第28話 話し合い
私たちは早速橘家の倉庫を使うことにした。
「で、今日から使うんだけど,,,,,」
鈴が扉の方を見る。
「なんで橘姉妹がいるの?」
「あっ、バレてた?いやぁ、ちょっと気になっちゃって,,,,,」
明莉が扉からヒョコっと出てきて、阿嘉願がそれに続く
「家主だからさ、一様。見る権利はあるんじゃないかなって、思って」
「それ、言い訳じゃない?他に理由があるんじゃないの?」
鈴が明莉ではなく、阿嘉願に問うように聴く。阿嘉願が何か言おうとしていたが、口をつまんだ。
「まぁ、いいじゃん。気になっちゃうのは分かるし、内容を詳しく言えてない私たちも悪いから。」
心夏が全体をまとめ、発した。
橘姉妹もそれを了承したようで、戻っていった。
「さてと、始めますかぁ」
慶一がゆっくりと腰をあげ、立ち上がった。
わたしの正体を知っているのは彼らだけ 櫻井 志 @gomaazarasi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。わたしの正体を知っているのは彼らだけの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます