『死者の告白』
著・奥野修司
奥野さんって、東日本大震災であった不思議な話を取材して書いている方なのです。
不思議な話が大好物な私ですから、30人に憑依された女性の記録『死者の告白』という本を図書館で見つけたときには、「おぉ、奥野さんじゃん。これ、絶対に面白いって」とテンションがあがってしまいました。
借りて来て、読んでいる途中です。
読んでいると、津波にのみ込まれた人たちの最後の情景がリアルに書かれているので、結構辛いです。
これ、読めない人も多いんじゃないかな。
読んでいると、胸がぎゅっと詰まるんですよ。
2011年の映像が蘇ってきますし……
震災で亡くなった方の話ですが、少しだけ紹介するとこんな感じです。
娘を迎えにいって、津波にのみ込まれた父。自分が死んでいることがわからずに娘を探し続けていました。
それから、目の前で子どもたちが津波にのみ込まれ自分だけ助かった父。あまりの辛さに、その後自殺。
幼くして津波にのみ込まれ亡くなった子。
他にも軍人さんとか、事故で亡くなった子とか、たくさんの霊の話がでてきます。
興味がある方だけ読んでみてください。
あの世ってあるんだな。そう思える一冊です。
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