俺にとっての太陽‐2
数分間の号哭の後、オリヴィアは泣き止んだ。最初は感情に任せるように大声をあげていた彼女だったが、ふと我に帰ったようだ。この状況で大きな声を出すのは危険だと判断したのだろう。もう数分も泣いてしまったのだから誤差のようなものだと思うが、その判断がオリヴィアが平静に戻ったことを表していた。
「ありがとうデイビッド」
アーチーも、みっともないところ見せちゃってごめんね。赤く腫れた目で、柔らかい笑みを浮かべる。頬に残った涙の跡が痛々しくて、悲しみなんて少しも晴れていないのは一目でわかる。けれども、何とか前を向いて歩こうと決心したことがその表情から伝わった。そしてそれを引き出したのは間違いなく、デイビッドだった。
憧れは結局、自分とその相手の間に距離を作ってしまう。手を伸ばそうと虚空をもがいているだけの俺の腕が、太陽に届くことは決してなかった。気恥ずかしそうな態度で抱き合っていた二人が離れる。逃げ出したくなる気持ちを何とか発散しようとして、俺はPhoneを取り出した。
セクエントスクールに通う学生には、入学前に学生用のPhoneが支給される。高級品ではあるが、セクエントとして学ぶための必需品であるため国から予算が下りていた。おかげでセクエントやその見習の学生は、免許さえとってしまえば高い金を払ってPhoneを購入する必要はない。
一般に普及しているPhoneとセクエントのような軍隊が所持しているPhoneには一つ違いがある。セクエントの端末は、セクエント同士で連絡を取り合うことが可能になっている。基本的に下の階級の人間や、俺のような見習に関しては命令や指示の受信しかすることはない。だが今の状況では軍部の上層部から直接指示をもらえるのは助かることだ。
俺が寝こけていた間に、連絡が入っていた。広域避難所として俺たちがこれから向かおうとしているインペリアルカレッジが指定されたらしい。やはり要塞として機能させるならあそこが最適だったようだ。
もちろんインペリアルカレッジ自体は普通の大学だ。だが、あそこの学長はロンドンで最も強固な防御能力を持っている。ガウェインやカイウスに比肩する、円卓の騎士由来の守護神が一人、ガラハッド。その逸話に出てくる白い盾を由来とする、強力な
一先ず次の目的地に関しては定まった。だが、今の俺たちの目の前には選択しなければならないものが一つあった。それは、いつ行動を開始するかというものだ。
「ちょっと聞いてもらっていいか」
さっきまでの鬱屈した思いを、簡単に忘れてしまうあたり俺という人間はかなり単純な男だ。有事の最中、色恋沙汰なんかで悩む余裕は俺たちにない。そういう苦悩は当たり前だが、明日を生き延びて初めて意味がある。深刻な現実を見つめ直すと同時に、俺の気分は勝手に引き締められていた。
「現状俺たちの目的地はインペリアルカレッジだ」
「そうね、確か私たちの学長はガラハッドを従えているから」
「そうか、お前ら来月からはそこに通うんだもんな」
オリヴィアが求めている研究に関しては、オックスフォードを差し置いてインペリアルカレッジがイギリスで最も盛んだ。だからオリヴィアは地元の大学ということもあってそこへの入学を決めた。デイビッドはオリヴィアと同じ大学ということや、本人の学力が丁度届く範囲がそこだったのが理由で同じ進路を選んでいた。
「正直あと少し歩けば着く範囲だ。それで、いつ移動を再開するかっていう話がしたい」
「明るくなってからのつもりだったけど、夜の方がいいの?」
「俺も明るくなってからの方がいいと思ってたけど、これを聞いたら急いだほうがいいかな、って」
本来なら夜間の襲撃に遭うことのない午前に移動する方が得策だ。なぜなら、その時間帯ならばガウェインの力を最も有意義に使うことができる。あいつの能力の真骨頂はあくまで日の出から正午までの間。だから夜間は、元々守護神として持っている肉体活性だけを武器に戦うしかなかった。
その状態で行動するのは愚策。それは俺にも分かっている。だから朝まで待とうとも思ったのだが、モルガーナに関する続報が入った。
「今、多分モルガーナは能力を使えない」
「どうしてそんな事が……?」
「魔力切れ、言ってしまえばガス欠だな。
日本の大学生の女性に、アーサー王伝説に出てくる最も有名な魔法使い、
橋を落とすほどの大立ち回りに、円卓の騎士を二人同時に相手取る長期戦。そんなことをしたものだから、今は魔力が尽きているようだった。空全面を真っ黒に染めるほどの黒魔術を使ったのを最後に観測したのち、モルガーナの反応は途絶えたという。今はおそらく魔力を回復させるインターバルの時間だと推測され、この瞬間であればマイフェアレディに遭遇することなく移動が可能だと言えた。
