7

「あ、あの、壬生さん?」


 赤い夕陽が照らす夏のテニスコート。テニスウェア姿の壬生さんはコートに立ち尽くし、下を向いている。


 正直、本当にテニスで勝てるとは思ってもみなかっただけに、この結果は僕にとっても意外だった。


 本当に、なんで勝てたのだろう?というか壬生さんに勝てるって、一体僕の体はどうなってしまったのだろう?


 なんだか急に自分が怖くなってきた。


 壬生さんと付き合うようになっていろいろなことがあった。まさか脳を破壊されすぎてなにか変な覚醒でもしてしまったのだろうか?


 おそろしい。寝取られってこんな人の潜在能力を引き出すような、恐ろしい効果があったのか?


 …え、じゃあ壬生さんが今日、テニスでぼろ負けしたのって、僕にさんざん寝取られを仕掛けたせいってことにならないか?


 いや、止めておこう。これ以上考えるのは危険だ。ただでさえ特技のテニスでぼろ負けして精神がズタボロなのだ。これ以上、煽るような真似をしたら、かえって僕の身が危険だというものだ。ナイスボートとか絶対に嫌だよね。


「う、うう…」


 壬生さんは下を向きながら、なにか言葉にならない声を漏らしている。体はプルプルと震え、なにかを必死に堪えているようだ。


 もしかして泣いてる?どうしよう、女の子を泣かせるつもりはなかったのだが。


「あの、大丈夫?」


「根東くん」


 壬生さんが顔をあげる。その表情は、快楽に染まった笑顔だった。


「なにこれ?すごい屈辱なんだけど?ふふ、ぷぷ、アハッ。最悪で最低。よりにもよってテニスで負けるって、どういうこと?私、本気でプレーしたんだよ?根東くんをぶっ潰すつもりで試合をしたのに、それなのに、私がやり返されるって、おかしくないかしら?」


 ——こんなのおかしすぎる、最低だよ、なのに、すごく興奮する、と壬生さんは体を震わせながら嗤う。


 ああ、これはもしかして、壬生さんのドMの扉を開けてしまったのだろうか?…どうしよう?まあ喜んでもらえてるならそれで良かったかな?


