第8話 神秘魔法名と、アイテムボックスと、机

 床が石なので冷たくて硬い。

 なので机の上に寝た。

 体がバキバキだ。

 まるでおっさんに戻ったような感じがする。

 少し体を動かしたらほぐれたが。


 魔王タイトは良い奴だ。

 アイテムボックスの呪文を残しておいてくれた。

 それをするには。

 俺の神秘魔法名を知らないといけない。


#include <stdio.h> /*お約束という奴。色々な定義がしてある*/

#include <stdlib.h> /*お約束という奴。色々な定義がしてある*/


void main(void)

{

 FILE *fp; /*ファイルポインタ ファイルを読み込む時の情報が入る*/

 char str[200]; /*読み込むバッファ 要するに読み込んだデータを置いておく所*/


 system("dir > temp"); /*情報をtempに送る*/

 fp=fopen("temp","r"); /*tempファイルを開く*/


 while(fgets(str,200,fp)!= NULL){ /*ループと読み込み 終わりかどうか判別する*/

  printf("%s\n",str); /*読み込んだ物を表示*/

 } /*ループの終わり*/

 fclose(fp); /*ファイルを閉じる*/

 system("del temp"); /*tempを消す*/

}


 ポーション化して舐めてみる。

 『チミキイリ』と空中に表示された。

 これが俺の神秘魔法名か。


 さて収納魔法だ。

 亜空間を付与しないといけないらしい。


#include <stdio.h>

#include <stdlib.h>


extern MAGIC *item_box_make(chr *buf,int buf_size);

extern void item_box_save(FILE *fp,MAGIC *mp);

extern int mclose(MAGIC *mp);


void main(void)

{

 FILE *fp; /*魂の定義*/

 MAGIC *mp; /*魔法定義*/

 char ib[40000]; /*収納魔法の領域定義*/

 mp=item_box_make(ib,sizeof(ib)); /*アイテムボックス生成*/

 fp=fopen("チミキイリ.soul","w"); /*魂を開く*/

 item_box_save(fp,mp); /*アイテムボックス魔法の情報を魂に入れる*/

 fclose(fp); /*閉じる*/

 mclose(mp); /*閉じる*/

}


 こんな感じだな。

 収納魔法を開くのは。


#include <stdio.h>

#include <stdlib.h>


extern MAGIC *item_box_load(FILE *fp);

extern void item_box_open(MAGIC *mp);

extern int mclose(MAGIC *mp);


void main(void)

{

 FILE *fp; /*魂の定義*/

 MAGIC *mp; /*魔法定義*/

 fp=fopen("チミキイリ.soul","r"); /*魂を開く*/

 mp=item_box_load(fp); /*魔法の情報を魂から読み取り*/

 item_box_open(mp); /*アイテムボックスを開く*/

 fclose(fp); /*閉じる*/


 while(1){ /*無限ループ*/

  if(kbhit()) break; /*何か入力されたら止める*/

 }

 mclose(mp); /*閉じる*/

}


 両方ともポーション化して付与の方を飲んでみた。

 亜空間付与の消費は激しいと書かれていたから、全部飲んだ。


 亜空間を開く収納ポーションを舐める。

 黒い穴が開く。

 俺は魔石を一つ入れた。

 そして取り出してみる。


 大丈夫だ。

 正常に動いている。


 よし、ご褒美タイムだ。

 上着を脱いで、折り畳み机の角にあてる。


 き、きました、きたー、逆しゃちほこ高さ9292.9191メートル、値段1919万円であります。


 ふう、話には聞いていたが凄いな。

 机の角がねぇ。


 まったりタイム発動。

 あとやらないといけないのは、回復のポーションだな。

 これが出来たら、収納ポーションを使って、必要な物を貰っていこう。

 そして、街に行くんだ。

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