「それに昼間は俺たちも警戒しやすいけど、暴れてるやつらからしても俺たちを視認しやすい。襲われた時不利なのは俺たちだ。その……言いたくないけど俺一人でお前ら二人を守らなきゃいけないからな」
「そうね。夜間であれば、このテロ行為が大規模な活動であるほど、士気を下げないためにも休息に充てている可能性はあるわ」
「とはいっても夜間に動く連中もいるだろうけどな。だけど、やっぱりそれは少ないと思う。今外を出歩いている人間が少ないから、余計に見張りみたいな連中は少ないんじゃないかな」
だからこの夜の闇を俺たちが利用する。街中がまばらに破壊された痕跡があるせいで、点灯している街灯もかなり少なかった。ロンドンにしてはあり得ないほど、この夜は暗い。それは今潜伏しているコンビニのバックオフィスからも確認できた。
「ただ、夜と朝、どっちを選ぶかは正直賭けだ。朝になってもモルガーナが回復してない可能性はあるし、普通に夜道に見張りが歩いてるかもしれない」
「そうね。確実な情報がない以上、自分たちで決断するしかないわ……」
「正直、どっちも怖いところはあるよね。それなら僕は確定でモルガーナと出くわさない今の方がいいと思うな」
議論の前に、各々自分の頭の中でどちらの方がいいかと悩んでいた。だがその中で、早いうちに議論の形をとるためには自分の意見を固めるべきだとデイビッドは判断した。そのため、一足先に彼は提言したのだった。今、動き出すべきだと。
「でも、アーチーの守護神ってさっき見た通りガウェインなんでしょ。それなら、朝を待ってアーチーが本調子になってからの方がいいんじゃないの」
「けど、それを待つとマイフェアレディがまた動く可能性があるってことだから、懸念事項が増えてしまう。それに明るければ明るいほど、さっき言われていたみたいに僕たち二人が格好の的になってしまう」
「でも、朝の方がアーチー一人だけでも無事で済む可能性が高いってことでしょう。今のロンドンだとアーチーは貴重な戦力よ。たとえ私たちが危険にさらされても、他の人たちを助けられるアーチーが動きやすい時間帯の方がいいと思う」
太陽の加護さえ受けられれば、ガウェインはモルガーナを圧倒できる可能性がある。だからこそオリヴィアは、俺とその守護神を失うことを最も忌避しているようだった。未成年らしからぬドライすぎる思考だ。戦力を失うくらいなら、自分の命の方が優先度が低いと思っている。
俺にとって、オリヴィアは当然、デイビッドも大事な存在だった。それゆえ、俺としてはこの二人が死んで自分一人生き延びるようなのはどうしても嫌だった。現状オリヴィアが日中に行動する派、デイビッドは今から行動するべきという派閥にいるようだった。
あとは俺次第。まだ意見を固めていなかった俺へと、二人の視線が注がれる。デイビッド、オリヴィア、二人の顔を交互に見て、俺は決心する。この二人の危険が少ないであろう選択をすることに。
「今から動こう。たとえ夜間とはいっても、モルガーナがいない好機を逃すのは勿体ない」
現状町で暴れている人間の約半数はセクエントにより鎮圧された。残党も何とか逃げ出したような者が混じっているような具合で、真に警戒するべきはマイフェアレディただ一人。その一人が居ないならば、夜間で能力が制限されているガウェインでも十分対処は可能だと思えた。
出かける支度をしよう。そう結論づいた矢先に、デイビッドが不意にオリヴィアへ声をかけた。
「オリヴィア、ちょっと荷物の確保を頼めるかな? 適当に店内で保存食と飲料、後応急手当て用の包帯なんかを用意しておきたい」
「別にいいけど……デイビッドじゃダメなの?」
「ごめん、さっきのでプリペイドの残高が尽きちゃって。それにアーチーとこれからの避難ルートの話し合いもしたいんだ」
「そっか。分かった、私は少し前にクレジットカード作ったから、それで買い物してくるね」
「ありがとう、お願い」
確かに不慮の事態は起こりえるし、避難所の大学に到着してからも何が起こるかはわからない。非常食などを確保しておくのは重要だと言えた。だが、俺がデイビッドからオリヴィアへのお願いに納得したのとは裏腹に、別の目的がデイビッドにはあった。
躊躇いがちに、おもむろにデイビッドが口を開く。彼は小さな声で、俺の名前を呼んだ。
「アーチー、頼みがあるんだ。オリヴィアには聞かれたくない」