「な、なんかごめんね。僕も最近、ちょっとおかしくなってて」


「本当だよ。なんでそんなに上手いの?実は隠れてこっそり練習してたの?」


「いや、そんなことはないんだけど…」


「なら私は練習すらしてない素人に負けたってこと?そんなことあり得るかしら?」


「いや、来沙羅、お前も似たようなもんだろ」


 と冷静に突っ込むのは瑞樹だった。


「どういうこと?」


「いや、だってお前も高校までテニスなんてしてなかっただろ?それなのにあっという間に上手くなってみんなより強くなったじゃねえか。それと同じだろ」


「…そう、瑞樹たちはこんな気分を味わってたのね。…ふふ、ゾクゾクしちゃう」


「ええ、お前、そういう趣味あったの?まあいいけどさ。それより、良いんだな?」


 そう言うと瑞樹は僕の方に近寄り、僕の腕に自分の腕を絡めてくる。


 なんだか頬が赤く、視線がキョロキョロと動いて忙しない。


「俺、司とエッチするぞ?良いよな?」


「試合に負けて、彼氏まで寝取られる、本当に今日は最低で最悪な日ね。でも良いよ、約束だし。なにより、ふふ、屈辱すぎてちょっと快感かも」


 瑞樹が念を押すように壬生さんに確認をする。壬生さんは相変わらず体をプルプルと震わせつつも、狂気じみた笑顔でそれを受け入れる。


「よし!決まりだな!へへ、なあ司。へへ、どうしよう?俺、なんかおかしいよ」


 夕陽のせいか、瑞樹の顔は真っ赤に染まっており、その表情はなんだかとても嬉しそうだった。


 まさかこんな形で瑞樹とエッチをすることになるとは。壬生さんも心配だが、今は瑞樹のことに集中しよう。


「えっと、じゃあ、これからどうする?」


「え、ああ、そっか。どこでしようか?」


「あら、それなら私の家に来ない?実は親が仕事でいなくて寂しいの」


 と提案をするのは杏だった。


「へえ、それはちょうど良いね!よし、瑞樹、杏の家でエッチしようか!」


「…いや、おかしいだろ!なんで杏の家でやるんだよ!こういうのって普通、ラブホとかじゃねえのかよ!」


「え?でも私の家なら、泊まりでエッチできるよ?」


「え、そうなの?それなら…いやいやダメだろ!だってお前の家ってことは、杏もいるってことだろ!」


「ええ、そうよ」


「だからダメなんだよ!」


 泊まりでエッチできると言われて一瞬、納得しそうになる瑞樹。しかし冷静に考えたら杏にエッチを見られるかもしれないだけに、やっぱり拒否した。


「いいじゃない、杏の家でエッチしなさいよ」


 と杏を援護射撃するのは、意外にも壬生さんだった。


「ええー、なんで?」


「だってそれなら私も瑞樹と根東くんのエッチが見れるじゃない」


「え、見る気なの?」


「それはそうよ。だって私、勝負で負けたんだよ?せっかく負けたんだから、最後まで見せて欲しい。でないと根東くんとのエッチ、認めてあげないよ」


「ええ、本気かよ?」


「うん、本気」


 まるで当たり前のことのように彼氏と別の女のエッチを見せろと要求する壬生さん。もしかしたら本当に彼女のドMの才能を開花させてしまったのかもしれない。


「で、でもよ、あの、つ、司はどうなんだよ?エッチを見られるなんて嫌だよな!」


 そんなすがるような目で見ないで欲しい。好きになっちゃうじゃないか。


 さて、どうする?僕としては、正直、どちらでも良い。ただ壬生さんのことを考えるなら、エッチを見せた方がいいかもしれない。なんだか壬生さんはそれを望んでいるような気がしたからだ。


「いいじゃないか、瑞樹。見せよう!」


「ええ、お前、それ本気で言ってんのか?」


「ああ、その代わりといったらなんだけど、今日は瑞樹のこと、いっぱい愛してみせるよ」


「な!…あの、その、約束だぞ」


 普段は男っぽい言動が目立つポニーテールの美少女の瑞樹。そんな彼女が乙女みたいな表情で上目遣いで僕を見つめてくる。そんな可愛い仕草をされたら、今すぐにでもエッチしたくなるじゃないか。


「じゃあ決まりだね!歓迎するよ!」


 こうして僕らは杏の家でエッチをすることが決定した。そうなるとすぐに帰り支度を済ませ、一緒に正門を出て僕らは杏の家に向かう。


 途中、お腹が空いたのでファーストフードのお店で食事をし、今夜は友達の家に泊まると親に連絡をして外泊の許可を取り、そして杏の家へ招かれた。


 普段であればこんな簡単に外泊許可など下りないだろう。しかし、今の僕には学年三位という実績がある。真面目に勉強していただけに、最近の親の僕に対する評価はとても高いのだ。


 杏の家は街中にある高層マンションで、なかなか家賃が高そうな高級感のある自宅だった。


 もしかして杏ってかなり良いところのお嬢様なのだろうか?まあ、親が長期の出張に行くぐらいだからな、それなりの収入のある世帯なのだろう。


 エレベーターに乗って目的の階層にまで上がると、杏に誘導される形で自宅へ案内される。


「いらっしゃい。好きに寛いで良いよ」


 と笑顔で室内を案内されるのだが、こんな高級感のある部屋ではなかなか寛ぎにくい。


 よく磨かれているフローリングの上を歩き、リビングに通されると、なんとまあ立派な内装だこと。大きなテレビに座り心地が良さそうなソファ。なんだか高そうなテーブル。こういうのをセレブって言うんじゃないの?


「はあ、すごい部屋だね。うわ、絶景だねえ」


「ふふ、ありがとうご主人様」


 リビングの窓から外を眺めれば、街の景色を一望できる。杏はこんな凄いところに住んでるんだあ。


「気に入ってくれた?」


「え、うん。杏は凄いねえ」


「ふふ、ご主人様ならいつでも来てくれて良いんだよ」


「いいの?そんなこと言われたら…」


「おい、なにイチャついてんだよ」


 不機嫌な声で突っ込まれる。


「今日は俺と仲良くしろよな」


 頬を膨らませて不満を垂れる瑞樹。そんな彼女に「ごめんごめん」と謝り、ついでにキスをした。


「ん…もう、こんなんで誤魔化されないぞ」


 いや、どう見ても誤魔化せてるよね?なんだかもっとして欲しそうな顔をしていたので、さらにキスをしようとする。


「根東くん、まだシャワーも浴びてないのにもう始めるの?」


 壬生さんから冷たい声がする。そうだった、今日はみんなの前でエッチをするんだった。


「ご、ごめん。杏、えーっと、シャワー借りても良いかな?」


「ええ、いいわよ。お風呂場は…」


 杏に言われた場所に向かうと、確かにお風呂場があったのだが、なんて豪勢なお風呂場なのだろう?セレブっていつもこんな良いお風呂に入ってるの?やっぱお金持ちは最高だね。


 よし、待たせるのも悪いし、シャワーを浴びるか。


 トン。


 服を脱ぎ、これからシャワーを浴びようという時、後ろからなにか当たったような衝撃が走った。


 え、うそ、まさかナイスボート?


