第4話 相方&ステータス

「じゃあ、OKってことでいいよね!じゃあ、カモン!」

そんな言葉とともに、目の前に美少女が現れた。綺麗な金色のセミロングの髪に、尖った耳、真っ白な肌、そんな整った姿に驚くも、やはりあいつの面影がちゃんとある。

「よーひな。やっぱりおまえだったな。って、話せるようになったな。ま、二人いるのに話せないってのは流石にないか。」

そう、相手は俺の幼馴染であるヒナである。

「あ、スイ!よかった〜一緒にやりたかったけど、断られたらどうしようかとおもったよ!」

「まあ、メリットが相当デカかったしな。ていうか、お前、思考誘導に気づけたんだな。」

「うん!まあ、私はほんとにたまたまだと思うんだけどね〜でも、そのおかげでスイと一緒なんだから、ほんとにラッキーだったよ!そーいえば、スイは鬼人にしたんだね。予想通りだ!」

「そーゆーお前はエルフか。それこそイメージ通りだよ。」 


「とりあえず、早い者勝ちらしいし、とりあえず決めるもん決めちまおうぜ。俺的には、洞窟型で、このあたりがいいと思うんだけど、ヒナはどこか考えてたところはあるか?」

「ん〜特に考えてなかったな〜あ、でも洞窟型は賛成だよ!他は目立ちすぎるもんね!場所は、スイが考えたんならそこでいいよ!」

「OK、じゃあ、決定だ!」

「じゃ、送るよーあ、向こうでもステータスは見ようとしたら見れるし、任意で他者にも見せれるよ!」

            ◇    ◇    ◇


ん、ここは、ダンジョンの中っぽいな。それにしても、ギリギリ生活できそうな部屋だな。

「ふーまだやらないといけないこともあるけど、とりあえずは時間もあるし、お互いのステータス見ながら話そうぜ。」

「わかった〜」

「「ステータスオープン」」


            ◇    ◇    ◇


名前 スイ   種族 鬼人(魔力補正有り)

職業 ??   Lv1 SP 0

スキル【刀術Ⅰ】『刀の扱いが上手くなる。』

【身体強化Ⅰ】『身体能力が上昇する。』

【雷魔法Ⅰ】『雷魔法が使えるようになる』

【指揮Ⅰ 】『味方のステータスに微補正』

【気配察知Ⅰ】『近くの敵の位置がわかる』

【精神集中Ⅰ】『ゾーンに入る』

【邪神の加護】 『自らの手で直接命を奪った時、得られる経験値微上昇。時々邪神から通信があるかも?』



名前 ヒナ   種族 エルフ

職業 ??   Lv1 SP 0

スキル【火魔法Ⅰ】『火魔法が使えるようになる』

【水魔法Ⅰ】『水魔法が使えるようになる』

【風魔法Ⅰ】『風魔法が使えるようになる』

【光魔法Ⅰ】『光魔法が使えるようになる』

【闇魔法Ⅰ】『闇魔法が使えるようになる』

【回復魔法Ⅰ】『回復魔法が使えるようになる』

【邪神の加護】 『自らの手で直接命を奪った時、得られる経験値微上昇。時々邪神から通信があるかも?』


 

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