第13話

夜、マンションの一室…

巴はハルカのパンツをかいでいた。ちょうどいい、パンツが…

それの匂いをかぎつつ巴はオナニーをしていた。パンツの香りで興奮する

性器に指を挿れて自慰にはげんでいた

巴「んっ!んっ…!ハルカの香り…!いいよお…」

そう言うと指を更に激しく動かす。膣内がこすれて気持ちよかった

巴「あっ!あっ!ハルカぁ…!んんん!」

愛しい人の名前を言うともっと興奮する。無我夢中で指を動かす

しかしそろそろ限界だった。パンツを吸いながら絶頂になる

巴「は、ハルカ…!んあああああ!」

絶頂し、体が痙攣する。イった後、座ってるベッドに横たわる

巴「はぁ…はぁ…オナニー気持ちいいね…」

だが、何か物足りない。やはり恋人との体の重ねがいいかもしれない

巴「…明日もあるし、性器ふいて寝る準備しよ」

そう言うと液体が出た性器をキレイにふいた


一方のハルカ。今日は巴はいないため少しさびしいが、リーダーのマドカから連絡が来た

しかし、その内容にハルカは驚きの表情を見せる

ハルカ「…何!?マドカはリーダーを辞める!?」

そう言うと電話越しのマドカは言う

マドカ「そうよ。もう私年齢を言うと100年超えているのよ。そろそろ世代交代しないとだめよねって話」

ハルカは思ったがまだまだ元気なのになぜそういうことを言うんだ…と

ハルカ「しかし、お前以外でリーダーを受け継ぐ龍人はいるのか?我ではないよな?」

ハルカはそう言うとマドカは言う

マドカ「ハルカはさ、恋人いるからその人と幸せになってほしいの」

恋人…確かにそうだが…

ハルカ「だが、カチトではだめなのか?それに、ソトノ、サチ、キリコ…色々いるではないか」

そう言うといちから説明するマドカ

マドカ「まず、カチトは人見知りだから無理だし、ソトノだと幽閉されているから多分リーダーになるのは断るでしょう。

サチはそのままの龍人でいたいとは言うと思うしキリコだって同じこというと思うわ。

…結論から言うと、私はウジにリーダーの座を譲りたいのよ」

ウジ…確かに彼女はまだ若い。未来ある龍人の一人だ。だが、若いのにリーダーを継がせていいのだろうか?

ハルカ「しかしそれは大丈夫か?彼女も幽閉ではないか?」

マドカ「あのね。最近では外出もしたり色々な龍人に会ってるらしいのよ。いつの間にか、ね

後は彼女が交通手段を手に入れて大きくなってくれればきっとリーダーの素質に合う龍人になってくれるわ」

未来を見据えて…新しいリーダーになる…か

マドカ「あ、でもね。今すぐリーダーを変わるってわけじゃなくてあと数年してウジが大きくなったら変わる予定よ

そのこともウジには伝えたいと思うし、私はまだリーダーを続けるわ」

ハルカはその言葉を聞き安堵する。そういうことか。なら、まだまだ時間がある話だった

ハルカ「わかった。まだ続けるならそれでいい。後はウジがどう成長してくれるか。だな?」

マドカ「そうよ。だからね…ウジのとこちょくちょく行って色々とリーダーの素質を教えておくわ」

ハルカ「うむ。そうならいいだろう」

マドカ「ごめんね急にとんでもないこと言って」

ハルカ「いいぞ。これからもよろしくなマドカ」

マドカ「もちろん。じゃ、これで失礼するわ」

マドカ「ああ。じゃあなマドカ」

電話を切る。意外な話だ。まさかリーダーが変わるという話を

確かに自分だと巴がいるからリーダーになるというのは恐らくマドカは候補には入れなかったのだろう

後はウジがどういうふうにリーダーになってくれるか…純粋な子だ。きっと普通に受け継いでくれるに違いない

しかし何も言ってなかったが変わったらマドカはどうするつもりだろうか?隠居生活でもするのだろうか?