 一瞬、刺されたかなって思ったが、そんなことなかった。


 後ろを振り返ると、瑞樹がいた。彼女は僕の背後から抱きついている。


「な、なあ、一緒にシャワー浴びていいか?」


 なんだかすごい甘えてくるな。


「うん、いいよ。一緒に浴びよう」


「!へへ、おう!」


 そうして僕らはお互いに裸になり、お風呂場でシャワーを浴びる。スポーツで鍛えているのであろう、瑞樹のスレンダーでしなやかな体はとても綺麗で、シャワーの水を浴びることでより艶やかに見えた。


 まったく、なんて体をしているのだろう。


「おい、なんだよ、じろじろ見るなよ」


「無理、瑞樹が可愛くて…」


「なんだよそれ…あ💓」


 シャワーを浴びている瑞樹を正面から抱きしめ、僕らは一緒にシャワーから溢れる水を浴びる。僕はそのまま彼女の唇を奪ってキスをする。瑞樹はそんな僕を受け入れてくれたのか、自分からもキスをして僕の唇を求めてくる。


「へへ、お前、すごい興奮してるな」


「だって瑞樹が…あ、そこはダメ」


「へへ、お前のここ、本当にすごいな」


 ちょ、瑞樹さん、それはマズイって。今はまずいから!


 そんな感じでお互いにじゃれあいつつ、僕らはシャワーを浴びて部屋に戻る。一応、バスタオルを巻いているが、ほとんど裸も同然だった。


 リビングに戻ると、杏と壬生さんがいた。


「ずいぶん長かったわね」


「まあまあ落ち着いて来沙羅。興奮しすぎよ」


「興奮なんてしてないわよ!」


 え、壬生さん、興奮してたの?そういえば今の壬生さんはなんだか落ち着きがなく、足をもじもじとさせていた。


「じゃあ私の部屋に行こうか」


 杏に誘導される形で彼女の部屋に行く。そういえば女の子の部屋に入るのってこれが人生初ではないのか?


 うわ、そう思うとなんだか緊張するな。


 しかもその女の子の部屋で、その女の子以外の女を抱くというのだから妙な話である。


 杏の部屋は綺麗でよく整頓されており、おしゃれな雰囲気があった。


「さあ、お好きにどうぞ」


 と言われるのだが、いいのかな?だってこのベッドって、杏のベッドだよね?


「えーと、本当にいいの?もしかしたら汚しちゃうかもしれないよ?」


「うん、いいよ。だってよく汚すもの」


 ああ、妙にこの部屋、綺麗だなあと思ったら、そういうことをする前提で綺麗にしていたのか。


「さあ根東くん。私に見せて」


 壬生さんは魔女のような顔で僕にやれと命令してくる。ああ、これはもう断れないな。


「う、うん。わかった。じゃあ瑞樹」


「お、おう。こんな状況でやるなんて初めてから、緊張するな」


 きっとすごく緊張しているのだろう。瑞樹は体に巻いているバスローブをぎゅっと握りしめ、視線を忙しなく動かしている。


 僕はそんな彼女のアゴを掴むと、持ち上げ、そして唇を奪う。


「あ…司、するんだな?」


「うん、するよ」


「…うん、きて💓」


 僕は瑞樹の体をベッドに押し倒す。彼女の唇を奪いつつ、バスローブを脱ぎ捨て、彼女を生まれたままの姿にしていく。


「ん、お前、なんでそんなにキスが上手いんだよ?」


「練習したらかね。瑞樹、好きだよ」


「うん、俺も好き…あ💓」


 そして僕は瑞樹を抱いた。杏と壬生さんという観衆の視線を受けつつも、瑞樹がいっぱい気持ち良くなれるように頑張った。


 一時間後。


 僕は瑞樹が気持ち良くなれるように、細心の注意を払いつつ、優しく、丁寧に、時間をかけてじっくりと彼女を気持ち良くしてあげた。ゆっくりと時間をかけて瑞樹を気持ち良くさせる。そうするとだんだんと瑞樹の体の反応が良くなり、最後の方には動物みたいに激しく乱れ、僕のことを求めてきてくれた。


「はあ、はあ、はあ、もうなんだよこれ、凄すぎる、司、お前、気持ち良すぎるぞ…もう大好き💓」


「僕も好きだよ」


 そう言って全身汗だくになってトロトロになっている瑞樹にキスをする。すると、よっぽど疲労が溜まっていたのか、そのまま瞳を閉じて瑞樹は眠り始めた。


 ついにやってしまった。杏だけでなく、瑞樹とも僕はエッチをしてしまった。


 世間的に見れば、彼女以外の女とやるわけだから、なかなか最低な行為だ。正直、なぜこんなことになったのだろうという疑問は尽きない。


 しかし、後悔はしない。だってそれは瑞樹にすごく失礼なことだから。やったからには全力で彼女のことも愛してあげたい。そんな気分だった。


「ずいぶんお楽しみだったね、根東くん」


 底冷えのするような声が背後からかかる。瑞樹を抱いたことで温まった体が一瞬で凍りついたかのような気分だ。


 気づけば日は沈み、部屋の中は真っ暗だ。そんな暗闇の中で、黒髪の美少女は僕の方をじっと見つめている。


 やばい、怖い。大丈夫だよね?僕、ナイスボートとかされないよね!


