第5話 日常とだらしない
自分で言うのもよくないが割とまじめな学生で休みの日も図書館に行っては勉強して論文を読んで、などしていることが多い私だが、たまに何もしないで過ごす日がある。普段の休みを勉強にあてているせいか何もしない一日に対して罪悪感を抱いてしまうことが多々ある。朝起きてご飯を食べて、すぐに布団に戻りアニメを一気見する。罪悪感を抱くという割にはしっかりと休みを謳歌している。お菓子を食べてみたり、ジュースを飲んでみたりとまったくだらしない生活である。しかしながら、そんなだらしないが私にとっての大切なエネルギーチャージのようなものである。友人たちはショッピングに行ったり、映画を見に行ったり、体を動かしに行ったり休みも充実したように見える。だが私にとっては誰にも会わないでだらだら過ごすこの時間こそ至福である。もちろん友人たちと遊びに行くのはすごく楽しいものだが、それでも体力は使うわけで、元々インドアタイプの私にはこんなだらだらがよく合うのだ。そんなことで徒然に過ごしているといつの間にか夜も更ける。
そうして今日もいつも通り、布団に包まれていく……アニメの続きを想像しながらその夢を見るのだ……。
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