ただでさえあんな場所にいるのに既に隠居生活に近い暮らしをしてるのだが…

だが、考えても無駄だろう。これ以上は考えないことにする

ハルカ「私がもし…巴と会ってなかったら…リーダーを受け継いでくれと言われたのかしらね」

そう思い、夜はふけていく


昼の会社。今日も食堂でお腹がすいた社員たちが集まる

美味しい食事をしながら社員が食べている

巴、恵里菜、先輩が相変わらずしゃべる

先輩「も~…。彼氏が鬱陶しい感じなってきてもう別れる寸前だよ~」

恵里菜「おや、もう恋の雰囲気終わりましたか?」

先輩「そんな感じ~。あーあ。こんなことなら最初から付き合わなきゃよかったと思うよ」

巴「そ、そうですか…」

巴はなんだかうなずくしか返事ができなかった

先輩「そんなこと考えて、今日は落ち込みだよ~」

恵里菜「先輩無理しないでくださいよ。別れるのにも勇気いりますからね」

先輩「勇気振り絞って言うわ。じゃ、私は仕事あるから」

そう言うと先輩は食堂から出た。出た後恵里菜は言う

恵里菜「はぁ~。別れ話っすか。もう何も言えんねこれ」

巴「ほんとに、聞いてるだけでも嫌な気分になるね」

巴は言うと恵里菜は巴のほうに顔を向ける

恵里菜「巴、ハルカさんとは喧嘩とかしたことある?」

そう言うと巴は少し考えたが結論を出す

巴「ううん。全然無い。ハルカの悪いところ、全くと言っていいほどないよ」

だがやけにSMプレイだったり勝手に媚薬入れたりするが、心から嫌ではないとは思った

恵里菜「いいねえ…。後は、2人が一緒に住むとこまで来てるねえ」

巴「うん。いつかハルカと住みたい。そう思ってるよ」

恵里菜「もし、結婚するんだったら…私を呼んでくれよ?」

巴「もちろんだよ!でも恵里菜も恋人作り頑張ってね」

そう言うと恵里菜は困った表情を見せる

恵里菜「え!?う、うーん。まあ、頑張ってみるわ…」

巴は思うが恵里菜だったら普通に可愛い顔してるんだし恋人できそうな…そんなふうに考えた


仕事が終わった夕方。巴は当然ながらハルカの待つ神社へと向かう

恵里菜「じゃあねえ。ハルカさんとイチャイチャしなよー!」

巴「言われなくてもするよ!ばいばい!」

恵里菜はバイクですーっと去って行く

巴「さあ、行こう」

そう言うと巴は神社行きのバスに乗る

バス内でこっそりかばんの中身を見てた。ハルカのパンツもある。さすがに出さないが、なんだかお守りみたいで良い感じ

もう、愛してる。その一言だと思う。きっとハルカも私のパンツでオナニーしてたのだろうか?

今日も使用済みのがほしい。そんな雰囲気になったら命令しよう。お願いではなく命令。だ

だってハルカはMだからでもある。でもたまには自分のパンツを与えても嬉しがるかもしれない

おや。そんなこと考えてたらもう神社の近くに着いた。停車ボタンを押して降りる

今日は…お祈りの間にいるのだろうか。会話アプリで送信したが返事がない。そこにいるか?

