第13話 想い巡らせ 集結するの巻
李静は丘下の最初の家の楊宅の玄関扉をドンドンドンと荒々しく叩いた。
「こんばんは!
玄関扉がゆっくりと開くと中から
「これは診療所の李静さんではないですか、どうなされました」
「楊様、こんばんは、相変わらずお美しく」
取ってつけたように翠を褒める。それでも翠は満更でもなく照れ臭そうに微笑む。李静はにこりと微笑むと
「
と勢いよく屋内に向かって叫んだ。
「浩は少々お酒を飲みすぎて横になってるんですよ。お待ちくださいね」
「すみません!」
翠は部屋の奥に入っていく、李静はその背中をじっと見ていたが、浩の部屋の戸を開けた途端、待っていられず部屋に押し入り寝ている浩の身体を揺さぶった。
「浩さん、起きてください」
荒波にのみこまれそうな船の如く揺れる。
ごろんごろんと右に左に動かされ、浩は「うーん」と唸った。
「起きてますよ。そんなに揺らされると吐きそうです。誰?こんな夜更けに」
目を閉じたまま、口を抑えた。
「目を開けてください。まだ、そんな夜更けの時間ではありませんよ」
眠そうに薄目を開けて、
「あら、李静さん?なに?こんな夜更けに」
頬がぽわんと桃色に染まり微酔の様子だ。
「だから!そんなに夜更けではありませんてば、起きてください」
李静は浩の手を引っ張り、無理やり起こして座らせた。
「駿さんがどこへ行ったか知りませんか?」
「駿さん?が、どうかしたんですか」
「いないのです。童玄師匠の家にいないんですよ。隆たんがとても落ち込んでるんです。見ていられません。そして、曹先生に家を一軒一軒、覗いてみて来るようにと」
「さっきまで童玄師匠や姉さん隆たんはここに居たんですよ。だけど駿さんはどこへ行くと言うんですか?」
「隆たんはダグラナの森だと」
「ダグラナの、森?ダグラナの森!ひぇ〜それは、まずいです。なにかの間違いでしょう。いくら隆たんが言ったとしても、神の森に入山したなんて、あり得ません!探しましょう。もしかしたら
「どうして、
「えっ?なんとなく」
「なんとなく?もう!浩さん!しっかりしてください」
二人のやり取りを見ていた翠は少し苛立って浩の背中をパン!と一喝し目を覚まさせた。
「浩、さっさと目を覚まして!すぐに駿さんを捜しに行きなさい!」
「はい母様!」
浩はしゃきっと背筋を伸ばし立ち上がると、なぜか李静も背筋をしゃきっと伸ばして、フニャッとして微笑んだ。浩は慌てて家から駆け出て行く、李静は翠の手をとり、
「こんな夜更けにお邪魔しまして、すみませんでした」
と細い目のまま微笑んで、フニャッとして頭を下げて、浩の後を追った
翠は怜と浩の母親でそれなりの年齢だ。しかしそうは言っても、いつも元気で健康で肌艶も良く年よりも若々しく見えて美しい。
李静は翠に心を寄せる男のひとりだが、浩とと同じ年頃で翠にとっては息子も同然で男としては些か物足りない。
翠は童玄の前で、しおらしく、大人しく、品よくみせている。怜の母親として娘が恥をかかぬよう気を配る。本来は陽気でしゃきしゃききで、せっかちで、とても力強く、頼りになる母者で、浩はそんな母の翠を父親のようにも思っている。
そんな翠には野望があった。
ー 8年前 ー
「怜、貴女は童玄師様の妻になるのですよ」
台所で夕食の後片付けを手伝っている怜に突然言った。突然そんな事を言われた怜は大きな目をパチパチさせて、布巾で拭いていたお皿を床に落としてしまった。
「あっ!割れちゃった」
「そりゃあ、床に落とせば割れるでしょ」
「母さんがいきなり変なこと言うからよ」
「変なことじゃないわ!母さんの野望よ」
怜は怪我をしないように、落として割れた皿を、拾い集めながら、
「野望って……。無理よ。なりたいからと言ってなれるものではないでしょう。童玄師匠は特別な方、神と奉られる立派なお方。男前で背が高くて、皆から慕われて、とても素敵な方だけれども、母さんも知ってるでしょ。身分が違いすぎるわ、私のような下の者がお嫁さんだなんて、それに私は生まれて十五年しか経っていないの、結婚なんて、まだ早いと思うの」
「早くなんてありませんよ。それに神様の妻だなんて素晴らしいじゃない。例え神様で遠いお方だとしても、そうだとしても、童玄師殿の心を掴みなさい。私が若かったなら、私が童玄師殿のお嫁様になりたいわ、でもそれは無理というものでしょう。私が貴女の歳ならば、若かったならね。若いなら断然、童玄師様に告白するわ!だから、怜、貴女が妻の座に収まるの。私が若かったなら、どんなに努力したかしれません」
