【200万PV感謝！】目が覚めたら異世界転生して男女比1:20？！

第156話 清蘭祭1日目 死屍累々そして最後に・・・

「こらこら、その辺で勘弁してあげなよ、悠馬っ。」

「むぅ、しゃーないなー！許してやろう！」

「あはは・・・稲穂くん大丈夫？」

「だ、大丈夫っす。痛いのは痛いですけど、手加減して貰えてるのは分かりますし、それにこう言うやり取りとか楽しくてっ。」

「そう言うものなの？」

「はいっ！仲間だって思って貰ってるって言うかお互いに遠慮しないで良い間柄って言うか。」

「頼むから変な趣味に目覚めるなよ？」

「大丈夫ですってっ！・・・って何か周りが静かな様な？」

健司の言葉に周りを見渡すと俺達のやり取りを見てる子達が揃いも揃ってわくわく？どきどき？にやにや？って顔で見つめてる。

「な、何だ？この空気。」

「尊い・・・。」、「健全な男子のやり取り・・・イイ・・・。」、「二人共楽しそうでニヨニヨが止まらない・・・。」、「これを見れただけでも来て良かった・・・。」っとそんな事が聞こえてくる。

「はぁぁぁぁ〜・・・馬鹿ばっか・・・。」

「悠馬さん、本音漏れてますよ。」

苦笑いをしながら志保が突っ込んでくる。

「おっと、これは失礼っ。」

俺のそんな言葉に愛央も志保も清華も苦笑い・・・。

「っと、それはいいや。清華も今日の分は終わりでしょ？先ずはご飯行こうよ。」

「あ、うん。じゃー、皆、ごめんだけど・・・。」

「はいはいー！お疲れ様！いってらっしゃい～。」

清華のクラスメイトの声を背中に聞きながら「健司達も飯食って無いなら着いてきなー！」っと声をかけて教室を後にした。

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「もうっ！やっと来てくれたのねー！悠馬くん！」

「すいません・・・中々来るタイミング無くて・・・。」

「良いのっ！良いのっ！恋人のお弁当の方が嬉しいもんねぇ～こんなおばちゃんのご飯よりもっ。」

「何言ってるの、まだまだおばちゃん何て言ったら失礼な若さじゃ無いですかっ。」

「あらあらっ///お上手なんだからんっ///おまけしちゃうねっ。」

「ありがとうございますっ。楽しみに待ってますねっ。」

学食のおばちゃん達との会話をしながら、注文を済ませた俺は先に席を確保してくれていた皆の元に戻る、愛央、志保、清華、健司、柚美ちゃん、千里ちゃん、涼ちゃんっと俺をいれて８人って言う大所帯だ。

「運んでくれるらしいから少し待ってくれな。」

「いえ、任せてしまってすいません。」

「良いの良いの、席の確保ありがとな、皆。ところでさ健司。」

「はい？」

「お前そのデフォルメ悠馬くんどうすんの？」

「あー・・・そうなんですよねぇ～・・・勢いで取ったのは良いんですけど一体だけだし、立花さん達にあげようと思ったけど一体だけだし・・・。」

そんな健司の言葉に欲しいなーって顔をしながらも確かに誰かが貰うとって感じで曖昧な顔してるわ。

「ん－・・・しゃーないか。３人共、はいこれ。」

「何ですか？」

「余った材料で作ったもんだけど後で開けてみてね、ここで開けると多分、騒ぎになる。」

「分かりました・・・。それじゃー後で確認させてもらいます。」

「良き良きっ。健司は・・・お姉さんにあげても良いし自分で保存しても良いし任せる。」

「あぁ、そうします。姉さん、スタンプラリーやってますし・・・。」

やってんのかい・・・っと俺のツッコミの直ぐ後に頼んでいた料理が運ばれて来て俺達は揃って学食で昼食を楽しむのだった。

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その後、俺達のデートの邪魔はしたくないと言う4人と別れて、俺達は校内をぶらぶら。

