第7話 自己紹介と約束
「さて、何故か大所帯になったけど、先ずは自己紹介からかな?」
俺と雫と信也だけのはずが、有希那さんと友達の美織さん、後輩の司と倍の人数に増えてしまった。
「まずは俺からかな?2年の神代蓮夜。・・・・うん、何言えばいいかわかんねーから次の人どうぞ。」
「あんたねぇ・・・私は蓮と同じクラスの2年、神薙雫よ、よろしく。」
「俺とかわr「蓮?」なんでもございません。」
「神薙さんって、戦乙女の?」
っと美織さんが聞いて来た。
「その呼び方止めて、二つ名とか頭おかしい連中が勝手に言ってるだけだし、何より蓮の方が強いわよ。」
「ごめんねっ。そーなんだ?1年の時から先輩すらも勝てない位強い人って聞いてるよー、空手で学園最強とか聞くしさ。神薙さんでいい?」
「雫でいいわよ、確かにそうだったけどそれは家が道場だしね、昔からやってるからってだけよ。それに幾ら強いって言っても蓮には勝てないしね。」
「神代くんも空手してるの?」
「いんや、格闘技とかやってないよ、えっと・・・・「あっ!ごめんね!」」
「私は2年の小野坂美織!有希那とはクラスメイトで友達ですっ、今話題の神代君と知り合えて光栄ですっ!」
「そういうのやめれ・・・・。見た目整えただけで騒ぎすぎなんだよ周りが、どうせ直ぐに過ぎ去るさ。」
「あり得ないでしょ・・・・っとりあえず私は陵有希那です、美織とはクラスメイトで友達です。」
「んじゃ次はおれかな、皆と同じく2年の間島信也で、雫と蓮夜とはクラスメイトで友達だよ、よろしくね、小野坂さんと天女様の陵さん。」
「むっそのいいk「信、そういうの辞めろ、だから彼女出来ないんd「うるせーよっっ!」・・・・ぶふぅ・・・あはははっ」
「もぅ・・・・面白すぎです。でも天女じゃなく普通に呼んでくださいねっ。」
可愛い笑顔に俺も信也も回りも見惚れてしまった。
「あぁ・・・うん、冗談だったけどごめんね、それとよろしくね。」
「先輩・・・鼻の下のびt「のびてねーよ!」はぁ・・・最後は私ですね、1年の天羽司です、蓮夜先輩とは同じ中学出身です、よろしくお願いしますね、先輩方。」
一通りの自己紹介が終わってそれぞれで色々な事を話しながら過ごした。
「そうだ!神代君!連絡先の交換!約束でしょ?」
「あぁ、昨日のアレね・・・・覚えてたのね。んじゃこれねーいれたらチャットいれてくれ。」
「忘れるわけないよっ。ありがとね♪よろしくね~っと送信っ!」
「あ、私も交換してもらっても良い?神代君って言うか皆とも!」
「俺は良いけど小野坂さんは良いの?」
「勿論だよっ。折角知り合えたしね、皆とも交換してグループ作ろう!」
「それなら俺が作っておくよ、司のも込みで俺は知ってるから先ずは小野坂さんも交換よろしくね。」
全員が交換し合ってる間に、俺、信也、雫、有希那、美織、司のグループを作っておいた。
「蓮もお疲れ様、皆も改めてよろしくな。」
「おう。」「「「「よろしくね。」」」」
信也の一言で俺も他の女性陣も一斉に反応した。
「先輩方、折角なので放課後遊びに行きませんか?私、まだ街に不慣れなので教えて欲しいです。」
「私はいいよ。」「いいよんー。」っと有希那と美織。
「「あーごめんな、俺らはパスだ。」」「ごめん、私も今日は無理かな。」っと俺と信也と雫。
「ぇー、蓮夜先輩ひどいー、可愛い後輩が誘ってるのにー。」
「可愛いのは否定しないが「えっ?!」自分で言って何故驚く?とりあえず探し物あるんだよ、信と雫も手伝ってくれる約束でな。それで今日はちょっと無理なんだよ。」
「探し物ですか?それならそれを探すのを序に来てくださいよー。」
顔を赤くした、司が食い下がってきた。
「いや、探し物って言ってもそんな広範囲じゃないんだよ、落とし物っていったh「あああああああ!!」陵さんどしたの?」
行き成り大声を出した陵に驚きながら問いかけた。
「これ!神代君の探し物ってこれじゃない?!昨日拾ったの!」
陵の手のひらには俺が落としたネックレスが乗っていた。
「ぁ・・・・うん、それ。それを探してたんだ、やっぱり昨日、落としてたんだな。」
震える手で陵の手のひらからネックレスを受け取って笑顔で「ありがとな、ほんとに。」っと伝えた。
「ふぇ・・・あっうん、どういたしまして・・・・。」
顔を真っ赤にして下を向きながら陵さんは、返答してきた。
「ふーん。」「へーー。」「ニヨニヨ。」
雫、司、小野坂がそれぞれ良く分からない反応をしはじめた。
「ん?三人ともその反応はなんだ?っていうか、陵さんは顔が真っ赤になってるけど大丈夫?」
「こいつ、本気で言ってるんだよな・・・・ナグリタイ。」
「信までなんだそれ・・・・。分けわからんぞ。」
全員にジト目で見られた。(陵も込みで)
「と・こ・ろ・で!それペアリングだよね?一つは神代くんのイニシャルなのは分かるけどもう一つは違うイニシャルだし誰なのかなー?」
「あー・・っと、「小野坂先輩、流石に失礼ですよ。」司?」
少し剣呑な雰囲気を出して睨みながら司は小野坂に注意した。
「えっと、ごめん。聞いちゃだめだったっぽいね、ほんとにごめん。」
「誰にでも言いずらい事はありますし、親しみやすいのは良いと思いますけど、いきなりきくのh「司、ありがとな。嬉しいけど、自分から憎まれ役になるのは止めろ。」先輩・・・・。」
「ちょっと、訳ありでさ。気楽に話せる事でもないし、話せるようになったり話さなきゃだめだなって判断したら話すから、詳しくは許してくれ。小野坂さんも陵さんも、雫もな。」
司の頭を撫でながら落ち着かせて、説明?した。
「うん、ごめんね。ちょっと気楽に踏み込みすぎた。」
「いや、大丈夫だよ、そうやってちゃんと自分の間違いを認めて謝れるのは小野坂さんの魅力だと思ったから、大丈夫。」
「ぅぅ・・・ありがと、それと、ごめんね。」
「良いから良いから、気にしないでくれ。それよりも陵さんのおかげで放課後は空いたし俺等も付き合うから皆で遊びにいこうや。信も雫もいいよな?」
「「勝手に決めるなし、別に良いけどさ。天羽さんを引っ張りまわしてやる!」」
強引に空気を換えたのを雫も信も分かってくれてわざとらしくタイミング合わせて答えて来た。
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