と何度「若かったなら」と言った事だろうか本来ならば自分が妻になりたいそう喝求したいところだが、
しかし鏡の中の自分の姿は、もう童玄の嫁にはなれない大人の女……。
年増の女……。時すでに遅しである。
ならば、怜を童玄の嫁にすること、それが翠の肺腑となって、その日から怜に花嫁修行と同時進行で童玄を虜にする女の技の伝授をした。
翠は童玄の様な神と讃えられながらも謙虚であり、物静かで男前で背も高くて、大地のように寛大で、申し分のない男子を何としても怜の夫にしたいと願った。
そして大願成就を成し遂げ、今に至る。翠は闇の中の灯火を目で追う。
「どうして、突然こんなこと思い出したのかしら、童玄師殿を間近で久しぶりに賞翫させて頂いたからかしら?ふふっ、もう、やだわ私ったら!きっとそうね。そうに違いないわね。李静さんも男の子だけど、ふう〜。童玄師殿みたいならね。あら、いやだわ、私たら、ふふっ!」
翠は闇の空を見上げて、
「今夜は、久しぶりにお月様も賞翫させて頂きたいわね」
そう呟いた。
「隆たんが言った通りなら、無事に帰ってくる事を願うしかない。どうか神様、駿太郎様を無事にお返しくださいますようお願い申し上げます。きっと無事だと思うけど」
翠は怜の様に暢気な口調で言って、闇の森を見上げて微笑んで戸口を閉めた。
二人は順番に家々を訪ね歩く、村人達が宅から出てきてはひとり、また、ひとりと増えていく。
次から次に闇の中に、灯火の数が増えていくのをずっと隆は眺めていた。童玄が宅から出て来て、
「隆、うちの中に入りなさい」
「父さん見てください」
隆の指で示す先をみると灯火が一箇所に集まるところだった。
「みなさん、駿さんを捜してくれてるんですね。隆の言う通り、駿さんは、やはり森へ行ったのでしょうか」
「父さん……」
「大丈夫ですよ。隆」
灯火の集合体が揃ってこっちへ向かってくる。闇夜に浮かぶ灯火の数より多い人数の民が童玄宅の庭へと集まった。
ランプを持った男衆には其々子供が妻が一緒に来ていた。子供たちは、みな心配そうに隆に駆け寄り大人達は童玄に歩み寄る。
「童玄師匠、どうされますか」
どうされますかと問われても、どうにかなる話しではない。闇の夜にダグラナの森へ入る事は不可能だ。たとえ童玄であっても、入山は許されない。
「駿さんは、まだどうして、森へ入ったりしたんだ」
とうもろこし畑の主の
「童玄師匠、駿さんはダグラナの森へ入ってはいけない事知ってるのですか?」
と、
隆よりも二歳上の男児だが隆と変わらぬ幼げな面持ちをしている。
「師匠!駿さんは、その事知らないのですか?隆たんは、駿さんにその話をしていないのですか」
童玄は静かに首を左右に振った。
「知らないのですか……」
伝は
駕王爺さんは優しく頭を撫でてやりながら落ち込む隆を見やって、
「隆たんのせいではないですからな」
隆の顔をみて心中を察し言った。
浩が慌てて隆のそばに駆け寄り抱きしめた。
「隆たんは何も悪くないよ!」
「そうですとも、孫さんや浩さんの言う通り、隆たんは悪くありません」
李静も隆の手をギュッと握った。親達は自分の子供を抱きしめる。
※※※※※
駿太郎は子供たちの遊びの先生だった。
傷口が痛むと言いながらも自分が幼い頃に遊んだ遊びを教えた。
畑の向こうの田圃の横の小川は少し幅広く、石ころが多い、そこにみんな集まった。
子供だけだと思っていたら、なにごとかと村人達が全員集まって、人でごった返し、まるで集会のようになった。
女達は楽しげに話し合い、すぐに昼支度をしに帰っていく、そして、そこに童玄が顔を出して言った。
「駿さん」
「なんだ?童玄師匠も来たのか」
とにしゃっりと笑う。童玄もその駿太郎の笑顔につられて微笑む、
「ここの流れは穏やかで、あまり小石は見つからないかと思いますよ。ここより上流へ行けば水の流れも、ここより激しく石もぶつかり合って丸くなっているのではないですかね」
「そうか……そうだな。確かにそうだ。よっしゃ!上流へ行こう」
駿太郎は腹を押さえて立ち上がる。
「おい!童玄師匠がもっと上流へ行ったほうがいいって言ってる!上へ行くぞ!」