そうなれば当然、注目を集める訳で・・・。

「ねぇねぇ、あの子ってモールと、海の時の子だよね？」

「うんうん、烈火の如く怒り出した時の子だね。それと、あっちは殺戮ショーの時の子だよね？」

「だね、それとあの人は・・・最初の頃のストリートピアノの子だよね？」

「一緒に居るから間違いないと思う。てか・・・3人共レベルたっかぁ〜・・・。」

「「「確かにっ！」」」

いや、あのね？ボソボソ話してるつもりなんだろうけど全部聞こえてるのよ。

愛央も志保も清華も「っ//////」っと、真っ赤になってるし俺は俺で誇らしいけど俺のせいで有名になってるのは申し訳ないなぁ〜・・・っと。

「あ〜・・・その、ごめんな？何か俺のせいで有名にさせてるみたいだ・・・。」

「だ、大丈夫だよっ！恥ずかしいのは恥ずかしいけどっ///」

「ですねっ///でも、悠馬さんの隣に立つ事でなら寧（むし）ろ誇らしいですっ。」

「そ、そうだねっ///認められてるみたいだし恥ずかしいのは恥ずかしいけど、悠馬くんの隣に立っても何であいつがってならないなら問題ないかなっ！」

「「「だから、変わらない貴方で居てくださいっ。」」」

三人が揃ってそんな事を素敵な笑顔と共に言ってくれた。

だから、俺も・・・。

「ありがとう、これからも側に居てくれ、愛してます。」

自然と愛してると、口から出てそのまま、3人纏めて抱きしめた。

「「「私も愛してますっ///」」」

俺の言葉に続いて3人も同じ様に自然と言ってくれた。

「「「くっはぁぁっ///」」」

「「「かっはぁぁぁ///」」」

「「「ひゃぁぁぁ///」」」

「「「愛してるとかぁぁぁ///」」」

「「「ぐぼぁぁぁぁ///」」」

「「「甘ぁぁぁぁ///」」」

「「「「あっ・・・。」」」」

見えない何かを吐き出した人達から逃げるように俺達はそそくさとその場を後にした。

気を取り直した俺達は校内をぶらぶらしながら進撃していく。

：とある教室　屋台系にて。

「はいっ、悠馬、あーんっ。」

「んむっ。愛央のあーんのお陰でめっちゃ美味いっ。」

「へへっ///」

「んじゃ、愛央も、あ〜んっ。」

「あむっ///・・・美味しいけどはずぃっ///」

「次は、志保なっ！あ〜んっ。」

「ぁむっ///美味しいですけど恥ずかしいですねっ、これっ///」

「んじゃ、清華もっ！あ～んっ！」

「ぁ、あ～んっ///美味しいけど・・・はずいっ///」

「食べさせ合いっこっ！！！？？？うらやまけしからんっ！」

「らぶらぶっぷりがぁぁぁ！されたいぃぃぃぃぃ！」

「ずるいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！カッハァぁぁぁっ！」

俺達の行動を見て血反吐を吐きながら倒れる人、机に突っ伏す人、ハンカチを咥えながら涙を流す人・・・カオスだな、うん。

：とある教室　お化け屋敷にて。

「イヤぁぁぁぁむりぃぃぃ～～～～っ！」

一緒に入った清華の叫び声が響き渡る。

「大丈夫だってば、作り物作り物っ。」

「そ、そそそそ、そうだけどぉぉ・・・むりぃぃ！」

「いたいよ・・・清華・・・。」

清華のおっぱいに俺の腕がずっと挟まれてるのは最高なんだけど・・・それ以上に締め付けがね？

「ばぁぁぁ！！」

「ひっ・・・。」

「清華？」

ギギギっと俺の顔を見た清華はがばぁっと俺の顔をその豊満なおっぱいに抱きしめて押し付けて来た！！！

「むむうぅぅぅぅぅ？！」

待って！待って！死ぬ！死ぬって！窒息する！！！

清華の腕をパンパンっと叩いて気付いて貰おうと必死にアピールするが清華は全く気付く事は無く・・・。

「もうやだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！」

っと叫びながら俺をおっぱいに挟んだまま引っ張って一気にお化け屋敷を抜けて行くのだった。

「あ、清華さんおかえりなさ・・・。」

「おかえりなさい？・・・って？！」

「悠馬が！ぐったりしてる！！死ぬってそれ！！」

「清華さん！早く離れてください！悠馬さんが死にます！！！」

「あっ・・・ゆ、悠馬くん？！」

「きゅぅぅ・・・。」

「ご、ごめんなさいぃぃぃぃ！！」

廊下に清華の声が響き渡るのを聞きながら俺の意識は遠のいていくのだった。

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どうでしょ？何とか形にしました・・・。