神社前の階段を上り、お賽銭箱の近くまで着こうとしたら…

その前にハルカはいたが1人、黒い服を着た人と喋っていた。誰だろう?巴は近くへと行く

巴「おーい!ハルカ!」

ハルカ「あ!巴!」

そう言うとハルカは巴に近づき抱きしめる

ハルカ「嬉しい…愛しい人…」

巴「え。でも人と話してたんじゃないの?」

その人というのは斬裂龍キリコだった。その姿を見てキリコは鼻で笑う

キリコ「ふん。それがお前らの愛というものか。良い身分だな」

ハルカ「キリコ。我と巴は太い赤い糸で結ばれてるんだぞ」

ハルカは言うと抱きつきを止めて巴に言う

ハルカ「紹介するわ巴。彼女は斬裂龍キリコ。縁切りの龍人よ」

え、縁切り…!?ついに噂では聞いていたが登場した。一体なにを?巴は恐怖する

巴「あ、あの、私、東風平巴と、言います」

怖くなり一言が長く感じた

巴が言うと、キリコは2人のことをじっと見た。そして言う

キリコ「…ふん。なるほどな。ハルカの言う通りだ。お前らは俺が切れないほど太く強い赤い糸で結ばれている。

これはもう俺の縁切りでは不可能なほどだ。随分幸せ絶頂だな?ハルカ、巴よ」

キリコは無表情で2人の絆を言っていた。巴は呆然として聞いていた

巴「そ、そうなんですか…でも、今日はなぜここに?」

キリコ「見回りだ。龍人とは言えどずっと神社にこもっているわけではない。たまにこうやって来るんだ」

巴「な、なるほど…」

ハルカ「そんなキリコはサチとどういう関係なんだ?」

そう言うと図星だったのかキリコが焦る

キリコ「う、うるさい!あいつは全然たいした女ではない!愛の心なぞ持つものか!」

ハルカ「ほー。そんなこと言ってられるのはいつまでか?」

ハルカが言うとキリコは少し怒る

キリコ「黙れ!くそ。やはりハルカのとこに来るんじゃなかった!もう帰るぞ俺は!」

キリコが言うと早足で神社を離れようとしてた。しかし、2人の少し離れた場所でキリコは言う

キリコ「…おい。間違っても俺の場所には来るなよ。お前らは勝手に幸せになれ」

そう言うとキリコは早足で帰っていった

そんなキリコを見ていて巴は何かを感じるように言う

巴「…キリコさんって実は良い人?ハルカ?」

ハルカ「彼女は自分が思ってないほど良い人の雰囲気を持つひとよ。ただの縁切りの人ではないの」

巴「だよねー。捨て台詞だったけど普通に私たちのことを祝福してくれたし…」

ハルカ「良い人がにじみ出てるのよね」

面白い人だなあ。とは思った巴であった

ハルカ「さ、そんなことより中に入りましょう?」

巴「うん!」

2人は神社内部のハルカの部屋へ行く


2人は用意された食事を食べてハルカ専用の風呂に入る。そこではセックスはしなかった

巴は寝間着に着替えてハルカに寄り添う。だが、今日も良い雰囲気だったため脱ぐとは思うだろう

巴「…ふふふ、こうやってハルカといるのが私の幸せだよ」

ハルカ「私だってそうよ。巴といて、嬉しいことが多いもの…」

巴「…ねえ、ハルカのパンツ、とてもよかったよ」

そう言うと巴はかばんからパンツを取り出した

ハルカ「私のパンツで、オナニーしてくれた?」

ハルカは言うと笑顔で言う巴

巴「うん。気持ちいいオナニーしたよ。だから…、ハルカも私のパンツでしてほしいな…」

ハルカ「わかったわ」

ハルカが言うと使用済みパンツを巴に渡した。そして巴もパンツをハルカにわたす

ハルカ「嬉しい。すーっ…」

巴「私も嬉しいよ…すーっ」

2人ともパンツをかいでいた。愛しい人の香りがする。そう思うと体が熱くなってきた

巴「また、これでオナニーするよ」

ハルカ「私もするわ。ねえ、脱ぎましょう?」

巴「うん。全部脱ごう」

2人は全裸になりハルカは寝そべり、巴はその上に乗った

巴「ハルカ…んちゅ…」

ハルカ「巴…ん…」

2人はディープキスをしていた。舌が絡む。唾液も絡む。愛の深いキスだった

巴「ハルカ、おっぱい大きくて大好き」

