四日目

 さらに重みを増したかたまりはわたしの足にまで沈み込んできた。ずっしりとした重みがわたしを縛りつける。

 立ち上がって、歩くのも苦痛だった。

 空っぽの上半身は、カーテンの向こうから聞こえてくる雨の音を聞いていた。さらさらと雨音がわたしの空虚な頭をかすめていった。

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