執筆時に気を付けた事等
※本文は、9割ほどノベプラに掲載してる内容と酷似してます。
今回は以下の3点について書き記そうと思います。
①専門用語を極力作らないこと
②プロットは、40万文字前後で終わるように
③体調管理と執筆のルーチン化
①は読んで字のごとく、作中に出てくる概念を言語化するにあたり、
その理由は、無数にあるWeb小説の中にある、流行から外れた作品の専門用語を覚えるために、貴重なリソースを割いてくれる奇特な方はいない、と考えたからです。
作中に出てくるホムンクルスや手当てがその例です。
実は私、結構いい歳してるので睡眠による疲労の回復量が若い人と比べて、とても少ないのです。そうなると、生きるためには無駄とも呼べる単語を覚えるのに、脳の負担が大きいのです。
プロの作家が書いて出版社から販売された小説ならまだしも、木っ端のWeb作家が生み出した専門用語なんて真剣に覚えるわけがありません。そのため可能な限り、既に頭の中に存在するであろう、実在する言葉を用いました。
巷ではナーロッパと揶揄されてる世界観も、作者の自己満足に過ぎない作中の専門用語を記憶しなくても良いという点においては、大変優れた世界観に思えます。
②は単純に、自分がエタらずに書き切れる文量におさめるためです。
拙作は最初から最後まで大筋のプロットを完成させてから、執筆に着手しました。加筆はありますが、物語の大筋は結末を含めてプロット通りです。
ただプロット自体は何度か作り直してます。最初はギルドや冒険ものにしようとしました。
しかし、プロットを詰めれば詰める程、完結する前に執筆に飽きるのでは? 冗長なのでは? と思い、話を動かしやすい舞台として学校を選びました。学校だと主要人物の出会いを大幅に短縮できるのも大きいです。
惜しむらくは、学校生活らしい話を書かなかったことでしょうか。単行本一冊分辺りからシリアスになるため、ギャグパートや日常パートを挟む余地がなくなったためです。
暖めてたネタとしては、目が覚めたら見覚えのないアプリがインストールされてた→試しに使ってみよう→トラブル発生みたいな、発明家キャラがいると成り立つ日常パートを何個か挿入しようと目論んでました。
その中の一つに、目が覚めたらタブレットにインストールされたキャラメイクアプリによって主人公の性別、体格、声を変更できるようになってトラブルが発生し、連鎖する、というのがありました。他には補修や特定の授業のワンシーンなんかも考えてましたが最後まで日の目を見ることはありませんでした。
当初は、三人称一視点はギャグに向いてないし、シリアスも内容がアレなので、無理して挿入しなくても良いと判断しました。一般流通してるノベルゲーなら有りですが、素人のWeb小説に物語の本筋とは関係ない話を序盤に盛り込んだら、貴重な読者が離れること間違いないでしょう。
ただ加筆が想定よりも多い事と文章力が無いせいで無駄な地の文やセリフがあるため最終的に67万文字までに膨れてしまいました。後、拙作には挿絵がないため、文字だけで状況や理由をきちんと説明することを優先した弊害でもあります。
③は二十代なら気にしなくてもいいですが、年寄りになると蔑ろにはできません。
①でも書きましたが、一晩寝た程度では疲れが取れません。くたくたなのに睡眠時間は短いし、睡眠の質も悪いです。それどころか自覚症状がないまま慢性疲労に陥ってました。いくら寝ても疲れが取れないと思ったら、慢性疲労を疑うべきです。
そのため一時期は、寝る一時間前に湯船に浸かり、メラトニンを5mg摂取してから、ベッドに潜る生活を送ってました。これは効果てきめんで、最初の二日間は6時間以上ぐっすりと眠れました。三日目からは4,5時間に一回目が覚める日々に戻りましたが、酷い倦怠感に悩まされることは無くなりました。
執筆のペースですが、最初は一日二千文字以上と決めて書いてたのですが、バトルシーンに入ると一日二千文字書くのが厳しくなりました。
そこで一日の目標を文字数から時間に変えました。
ではどのように変えたのか。それはポモドーロ・テクニックの導入です。詳しい事は、ポモドーロ・テクニックで検索すれば一発で出てきますので、ここでは端的にどう変えたのか、結果だけ書きます。
一日の執筆時間を25分作業+休憩7分を4回繰り返すことにしました。文字数に関係なく、一日の執筆時間を約二時間に定めました。休日も例外ではありません。
いつ書き終わるのかわからない流行から外れた話を完結させるためには執筆を日課とし、機械的に書き続けるしかありませんでした。
幸か不幸か、ノベルアッププラスとアルファポリスで連載してた時は感想をもらわなかったので、取り乱す事なく最後まで書き切れました。
・次回作について
次回作からは最長でも10万文字前後で完結する作品にします。可能なら一人称にしたい所存です。
後、仮に三人称を書くとしても、ギャグや日常パートは一人称に変えるのも有りかなと考えてます。
書いてみたい内容はいくつか候補はありますが、現時点ではどれも流行とは大きくかけ離れたものばかりです。
そのため1つは電撃大賞向けに執筆します。
ただ、いつ投稿するかは未定です。2022/9/9発売のスプラトゥーン3の沼にどれだけ浸かるかにもよりますが、2022年内に新作の投稿はないと思います。
ちなみに2は全ガチルールXに到達するくらいはプレイしてます。但し、実力はX帯のガチ底辺、S+5~+9辺りです。プレイ時間は約2000時間。3でも長時間遊ぶことは目に見えております。
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