ハルカ「ふふふ。カチトのおっぱいはどうだった?」

そう言うと巴は感触を思い出す

巴「カチトさんはただ柔らかくて気持ちよかったよ。でも、やっぱりハルカのおっぱいじゃないとだめだよ?」

巴は言うとハルカの胸を触る

ハルカ「あん…満足するまで揉んでいいからね…」

ハルカは言うと巴は大きく胸を揉んでいた

巴「ハルカのおっぱい…最高だよ…」

最近巴はSモードになることが多かったが、今日はそのスイッチはONではなかった

ハルカ「あっ!もっと…!もっとぉ…」

あえぎ声を出すと巴は乳首を吸っていた

巴「じゅる…じゅるる…」

ハルカ「あああん!乳首吸われるの…気持ちいい…!」

乳首を吸うといやらしい音がした。その音で2人は興奮を更に高める

巴「じゅうう…ん、ハルカのおまんこが濡れてるね」

ハルカ「当たり前よぉ…」

巴「ねえ…シックスナインしよ…?私のおまんこも濡れてるんだよ?」

ハルカ「嬉しいわ…」

そう言うと巴はハルカの性器に顔を近づける。ハルカも巴の性器が目の前に来た

巴「やっぱり…ハルカのおまんこじゃないと…」

ハルカ「私も、巴のおまんこいいわ…」

その合図だったのか2人で性器を舐めあった

巴「んっ!ん…!れろ…れろ…」

ハルカ「あん…!気持ちいい…!れろれろ…」

2人は無我夢中で性器を舐め合う。言葉がいらなかった

巴「いくら舐めても…愛液がいっぱい出る…最高だよ」

ハルカ「巴だって…おまんこから愛液出てるじゃない…」

2人はしばらく性器を舐め合う。どの合図か、パッと止める

巴「ねえ、ハルカ?一緒にイこ?」

ハルカ「いいよ。来て。お願い…」

巴はハルカの片足を上げて性器が見えるようにする。自分の性器をくっつける

ハルカ「ああん!刺激が来るぅ!」

巴「一緒にイこ…ハルカ!」

そう言うと巴は動かし始める。刺激が出るように大雑把に動く

ハルカ「ああ!巴!巴ぇ!」

巴「気持ちいいよぉ!ハルカぁ!」

どんどんスピードが出る

ハルカ「あん!やん!ああ!!」

巴「ああん!はっ…はっ!ああん!」

2人に言葉はいらなかった。ただ愛し合う行動をしてるだけだった

ハルカ「だめえええ!イくうううう!」

巴「私もイくよおおお!あああああ!」

2人は同時に絶頂した。ビクンビクンとはねた

絶頂を終えると巴はすっと足をなおし、ハルカの顔に近づける

巴「…ハルカぁ」

そう言うとキスをする

ハルカ「ん…ん…愛してる巴」

巴「んちゅ…私も愛してる…」

しばらくキスをしてた2人であった


セックス後、2人は寝間着を着て2人で布団に潜り見つめ合っていた

ハルカ「今日は女王様じゃなかったね巴」

巴「うーん。今日はただ愛し合いたいだけだったから…かな?」

なんだか変な言い方だ。だがハルカは笑う

ハルカ「ふふふ。いつでも女王になっていいからね」

巴「あ、あれは結構エネルギー使うからさ。たまにでいいよ」

2人は笑い合う。そして、ハルカは言う

ハルカ「ねえ?巴?」

巴「何?ハルカ」

ハルカは言いたかったことを言う

ハルカ「結婚…しない?」

え!?こんな場所でプロポーズ!?だが、巴は言う

巴「結婚…うん、ハルカとしたい」

そう言うとハルカは笑顔になる

ハルカ「もう私たちの関係を言いましょう。そして晴れて結婚できれば…きっと…ずっといられるわ…」

巴「そうだね…どちらかと言うと私のほうが名字変わっちゃうのかな?」

ハルカ「龍宮寺巴になるのね?」

巴「だね。でも、ハルカが言うならそうしたい気持ちはあるよ」

ハルカ「じゃあ今度結婚指輪でも買いましょう?」

なんだかトントン拍子だ。巴は明るく言う

巴「うん!ハルカとずっと愛したい」

ハルカ「私も同じ気持ち。愛してるわ巴」

結婚の約束をした2人。もうゴールイン間近となった


ジパングの夜

2人の関係が幸せになるまであと少し…


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