブルの椅子に座る

華奈「まあ。ズッキーニの炒めものが美味しそう!それにトマトスープ、ナスと肉の炒めもの!それにごはんに味噌汁ね」

メイ「1時間半の間で完成しましたー!」

華奈「よくやりました。いただきます」

2人は仲良く食べる


食器を片付けて…イチャイチャタイム

今日はソファーでメイは華奈にディープキスをしていた。2人が口を舐め合いながらその音が響く

華奈「ん…ちゅ…ん…」

メイ「んちゅ…れろ…」

華奈はこうしただけで興奮を抑えられない。これは朝の続きをしようとしてるのだろうか?

メイ「貴女の唇…最高にふわふわしてるわ…」

華奈「もうメイったら…朝の続き、したいの?」

メイ「華奈のおまんこほしいわ…」

華奈「直球で言わないでよ…わかったわ…」

華奈は朝みたく嫌にせずズボンとパンツを脱ぐ。華奈の局部が見える。メイは更に興奮した

メイはそれを見ると局部をすっと指でなぞる。華奈は少しだけビクッとした

メイ「見て、華奈。愛液が出てる。興奮してたのね」

華奈「見せつけないで…」

そう言うとメイはぺろっと愛液の舐めた。そしてメイは華奈の局部を顔に近づけた

愛しい人の香りがする。メイは華奈の局部を舐め始める

華奈「んっ!…あっ…!」

メイ「ぺろ…ぺろ…美味しい…」

華奈の局部のすじと突起物を舐める。それだけで華奈はびくんとした

華奈「やっ!あん!…そんなに舐めないでぇ…」

メイ「だめよ。もっと舐めてあげるんだから…ねえねえいやらしいこと言って?」

そう言うと華奈は受け答えるかのように言う。更にメイは舐める

華奈「やん…!クリとおまんこ気持ちいい…!ああん!」

メイ「そうよ。そう言ってくれると私も興奮する…もっとおまんこ舐めてあげるね…」

そう言うともっと舐める。そのたびに華奈は喘ぐ。興奮が収まらない

華奈「ああん!あっ!気持ちいいよお…!」

メイ「…でも、もっと気持ちよくしてあげるわ」

メイは顔を離れて指を入れた

華奈「な、なにを?」

メイ「潮吹いて…華奈」

そう言うと性器に入れた指を動かし始める

華奈「ああああ!んあああ!!だめよおおお!」

メイ「だめじゃないわ…」

華奈の局部を指で動かして更に突起物を吸う。もうおかしくなりそうだ。華奈は喘ぎ声しか出せない

華奈「だめええ!なんかきちゃうよおおお!あああああ!!」

メイ「イって、華奈」

華奈「メイ…!もうだめえええええええ!!!」

大声で叫んだ後、華奈の性器から潮が出た。メイの顔に付いたが関係無く飲む。愛しい人の愛液。美味しい

華奈「はぁ…はぁ…はぁ…」

メイ「美味しかったわ。華奈」

メイは笑顔で言う。華奈は恥ずかしそうにメイを見ていた。イった後、メイはもう一度華奈にキスをした

メイ「愛してる華奈…んちゅ…」

華奈「ん…私も…愛してる…メイ…」

2人の夜はまだまだ続きそうである


リュウキュウの夜

今日は一段と愛し合った夜であった



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