それはオリヴィアからの横やりが入らない状況、俺と一対一で話し合う場が欲しかったというものだった。
「何だよ改まって。ていうかオリヴィアに聞かれたくないって何だよ、他に好きな子でもできたか?」
「そんな男じゃないとは知ってるだろ。これは君のためでもある」
簡単な話だ。そう言うデイビッドの瞳に、恐怖が宿っているのが見えた。自分の中の躊躇のようなものが、瞳を揺らしているような。そしてそれを、硬く握った手で打ち消そうとする強い覚悟が。一体俺に何を頼むって言うのだろうか。
本音を言うと、自分だって怖いのだろう。自分だって痛いのは嫌なのだろう。だが、ジョージのあんな献身を見せつけられて、心に火がともらないような男ではないのだ、デイビッドは。俺より線が細くて、体力もなくて、優男に見えるのだけれど、オリヴィアのことに関しては誰よりも男らしい。
それがこの、デイビッドという男だった。
「多分、アーチー一人で僕らを守るのはすごく難しいことだとは思う。でも、お願いだ。オリヴィアのことだけは守ってほしい」
「何言ってんだよ、当たり前だろ。俺のことはともかくガウェイン様を嘗めるんじゃねぇっての」
「うん、アーチーはそう言ってくれるよね。……だからこそ、ちゃんと伝えなきゃいけないんだ」
これはもしもの話だと彼は言う。そんな事にならないのが一番だけれども、今のロンドンは何が起こるかわからない。昨日まで平凡な生活だったのに、たった一日でオリヴィアの家族は二人も奪われた。
ジョージの訃報に関して、セクエントは知らされているのではないかとデイビッドが尋ねた。それは悲しいことに、否定のできない事実だった。殉職者の名前の一覧を確認したところ、ジョージ・ウィリアムズの名前があった。戦死者の名簿は冷淡に、彼の命が燃え尽きたことを知らせていた。
「僕らもいつそうなるか分からない。だから一つだけ、約束してほしいことがある」
「何だよ、早く要件ばしっと言えよ。そういうの得意だろ、お前たち」
「うん……あのね、もし、僕かオリヴィアか、どちらかしか助けられないってなった時には、迷わずオリヴィアを助けてくれ。僕のことを見殺しにして構わない」
「……は?」
それはあまりに後ろ向きすぎる仮定の話だった。誰かが死んでしまうことは仕方のないこと、それを割り切っている。そしてそんな状況になりかねない現状だからこそ、デイビッドの頼み事は不謹慎という言葉ですら言い表せないものだった。
「冗談言うなって、そんなことしたら俺がオリヴィアにどやされる」
「彼女はそこまで君のことを追い詰めることはしないよ。どちらか一人しか助けられなかった、助けたのがオリヴィアだったからもう一人は仕方なかった。それはちゃんと理解してくれる」
「いや、でも……起きてもないうちからそんな事言うなよ」
「起きる前に言っておかなきゃ動けないだろ。君は二人のうちどちらを助けるかで迷うタイプだ」
「そりゃ、そうだけど……」
「何でそんなに歯切れが悪いのさ。さっき言っただろ、これは君のためでもある」
デイビッドに似合わない、そして普段使ってこないような攻撃的な言葉に違和感を覚える。極限状況でイライラしているのとは違う、何か奇妙な雰囲気だ。演技をしている、というと大げさだが、何か嘘をついているような気配がある。
わざと悪人を演じているような不可解さ。そこまで想像が回って初めて推測が形になる。この態度は、挑発的という言葉が望ましい。売り言葉に買い言葉で、俺に何かを決心させようと挑発している。
だから、デイビッドが何を言おうと平静を装おうとこの時は決めていた。そのつもりだったが、次の一言に俺の理性はすぐに消し飛んだ。我慢がならないというのはきっと、こういう激情を指すのだろう。
オリヴィアを遠ざけたのはきっと、俺の心に秘めた感情を勝手に暴露しないようにという意味も強かったのだろう。デイビッドはずっと気が付いていた、鈍いオリヴィアとは違って。隠そうとしてきた事実を、俺に突きつける。
「想い人のオリヴィアが生きてて、僕は死ぬ。そうなったらちゃんと、アーチーにとっても都合がいいじゃないか」
目の前が真っ赤になった。俺の中からあふれ出た怒りが目の前を埋め尽くしたような感じだった。怒りに任せ、衝動で体が動く。もはや怒号を飛ばすことも考えていなかった。ただ、黙ってデイビッドの胸倉をつかみ、気づいた時には全力でその横っ面をぶん殴っていた。
唇の端が切れ、垂れた血がデイビッドの顎を濡らす。激高した俺の眼光に射抜かれても、デイビッドは視線を逸らそうとしなかった。ただ、僅かばかりの後悔が瞳の端から読み取れた。何への後悔かは知らないが、今の俺にはそんなものどうだって良かった。