「おー!」
なぜか、みな、拳を掲げ、勢いづく、李静はすぐ様、駿太郎の脇に入り込んで抱えた。
「牛蒡君、ありがとよ」
「李静です」
一同大移動である。
「童玄師殿、駿さんの声には、なんと言いますか、皆をひとつにまとめる力がありますなどういった訳でこうなるのでしょう?」
曹は後ろに手を組んで童玄と共に最後尾をひょこひょこと歩く、
駿太郎の声には人を活気づける勢いがある。人をまとめる能力、それは生まれ持っている潜在意識の中の本能であることに違いない。
「いいか!こんくらいの石ころ探すんだぞ。大きいのはダメだ!小さくて丸い石だぞ!」
駿太郎は指を輪にして大きさを子供達に見せた。子供相手に楽しそうに説明をする姿は、なんとも優しい表情の童玄によく似寄ってきたようにもに見える。曹は童玄と駿太郎を交互に見比べていると、
「先生、どうされました」
「いやはや、一緒に暮らすという事は、こうも、似てくるものかと思いましてな。ほんに
童玄師殿と駿さんは似てきましたのう」
童玄はそうかな?と思いながら駿太郎を見やった。
大人も子供のように小川の中に入り、楽しそうに石ころを探す。
水の中で石は長い年月をかけて、互いにぶつかり合って、削られて、小さくなってコロコロと転がり自然に丸みを帯びてくる。
そんな小石はなかなか見つからない。
「駿さん!これどうだい!」
「デカすぎる!もっと小さいやつだって!」
駿太郎の傍には、大きくなったら、駿太郎のお嫁さんになりたいという女児が二人、駿太郎を挟んで座っている。
「なあ!
「私は駿さんのそばにいるのよ」
と、琴が言う。
「琴は石ころ見つけてきなさい!私が駿太郎さんのお世話をするから大丈夫。ねっ!駿太郎さん」
と、満面の笑みで真桜が言う。
この二人は
駿太郎は困り果てて、ごった返す人の中の李静をさがし、姿を見付けると、
「おい!李静!李静!」
李静はきょろきょろと辺りを見回して、
「はい?誰か私を呼びましたか?」
「俺だ!こっち!」
李静は駿太郎の方を見た。
「どうしました?駿さん!傷痛みますか?」
「傷なんかどうでもいい!この二人!」
と琴と真桜の頭の上から指で示し、
「琴と真桜、そっちで一緒に石ころ探してくれねえか!」
李静はしばらく無表情のまま、無言のままで頭をぶんぶんと振り回した。
「なんだ?」
駿太郎は眉間にかなり深めの皺を寄せた。
「無理ですね〜。その二人は、駿さんから絶対に離れません!」
「いいからそっちへ連れて行け!」
李静はにやにやしながら、浩に声をかけると二人して駿太郎を指して笑っている。
琴と真桜は駿太郎の腕を掴んでくっついた。
「あー。駿さんよー。そのどっちか嫁にもらってくださいな」
と呑気に父親の
そのうち李静はなんだか嫉妬心が湧いてきて腹が立って、手のひらで掬い上げた水を、周りの子供たちにぶっかけた。
「李静さん!なにするんですか!」
伝が叫ぶ。子供たちは奇声を上げながら、李静に集中攻撃を仕返し、いつのまにか水の掛け合いが始まり頭の先から全身びちょびちょになってしまった。
「おいおい!おめえら!石ころ探せ!」
「だから、だめなのよ。長閑村の男たちって子供よね」
「そうね、真桜、だから大人の男がいいのよね。駿さん」
なんとも、ませたガキどもだと駿太郎はため息をついた。
「駿さん、私と一緒にあっちへ行って二人っきりになりましょう」
と言ってきたのは、隆と同い年の、れんげ養蜂場の娘御の
駿太郎はガックっと項垂れた。
「駿さん!これどうだい」
拾った石を高く掲げて駿太郎に見せる。
「はあ〜。もっと小さくねえと、指で弾けねえ。とにかく小さい丸い石だ」
言葉に力が入らない。
その横で、流れに足を取られて水の中にドボンと転がる者がいる。
それを見てみんなは、またおおいに笑う。
村の女性陣がそれを見て笑いながら集まってきた。手には手作りの昼食を持っている。
野原に持参した料理を並べて昼食の準備を始めた。
「さあ!お昼にしましょう」
翠が大きな声で叫ぶ。
水の中に入っていた者は水面から顔をそちらに向け、それを見ていた女児達も、みんな料理を囲んだ。誰が親で誰が子供かなど関係なく、入り混じってのお昼ご飯である。
「こういうのもいいですな。わしは、このような遊びは初めてですな」
「なに?エンジェルジジイはピクニックを知らねえのか?」
