【200万PV感謝！】目が覚めたら異世界転生して男女比1:20？！

第47話 モールにて

二人で連れ立って大型モールの中をぶらぶら～・・・。

お互いに飲み物を片手にあーでも無いこーでも無いっと話しながらぶらつきながら服屋に入ってお互いに服を見繕った。

「じゃーんっ！どう？愛央のコーディネート。」

「良い！悠馬君にとっても似合うとおもう！」

「良かった！俺も気に入ったしこの組み合わせは買っちゃおうかなー。次は愛央の番ね！」

「うんっ！着替えてくるね！覗いちゃ駄目だよ？」

「えっ？！だめなの？！」

「だ、ダダダダ、駄目に決まってるでしょぉぉぉ？！///」

「むぅ・・残念・・・。」

俺が悔しそうな顔をしてるのを見て愛央が気付く。

「ねぇ？ワザとだよね今の？悔しそうな顔はしてるけど口元ニヨニヨしてる・・・。」

「ナンノコトカナ？」

「もうっ！知らない！」

そう言って愛央はカーテンの向こう側に消えてしまい、暫くガサゴソ・・・。

「ど、どう・・かな・・・？///」

って言葉と共に恥ずかしそうに出て来た愛央に俺はすっかりと魅了されて、見惚れてしまった。

「悠馬君・・・？似合わないかな・・・？」

ブンブンっと今度は俺が顔を真っ赤にして首を左右に振ってしまう。

だってさ、愛央の大きくて奇麗な胸がこれでもかって位アピールされてるし、ストッキングに包まれた足も普段よりも細くて奇麗に見えるし、これはニーソでも凄い合いそうだし・・・兎に角・・・ヤバいっ！

「えっと・・・？」

俺が言葉を出さないからか愛央の顔が不安げになってるのを見て俺も感想を絞り出す。

「似合い過ぎててやばい・・・。目が離せない・・・。」

俺の感想に一気に愛央の顔が真っ赤に染まって照れくさそうにしながらも一言。

「そ、そっかっ///悠馬君を魅了しちゃったかっ///」

「う、うんっ///想像を遥かに超えて似合っててやばい・・・。」

「じゃ、じゃー買っちゃおうかな・・っ///悠馬君に褒めて貰ったしっ///着替えて来るね？」

「う、うんっ。」

それだけ言うので精一杯な俺を背に愛央は本当に嬉しそうな感じで試着室に消えて行くのだった。

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SIDE　愛央

「この後どうしよっか？」

「うんー、まだ２時位だしね、そだ！ちょっとアクセサリー見たいんだけど付き合ってもらえる？」

「勿論っ！」

悠馬君の言葉に私は迷うことなく賛同してアクセサリーショップに向かう事にしたけど確りと手を繋いで歩くからずっと視線を感じてるって言うか痛い位だ。

明かに嫉妬と妬みと何でお前が？って視線が多い。

仕方ないけどね・・・・。悠馬君みたいなイケメンで有名な人と私みたいな普通の女の子が一緒に居ればそう見られるのも仕方ないって思う。

でも・・・でもさ・・・。

今、悠馬君と一緒に居るのは私なんだもん、自分から何も出来ない人が人を妬むのは間違ってると思うよ。

「っと、着いたね。じゃーゆっくり見よっか。」

悠馬君が私の葛藤に気付いてるのか気付いていないのか分からないけどぎゅっと少し強めに手を握ってくれたまま店内に入っていって悠馬君のそんな行動に私もぎゅって手を握って前を向きながら歩いたのだった。

「ふーん・・・。結構良いデザイン多いな～。お？これとか好きかも俺。」

「どれどれ～？って、悠馬君なら何でも似合うよ絶対！」

「そうかなー？でもそれ言ったら愛央もそうだよ。これとか絶対似合うし。」

そう言って悠馬君が見せて来たのはハートの形にイミテーションのダイアモンドみたいなのが付いたネックレスだった。

「わっ！可愛いー！流石悠馬君！いいなぁ～これ・・・。５０００円でそこまで高くも無いし買っちゃおうかな～・・・。」

「良いんじゃないか？愛央に似合うしって言うか俺がプレゼントするわ。」

「えええ！だめだめ！買うの辞め！他見よー！」

悠馬君ってば何でもない様に買おうとするのを止めさせて背中を押しながら一緒に他の所を見に行った。

「ちょ、ちょ！押すなって。分かったからーっ。」

「ここはリングコーナーだねー、可愛いの一杯ある！」

むぅ、っと少し不満げな悠馬君には悪いけど流石に買ってもらう訳には行かないからね。嬉しくない訳じゃ無いって言うか嬉しいけどさ・・・。

「これはピンキーリングか。へぇ～・・男女ペアのとかもあるんだな。」

ふむふむって感じで何かを気にしながらリングを見てる悠馬君。

私も一緒になって見てるけど、星型の枠の中心に小さいサファイアみたいな青い石の付いたやつが気になった。

「値段もピンキリって感じだね。こう言うのとか彼女と一緒にペアで付けたりとか結構憧れるなー。」

「そうなの？男の子だしこう言うペアのって嫌じゃ無いの？」

「ん－、他の奴は知らないけど俺は好きだよ。恋人とか将来の話になるけど奥さんになる人とかは指輪でもネックレスでもお揃いのを何かは付けたいかなー。何て言うか印（しるし）って言うか証（あかし）って言うかさ、そんな感じ。」

「成る程・・・。うん、私も同じかな。結婚とか出来たら指輪とか付けたいし一緒にデザインとか考えてみたりとかしたいなー。憧れる～っ！」

うんうん、女の子だねー♪っと凄く楽しそうな悠馬君を見ながら私達はついでとばかりに一緒に指輪のサイズを測ってもらった後に店を出てゲームセンターに行く事にして歩きながらデートを楽しんだのだった。

でも、私はお店を出る最後までさっきのピンキーリングが気になってチラチラと気にしながら後で買いに来ようかなって考えるのだった。

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