思い出を乗り越えて

第33話 報告（愛され隊）

司：皆さん、こんばんわ。

雫：こんばんわー。デートはどうだった？

美織：こんばんー。って司は今日デートだったの？相手は？

有希那：こんばんわ。デートって何？！まさか蓮夜君？！

雫：そうよ、午前中に蓮夜に電話したら司と映画行ってくるって言ってたもの。

有希那：・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

美織：それ打つ必要あった？！？！ｗｗ

有希那：・・・・だって・・・・。

司：まぁ、確かにデートはしました、今話題の映画見てきました。

雫：やっぱりあれ見に行ったんだ、どうだった？

司：面白かったですけど、私と蓮夜さんにはきつかったですね。

美織：蓮夜さん

雫：蓮夜さん

有希那：・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

美織：だからｗｗｗｗｗｗ

雫：ちょっと有希那は落ち着きなさいってｗ

司：別に心配はしなくてもお付き合いする事になったとかじゃ無いですから安心？してくれて大丈夫ですよ。

有希那：・・・・・ほっ。

司：でもまー告白はしてエッチしましたけどね！！！！

雫：？！？！？！？！？！？！

美織：？！？！？！？！？！？！？！？

有希那：？！？！？！？！？！？！？！？！？！？

司：嘘です。

雫：おいっ！

美織：おい！！！

有希那：お仕置き・・・・・。

司：あぁ、告白は本当です。何と言いますか今日は朝から予感がありまして・・・。

有希那：予感？

司：先輩に何かあるって言う予感ですよ。それで目が覚めた位ですし。それで一人で身体動かしてたら同じく身体動かしていた先輩とばったりと会いまして。

有希那：それで・・・？

司：あぁ、予感の正体はこれか・・・っと。案の定、先輩にちょっと起こってましてその関係で先輩がちょっと・・・・。

美織：え？蓮夜君大丈夫なの？！

雫：電話では分からなかったけど何があったの？！蓮夜は？！

有希那：司ちゃん！蓮夜君は無事？！大丈夫なの？！ねぇ！！！！

司：有希那先輩は落ち着いてください。取り合えず大丈夫です。っとまぁ、その関係で改めて先輩に気持ちを伝える事になって、告白しちゃいました。

有希那：蓮夜君が無事なら・・・・。本当に焦る・・・・。

雫：流れは分かったけど蓮夜は告白を受けなかったの？

美織：うん、こう言うのはアレだけど、司なら蓮夜くんは告白受けても可笑しくないと思うんだけど？

司：先輩は私の事を女とは見て無いですからね。妹感覚って感じですね。まぁでも多分今日でちゃんと見てくれるようになったかと思いたいですね。

美織：そっか、確かに言われればそんな扱いだったかもね。

雫：なるほどね。それなら確かにこれでやっとって感じ？

司：そうだと良いんですけどね。

有希那：うぅぅ・・・・。司ちゃんは強敵過ぎるよぉ・・・。

司：そいえば、朝の時にですけど先輩の頭を私の胸に抱きしめたりしましたからちゃんと女を感じてくれたはずですね～ｗ

有希那：？！胸に？！

雫：頭抱き締め！！？？

美織：いくら早朝って言っても外でそれは・・・・ｗ大胆ーーｗ

有希那：私も負けて居られない・・・。って言うか！告白するって言ってすぐにそれは酷くない？！

司：あー・・・そこはまぁ・・・ｗそう言う流れだったからとしか・・・・？ｗ

有希那：くぅぅ・・・ｗ良いもん！私だって負けないし！

雫：そうね、司ばかりにしてやれたまんまじゃね！

美織：有希那はファイト！

有希那：分かってるし！

司：取り合えずそんな事がありました。あぁそれとですけど・・・。今やってる映画は先輩とは見ない事をお勧めします、って言うか私と見たってのもありますけど内容的にきついので・・・・。

雫：きついんだ？それって私達にも？

司：いえ、あくまでも私と先輩にはってだけです。古傷に塩を塗るどころじゃ無くザックザク切りつけ捲るって感じなので・・・・・ｗ

美織：そこまでなんだ・・・・・(;'∀')

有希那：見ようって誘うのは止めておきます・・・・ｗ

司：あぁでも、先輩抜きで見るのは良いですよ。とても勉強になるので。

有希那：そっか～それじゃ今度３人で見に行ってみる？

雫：いいわね、３人で行きましょ。

美織：うんうん、いこいこー！

司：それが良いと思います。楽しんでください。

３人：りょーかいー。

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「おっすー。どうしたんだ？蓮。」

「ういっす。今日、司に告白された、改めて。」

「は？！マジでか！！それでどうしたんだ？」

「断った？よ。って言うか自分の事をそういう目で見て無いのは分かってるから今は私の気持ちだけ覚えておいてくださいって言われた。」

「あぁ、成程・・・。天羽さんらしいっちゃらしいな。」

「何て言うか、勝てんなーっと思ったわ。」

「確かに勝てそうに無いな。天羽さんいい女ジャンｗ」

「うっせー。今まで認識しないようにしてた事を今日ではっきりと認識したよ・・・。彩音の言う通りちゃんと見てあげないとって思った・・・。」

「彩音さんの言う通り？」

「あー・・夢でな・・・。彩音に怒られたんだよ、司の事もちゃんとみてやれってさ。」

「へぇ～・・・・。」

「何だよ？おかしなこと言ってるってのは自分でも分かってるよ。でも、偶にあるんだこう言う事・・・。まるで普通に会って話してるみたいな時間を過ごす夢。」

「そんな事がね～。あーあれか？去年たまーに雰囲気おかしかったり朝から機嫌悪そうだったりした時ってそれの時か？」

「あぁ・・うん、そう。」

「成る程ね、納得した。そんじゃ今日のもそんな感じだったのを天羽さんに会って話してーみたいな感じか？」

「その流れで告白されたんだよ。んで、序だから協力してくれたお礼って事で付き合って映画見たり飯食いに行ったりしたって感じだ。」

「まぁでもそれなら良い気分転換になったんじゃないか？」

「そだな、司のお陰で色々とスッキリしたのはあるかもなー確かに。」

そっかそっかっと楽しそうに信也は笑っていた。

そこからは何時もの男子高校生の馬鹿話をしながら遅くまで話したり途中でVCに切り替えて一緒にゲームしたりなどして過ごしてどちらからともなく寝落ちしてその日は終了した。

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