「ピク?ピク?」
「ピクニック!」
そこにいる子供達が全員、声を揃えて言った。
「いやはや、なんとも楽しそうですなあ」
屈託のない笑顔、飛び交う声、まさに長閑村に相応しい光景である。
丸い小さな石を見つけた者たちは飯を食いながら、早速ビー玉遊びをはじめた。
石ころをビー玉に見立てて穴に落とす遊びだ。地面に穴を掘って指先で弾いて落とすというだけの遊びである。それでも子供たちも大人たちもおおいに楽しんだ。
Sケンという陣地取りの遊びも教えた。地面にS字を書いてその中に宝物を置く、ケンケンしながら敵と戦い足を付いたらそれで終わり、足を地面につかないまま戦って敵の陣地の宝物を奪った方が勝利するという遊びだ。それはそれは子供たちも大人達も飽きることなく遊んだ。
その昔、なにもない時代、子供たちは外で遊んでいた。遊び道具がない時代、自分たちで遊びを見つけた。
Sケン、ビー玉遊び、缶蹴り、鬼ごっこ、かくれんぼ、ハンカチ落とし、かごめかごめ、
だるまさんが転んだ、けんけんぱなど、
駿太郎は不意に思い出した。記憶にはなかったはずの幼い頃の記憶、よく一人で遊んでいた時を懐かしく思う。
駿太郎はふと両サイドにいる女児を見る。
こんなガキにまとわりつかれて、俺はなにしてんだろうな。もし自分に子供がいたら、
こんくらいの歳頃だろうか?
「俺には子供がいたんだろうか?いるわけねえな。ガキなんて大嫌いだったんだから」
童玄はみなの姿を穏やかな気持ちで眺めている。駿太郎が微かな声でつぶやいた言葉を一言一句を心に留めると、ますます穏やかな気持ちになり遠くを眺めた。
※※※※※
童玄は闇夜に思いを馳せる。
駿太郎の身を案じながら、村人たちの想いにも感動していた。駿太郎への想いがひしひしと童玄の心に伝わってくる。
「李静!駿さんは居ましたかな?」
口をもぐもぐさせながら曹が宅の中から出てきた。
「先生!なにをもぐもぐされてるのですか?こんな、非常事態なのに、駿さんはどの家にも居ませんでした。皆さんも心配されてここに集まって来ました」
「集まったところで、なにも出来やしませんぞな」
曹の言葉に唐万頼や皆が眉をひそめる。
「先生はいつでもそんな暢気な事をおっしゃいますが、ダグラナの森へ入ってはいけないという掟がある事をご承知でしょう。それを暢気にふわふわ焼き菓子なんぞ食べながら、まったくもう!」
「あれれ、どうして、ふわふわ焼き菓子を食べていたと知ってますのやら」
「先生!」
李静が自分の口の周りを指で示す。曹はそっと指先で口の周りに触れると
「あれれ」
指先についた菓子の欠片をみて、舌でペロリと舐めた。皆は呆れ顔でため息をつく、曹の暢気な姿をみても、皆の心配は拭えない。
ただ童玄が、どんと構えているのだからと、さっきよりも平常心を取り戻せたけれど、
けれど、ダグラナの森の厳しさは、彼らの意識にうえ付けられている。気楽な思いでそこにいる事はできない。
「さあ、皆様、召し上がれ!駿さんの言う。クッキーですよ。ふふ」
決してクッキーとは呼ばず、焼き菓子と言い通していた怜だが、クッキーの愛称が可愛く思えてきて、そう呼ぶことにした。
「クッキー?」
伝は、まあるいクッキーを一枚、手に取って小さく噛んで、カリカリと口を動かして噛み砕き、にやりと笑って、
「美味しいです」
と怜を見上げる。
「怜様、私がお配りしたします」
怜の手からクッキーの盛ったお皿を受け取ったのは、金物屋の
「浩さん、浩さん?浩さん!」
「はい、はい!なんです。李静」
「なにを、じっとみてるんですか?」
「なにも、みてません」
「今、じっと春凛さん見てましたよね」
「いえ、みてません」
「見てましたよ」
「見てません」
「見てましたよね」
「いえ、みてません」
二人は睨み合う。そのすぐそばで隆はそのやり取りを見せつけられている。
「李静さんの見間違え……です!」
「この眼と鼻の先で見間違えですか?見間違えですか?見間違え?そうですか?ははあん
そうですか?だから、唐さん宅なのですね」
「なんのこと?」
すっとぼける浩だけれども、李静の目は細いけれども節穴ではない。
浩の縁談話のお相手は、この唐春凛である。
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