第22話 陽キャと陰キャ

「ええ、それでは、最終確認だ。

ガスバーナーは、栓をつけたあと、コックを開け、マッチをすったら、マッチを上方向に向け、ネジを回しながら、火をつける。 

これでいいな。」

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」

「それじゃあ、今日の授業は終了だ。 解散。」

 科学の授業が終わってすぐのことだ。

「零夏ちゃん、今日、私の家に来ない?

心夏ちゃんと一緒に。」

話しかけてきたのは、朝も話しかけてきた、阿嘉願だった。

「え?いいの?行っても。」

「うん、お姉ちゃんには、許可とってあるから。あっ、でも、家、分かんないよね?

放課後、校門に集合でいい?」

「うん、わかった。

心夏と相談して、OKもらったら、報告するね。」

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