・【解説】
この短篇集にしては長いお話でした。約12000文字です。全部読んでくれた方、本当にお疲れさまでした。
この意味怖短篇集は、比較的文字数の少ないお話で構成されています。それは筆者の力不足な面も大いに関係しているのではあるのですが、サクッと読めたほうがいいかと思ってのことでもあります。
ということで、いかがでしたか?
これほど長く書くのは今後はあまりしません。結構疲れます。
◆
人間はいろんな仮面を状況に応じて使い分けています。例えば、職場での自分、家族の前での自分、恋人の前での自分、赤の他人への自分などなど……。様々な一面を持っていますが、そのどれもが自分であり、根っこの部分は変わりません。もしかすると、あの状態は何者かに乗っ取られていたとはいえ、彼の本質だったのかもしれませんね。
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