「馬鹿にしてんのかよ……お前は……!」
「……ごめん。少し選ぶ言葉を間違えた」
「少しどころじゃねえよ。それにお前は何一つ正しいことなんて分かっちゃねえよ……」
こいつが泣くまでその顔を殴りつけてやろうかと思った。だが、やめた。体は弱いくせに意志だけは固い男だ。たとえ俺が本気で殴っても、ジョージが殴っても、オリヴィアが罵声を浴びせても、決意を固めたこいつが涙を流すことはない。
こいつが今後悔しているのは俺を怒らせたことではないとようやく思い至る。不必要に俺を傷つけたと、後悔しているんだ。
だったら初めからそんな事口にするなよと、恨み言を百ぐらい投げつけてやりたい気分だ。だが、意図だけは分かった。初めから犠牲になる役目を引き受けようとした。だからいざという時にオリヴィアを選ばせるように、俺に嫌われようとした。
だからその最低な意図にだけは付き合いたくなかった。負けたくなかった。こいつの浅はかな企みをぶち壊すことを俺は決心する。オリヴィアもデイビッドも確実に死なせない。そんで全部終わった時、こいつに泣いて謝らせる。
「お前がオリヴィアを大事にしてるのも分かるよ。お前と同じ意味で、俺だってあいつを大事だと思ってるよ……。でもさ、そんなに変なことか、助ける人間天秤にかけて迷うのは。好きな女と男友達比べて優劣がつけられないのはそんなに馬鹿にされるようなことか?」
「それは……」
「お前にとって俺はオリヴィアのおまけで、友人扱いしてたのは俺だけだったのかよ、デイビッド」
「違う、そんなことは……」
「じゃあ、何でお前は、お前が死んだら俺が喜ぶみたいな言いぐさできるんだよ」
掴んだデイビッドのシャツ、そこに走るしわがより深くなる。唇を噛み締めるようにしてきつく結ばれた口からは、もうこれ以上言葉は出てきそうになかった。
こいつの中では自分の無事以上に、オリヴィアの無事が大切なのだろう。俺が無理やり二人を助けようとして大怪我を負い、結局オリヴィアを守る騎士が居なくなるのを防ぐために、自分の命を投げ捨てようとしている。そのためには自分が嫌われることも厭わない。そう、思っている。
結局こうやって俺がデイビッドに怒りをぶつけているのは、俺がこいつのことを嫌いになりきれないからだ。掴んでいたシャツを突き飛ばすように離して、俺はデイビッドに背を向けた。
切れた唇から垂れる血をデイビッドが拭う。間が悪いことに、その瞬間にオリヴィアが帰ってきた。デイビッドに言いつけられたとおりの物資を詰め込んだ鞄がどさりと落ちる、重たい音がした。
「ちょっと、二人とも何してるの!」
当然見た限りでは負傷しているのはデイビッドだけだ。殴った後が赤く腫れあがったデイビッドに駆け寄ったオリヴィアが心配そうに覗き込む。
「ここで何してたの、答えて」
「何でもないよ、オリヴィア」
「デイビッド、殴られた跡を残してそんな安いごまかしはきかないに決まってるでしょ。アーチー、どうして殴ったの?」
「そいつに聞けよ。……デイビッド、俺は謝らねえからな」
「うん、それでいいよ」
「だから……二人きりで分かったような顔しないでよ! 今どんな状況か分かってるの? 喧嘩してる場合なの!?」
「いいんだオリヴィア……。本当に今ばかりは、殴られた僕の方が悪いんだ」
「そんな……」
「いいから」
強く、諭すような口調のデイビッドに、とうとうオリヴィアも問いただせなくなってしまった。とげのある空気に包まれて、誰も、何も言えなくなる。
「行くぞ」
精一杯振り絞った俺の声と背中に、無言のまま二人が追随する。体力は戻ったはずなのに、このコンビニに立ち寄ったその瞬間よりも、俺たちの歩みはずっと重たかった。
だが、現実というのは無情なものだ。俺たちがぎくしゃくしていても、悪意はそっと忍び寄ってくる。殺意は息をひそめて、俺たちの首に刃を突き付けている。死神は誰の首に対しても等しく鎌首をもたげていた。
周囲を警戒し、俺が先陣を切って歩く。息を殺し、路地の隙間を縫うようにして目的地であるインペリアルカレッジを目指していた。
こうしている間にも、死の足音が迫っていることに俺たちは気が付いていなかった。何もイギリスに伝わる伝説、逸話は華々しい騎士の物語だけではない。
それは逸話というよりも実話だった。当時の霧の街を震撼させた最悪の殺人鬼。結局捕まることなく天寿を全うしたであろう、命を刈り取る者。
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