「あ、あの壬生さん…」


「根東くん」


「ひぃ!」


 思わず変な悲鳴が出てしまった。だって壬生さん、なんだか様子が変なんだもん。


 壬生さんはベッドの上に乗り、僕にしなだれかかってくる。僕はそんな彼女の体を受け止める。


 壬生さんの顔がこつんと僕の胸にあたり、彼女は僕の胸に顔を埋めてくる。


「み、壬生さん?」


「エッチって、そんなに気持ち良いの?」


「え?」


 それはどういう意味だろう?彼女が顔を上げると、そこにはうるうると目を潤わせ、なんだか切なそうな表情をする壬生さんがいた。


「私、なんだかおかしいよ。エッチなんて全然興味なかったのに、体がすごく疼くの。なんだか欲しくて、欲しくて、たまらない」


 えっと、壬生さんはもしかして発情してるの?


 ごくり、と唾を飲み込んだ。ダメだ、待て。今はまだ速い。確かに夏休み中にエッチの機会をくれるとは言ったが、今とは言ってない。雰囲気に呑まれてやってはダメだ。


「また負けたよ」


「え?」


 壬生さんの声はやけに暗い。


「負けて、負けて、負け続けた。もううんざりだよ。こんな嫌な目に遭わされて、なんで私、我慢しないといけないのだろう?すごく馬鹿みたいだよね」


 え、いや、どうだろう?うーん、ちょっとわかんないっすね。


「これ以上負けたら私、本当におかしくなっちゃいそう。だから次が最後にするね。根東くん」


「うん、なにかな?」


「八月に模試があるでしょ。それで私より点数が高かったら、私と無条件でエッチしよ。でも負けたら、私、他の男の人とエッチしてくるね」


 え?


 ちょっと待ってよ。本気っすか?だって君、学園でトップクラスで優秀な人でしょ?そんな人にテストで勝てるわけないよ!


「あ、あの、壬生さん、それはちょっと勘弁…」


「ダメ。さんざん他の女とセックスしておいて、いまさら許してあげると思ってるの?根東くんはね、一線を超えたの。後戻りなんてできないし、そんなこと絶対に許さない。やりなさい、根東くん。それ以外の選択肢なんてないよ」


 ええ、だって壬生さんがやれって言ったからやったのに、そんなのないよ!


 こうなったらもうやけだ。残りの夏休みは全部勉強に捧げるぞ!なんとしてでも模試で壬生さんに勝たないと!


「ご主人様」


 と杏に声をかけられる。おや、なんだろう?


「私とエッチしなかったら、他の男の人にエッチして私を寝取らせる、その約束、忘れてないよね?」


 あ、そうだった。


「え、お前らそんなことしてたの?」


 パチンと瞼が開き、瑞樹が起きる。


「ふーん、じゃあ俺もそうしてもらおうかな?杏と一緒でいいからよ、俺と毎日エッチしろよ。一日でもサボったら他の男のところに行くからな」


 え、ちょっと待って。


「ふふ、大変なことになったね、根東くん」


 壬生さんが、ドSな表情を浮かべて僕を見つめる。ああ、これはサドの壬生さんだ。


「私が自由であるのと同じで、根東くんにも自由はあるよ。勉強するのも、セックスするのも、根東くんの自由。今年の夏休み、自由に、好きなように楽しみなよ」


 ——アハッ、と彼女は嗤った。


 え、マジで?どうしよう?僕は今年の夏休み中に壬生さんに学力で勝たないといけないのに、なのに、なのに、勉強しないといけないのに、瑞樹と杏とエッチしないとこの二人が寝取られるって、そんなのあり?


 瑞樹と杏を抱きつつ、同時に勉強をして壬生さんに勝たないといけない。こんなんハードすぎるだろ!


「根東くん、大好きだよ」


 壬生さんが僕にキスをしてくる。


「私、負けるのってすごく悔しい。でも快感なの。だからね、私、本気で根東くんを潰すつもりでいくから、根東くんも本気で私を潰す気で勉強してきてね」


 ——でないと後悔するよ、と壬生さんは嗤った。

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