第27話 交渉
「零夏、話は、今日までだけど、どうする?」
あっというまに、3日経っしまい、明莉が、帰りの会のあと、私の席に来て、話しかけてきた。
「うん、ちょっと下校しながら、話そうか。」
~下校中~
「ふぅん、じゃあ、零夏に好きな人がいて、その相談を二人にしてたのね。」
「うん。」
「そういうことなら、納得!零夏も一様、女の子だもんね!
困ったときは、私にも相談して!少しは力になるから。」
「うん、ありがとう。これからもよろしく。」
「OK!じゃあ、私こっちだから、またね」
話の区切りのいいところで、たまたま分かれ道になり、明莉は私に元気に手を振り、走って帰っていった。
~中野宅~
私は電話を繋いで、鈴達に許可がもらえたことを報告した。
『良かった、許可がもらえなかったら、またお隣さんに怒られちゃうからね。』
『でも、よく騙せたよな。』
「ちょっとだけ、罪悪感あるけどね。」
『これから使えるし、いいじゃん!』
『じゃあ、また明日』
「うん、おやすみ」
わたしの正体を知っているのは彼らだけ 櫻井 志 @gomaazarasi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。わたしの正体を知っているのは彼らだけの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます