『狐霊の檻』と『魔石館』
『
廣嶋玲子
廣嶋玲子さんの本は、好きです。
私が購入した『狐霊の檻』の本は行方不明になってしまったのですが、また購入する気満々の一冊です。それぐらい、面白い!
人間(阿豪の一族)に囚われた神・あぐりこと十二歳の千代の物語。
自分たちの欲望の為に「狐霊」を捕らえた阿豪の一族。お金には恵まれたが、「狐霊」の怒りをかってしまい、一族は病人が多く子どもにもなかなか恵まれない
そこで、「狐霊」の怒りを浄化するお酒を飲ませるため、お世話係として千代を雇った。千代は優しい子であったので、「狐霊」と仲良くなっていく。そして、捕らわれている「狐霊」を故郷へ戻す決心をする。
館の外に逃げた二人を追っ手が執拗に追いかけて来る。もう駄目かと思ったその時、二人の前に現れたのは……
『魔石館』
こちらも廣嶋玲子さんの作品です。
パワーストーンが大好きな私にはツボの作品。児童書なので、サクサク読めます。大人なら、ちょっと物足りないかな?
呪われたホープダイヤモンド(実話)のお話が好きな人には、おすすめですよ~。
えっ? 呪われたホープダイヤモンドのお話をご存じない?
では、月猫が説明致しましょう……
1645年。インドで農家のおじさんが大きなダイヤモンドを発見。そのダイヤはフランス人に渡り、その人はヒンドゥー教の寺院に奉納しました。
が、そのダイヤは盗まれて加工され、フランスのルイ14世のもとへ。ルイ15世・ルイ16世と所有されていきましたが、ルイ16世の妻であるマリーアントワネットが処刑される1792年王室から盗まれてしまったのです。
その後、このダイヤは加工され、いろんな人のもとへ行くのですが、手に入れた人はみんな不幸になってしまいます。この呪われたホープダイヤモンドは今、アメリカの博物館にありますよー。
怖いですね~
石には、何か宿るのでしょうか……
本日は、断捨離中に発見した小学校のお話会で使った資料より抜粋致しました。
月猫さん、こんな怖い話ばかり紹介しているの?って、そうです。私は、怖い話担当です!
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