読書録。

『人生の暗号』

『人生の暗号』

　村上和雄（著）

　昔買って読んだ本を、もう一度読み返しました。

　サラリとですが……

　著者の村上さんは2021年85歳で亡くなられたようですが、分子生物学者で筑波大学の名誉教授でした。（Wiki調べ）

　今回は、この本の中にある『出会い』の部分に特化して書いていきたいと思います。

　人間の思考・行動、ほとんど全てに遺伝子が関与していて、遺伝子暗号に書かれたこと以外は、私たちの身に起きないと村上さんは言っています。

『出会い』もそうだと。人との出会い・何かの出来事・物との出会い。全てが、巡り会う必然性があって出会う。

　これを、「カクヨム」に当てはめてみましょう。

　カクヨムの登録会員数を調べようとしましたら、2020年の50万人突破しか見つけられませんでした。

　今も50万人いるとしましょう。（増えているのかな？）

　凄い数ですよね。正直、驚きました。

　この50万人という人の中で、好きな作家さんに出会って、しかも交流までできるって凄くないですか？　

　住んでいる場所も、顔も、年齢（時には性別も）もわからないのに、何かを感じて繋がって行く。

　村上さん流にいうと、ここでの出会いも交流も遺伝子暗号に書かれていたことになります。そして、自分の運命を変えるような出会いをしちゃってるかもしれない。

　今、「カクヨム」の中で大切な出会いがあったと言える人は、もの凄く、もの凄く幸せだと思います。

　どうか、この幸せがいつまでも続きますように。

　どさくさに紛れて、私から一言。

　私の拙いエッセイやら小説を読んで下さっている皆さんへ。

　みなさんとの出会い・交流がなければ、もうカクヨムを辞めていたと思います。

　今があるのは、みなさんのおかげです。

　辛かったとき、どれだけ励まされたことか……

　リアルな友だちには話せない事も、ここでは書くことができました。

　本当にありがとうございました。

　また、宜しくお願い致します(#^.^#)