第6話 初戦闘、そして出会い

「あそこかっ!!」

森が開けてきた!間に合え!……











「ハハハハッ!こんなところに馬車が来るなんてなぁ!」


「おいおい!それにイイ女もいるじゃねぇか!

ククッ、楽しんじゃおっかな〜〜?ヒヒッ」










リーダー10人程の男達に囲まれた馬車がいた、馬車の近くには死体がチラホラとある


「クッ、護衛もやられたか……フィス!あなただけでも逃げなさい!」


「嫌だ!!だってエマと一緒に居たいもん!

逃げるぐらいだったら私も戦う!」


やはり襲われていたかっ!


しかし…


(どこかで見たことある光景だな…)


エマと言う女の姿がまるで、かつての自分と重なって見えたような気がしたのだ。


(ッと、こんなこと考えてる場合じゃねぇ!)


右手を前に構え


『召喚!』


相棒のルガーが陽介の手に現れる


「止まれ!!」


と、いいざまに前にいた男の肩を撃ち抜いた


「ギイイイイィ!お、俺の肩がぁぁ……」

「なんだ!」「新手か!」

と口々に叫ぶ男たちに向かってもう一発!


「グッ」「ゴォっ」

と男2人の足をかすめて近くの木へ被弾する。

と陽介はルガーを前に構えたまま、男達へ問う


「なぜ彼女らの馬車を襲う?」


すると男達たちは少しキョトンとした顔になったがすぐに顔を歪め


「金とメシを奪うに決まってんだろ!」

「そうだ!お前も仲間になれよ!女抱き放題だぜ!!」


すると陽介の顔から表情がストンとなくなり


「くだらん……そんな理由で彼らを襲って、あまつさえ人まで殺したか……お前らに生きる価値はない!!」


そのまま引き金を躊躇なく引く、今度は正確に殲滅するために


   バァン!!バァン!!バァン!!


「あグッ!」「ゲアっ」「ギュボッ」


まずは手負いの3人から殺した、すると


「テメエ…ケガしてるやつから狙いやがって!」


「おい、お前ら殺れ!」


リーダーの男が指示を出し、ロングナイフのようなものを振り回しながら頭に傷を負った人物が

一気に接近してくる。


「危ない!」


先程の少女をこちらに声を上げる、それに気を取られたか男の殺気がほんの少しそれた。

そこを見逃さず、を持ち、相手の懐へ入る!


「隙だらけだクソ野郎!」


そのまま、相手の腹を一文字に斬る!


「!グオッァアアアアァ!俺の腹ガァ!」

さらに振り向きざまに男の顔をルガーの柄で殴る


「グッ!……カ……カカ……」


そのまま意識を失う、さらに油断しきっている男達に相手を撃ち抜く!


ドドドドドドン!!!


立て続け6発撃ち、再度ナイフに変え唯一生き残ったリーダー格の男にルガーを向ける!


「さぁ、あとはお前だけだ」

というと、リーダー格は焦りながら


「な、何が目的だ、お、女か!、女ならいくらでもやるし、か、金も出す!な!いいだろ、な!」


「フン…耳が腐る…さっさと死ね」


銃口を向けるが、


「ハッ!掛かったな!死ねぇぇぇぇ!『ファイア

』!」

と男の手から火の玉が飛び出る!


「なっ!」

慌てて避けるが、リーダー格は火の玉をさらに放つ!

「ヒャハハ!死ねぇ、死ねぇ!!」


(これは予想外だな!…だかな)


「 目線でバレバレだ」


   バァン!


「グァァァァァ!」


男の右腕を吹き飛ばし近づく、さらに銃口を頭に向け


「死ね」

「ま、待って「バァン!」…………」


そして戦いが終わるまで5分少し、まさに圧倒的であった



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

銃紹介


the global reseach and development mb16f

通称、GRAD KNIFE GUN

ナイフからリボルバーに変形可能の銃

実在する

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る