第27話 交渉

「零夏、話は、今日までだけど、どうする?」

 あっというまに、3日経っしまい、明莉が、帰りの会のあと、私の席に来て、話しかけてきた。

「うん、ちょっと下校しながら、話そうか。」


~下校中~

「ふぅん、じゃあ、零夏に好きな人がいて、その相談を二人にしてたのね。」

「うん。」

「そういうことなら、納得!零夏も一様、女の子だもんね!

困ったときは、私にも相談して!少しは力になるから。」

「うん、ありがとう。これからもよろしく。」

「OK!じゃあ、私こっちだから、またね」

 話の区切りのいいところで、たまたま分かれ道になり、明莉は私に元気に手を振り、走って帰っていった。


~中野宅~

 私は電話を繋いで、鈴達に許可がもらえたことを報告した。

『良かった、許可がもらえなかったら、またお隣さんに怒られちゃうからね。』

『でも、よく騙せたよな。』

「ちょっとだけ、罪悪感あるけどね。」

『これから使えるし、いいじゃん!』

『じゃあ、また明日』

「うん、おやすみ」






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